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12月19日第418号

 


1.食品加熱時の突沸に注意
    ~国民生活センターからのお知らせ~

<目的>
 飲み物などを加熱した場合、急激に沸騰が起こり、中身が飛び散る「突沸」
という現象が起こることがあります。

 国民生活センターでは2003年9月に「電子レンジを安全に使うためにー
使い方による危険性を探るー」を公表し、電子レンジを使って液体を沸騰させ
ると突沸することがあると消費者へ情報提供を行いました。

 しかし、その後も「突沸」に関する危害・危険情報が継続的に寄せられてい
ます。PIO-NETには、「突沸」に関する危害・危険情報が2009年4
月以降 68件寄せられています。また、医療機関ネットワークには、「突沸」
によりやけどを負った情報が2010年12月以降2件(2014年9月末ま
での伝送分)寄せられています。

 事故事例は、電子レンジの使用時に起きた突沸事故以外にガスこんろにも
見られるほか、2003年頃には見られなかったIHクッキングヒーターにも
見られるようになりました。

 そこで、電子レンジに加え、新たにガスこんろやIHクッキングヒーターで
食品を加熱した場合の突沸について再現テストを行い、消費者へ情報提供しま
す。


<突沸とは>
 温める食品が液体であれば、「突沸」は起きる可能性があります。しかも、
食品を温める調理器具(電子レンジ、ガスこんろ、IHクッキングヒーター等)
によらず「突沸」は起きています。しかし、「突沸」は、常に発生する訳では
なく、食品、食器や鍋、調理器具、加熱時間などの条件の組み合わせが重なっ
た場合にだけ起こる現象です。

 液体を温めると、温度が沸点(水であれば100℃)に達して泡が出始め、
次第にブクブクと激しく出る状態となります。この現象が「沸騰」です。まれ
に、液体が沸点に達してもブクブクと泡が出ない状態になる場合があります。
これを過熱状態(過加熱状態ともいう)といいます。そして、過熱状態の液体
に何らかの刺激(振動や調味料を入れるなど)が加わると、突然、爆発するよ
うに沸騰し中身が飛び出ます。この現象を「突沸」といいます。

 コーヒーや豆乳などの飲み物を急激に温めた場合、気泡発生の核となるもの
(器の内側の凹凸、液体内の微細な固形物など)がないと、その液体の沸点を
超えても沸騰しない過熱状態になります。そこに振動が加わったり調味料など
が加わるなど何らかの刺激によって、突沸が発生します。

 また、みそ汁やとろみがある食品は、対流が起きにくく、鍋の中に温度差が
生じ、温度の低い部分が、過熱状態の部分の沸騰をおさえている状態になり、
突沸が発生することがあります。


<テスト結果>
・電子レンジにおける突沸
1.電子レンジでコーヒーや豆乳を温めすぎると、突沸することがありました。
2.電子レンジで温めすぎたコーヒーは、庫内で1分冷ますと庫外に取り出し
  たときに突沸しにくくなりました。

・ガスこんろやIHクッキングヒーターにおける突沸
1. ガスこんろでみそ汁を温め直したところ、突沸することがありました。
2.IHクッキングヒーターでみそ汁を温め直したところ、ガスこんろ同様に
  突沸することがありました。
3.みそ汁をかき混ぜながら温め直すと、突沸しないことがわかりました。

 

<消費者へのアドバイス>
1. 電子レンジで飲み物を温める場合は、温めすぎないようにしましょう。
2. 電子レンジで誤って飲み物を温めすぎてしまった場合、突沸を避けるため
 、加熱が終了しても容器をすぐに取り出さず、扉を開けない1~2分冷まし
  ましょう。
3. ガスこんろやIHクッキングヒーターを使って液体を温め直すときは、火
  力を弱めにし、かき混ぜながら行いましょう。

 

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141204_1.html(外部リンク)

 


          ◇      ◆      ◇

 

2.健康被害発生後も継続利用を勧められる美容・健康商品等
  ー「好転反応」等といわれても、健康被害が出たら、
   利用を一旦中止しましょう!ー                                 
   ~消費者庁からのお知らせ~ 

 健康食品、化粧品、健康器具※1、美容エステ等の、美容・健康等に関する
機能性をうたった商品・サービス等(以下「美容・健康商品等」とする。)を
利用した際に、場合によって、湿疹・かゆみといった皮膚障害、下痢・胃痛の
ような消化器障害、だるさや頭痛等の健康被害が発生することがあります。こ
うした症状が体に現れた際に美容・健康商品等の利用を継続すると症状が大幅
に悪化するおそれがあります。

 一方で、美容・健康商品等の販売・役務提供を行う事業者等が、「症状が発
生するのは好転反応」、「今は毒素が抜けているところ」等と説明して、症状
発生後も継続利用を勧めているケースがあります。このような健康被害とその
対処に関する相談が事故情報データバンク※2に339件寄せられており、そ
のうち消費者が実際に利用を継続して症状が持続・悪化したという消費者事故
等の情報が100件※3を占めます。

 今後も、同種又は類似の消費者事故等が発生するおそれがあるため、消費者
安全法第38条第1項の規定に基づき、消費者に注意喚起します。美容・健康
商品等の利用後に、健康被害が発生した際には、商品・サービス等の利用を一
旦中止し、医師に相談しましょう。たとえ事業者等から、「その症状は好転反
応」、「毒素が抜けているところ」等と継続利用を勧められても、安易に従う
のは危険です。

※1 今回、健康器具として分類した商品の中には、医薬品、医療機器等の品
   質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づく医療機器に相当す
   る機器も含まれていると考えられるが、相談情報から医療機器か否かは
   区別できない。

※2 「事故情報データバンク」は、消費者庁が独立行政法人国民生活センタ
     ーと連携し、関係機関から「事故情報」及び「危険情報」を広く収集し、
     事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システムである(平成22
     年4月運用開始)。

※3 いずれも消費生活相談として、消費者から申出があった情報であり、消
     費者庁として事故の原因等について確認したものではない(データは平
     成26 年10月末日までの登録分)。

【事例1】
 化粧品を購入し、使用していたら、ニキビが出たり痒みや痛みも出てきた。
販売員に症状を訴えたが、「大丈夫、良い化粧品だからニキビが出る。今はデ
トックス効果で悪いものがでている」等言われ、信用して使い続けた。しかし
症状が改善されず、医師の診察を受けたら、化粧品負けが原因と言われ、薬を
処方された。
(事故発生年月:平成25年11月、20歳代女性)

【事例2】
 CMでアトピーでも使用できる、アレルギー学会でも承認されているという
内容を見て化粧品を使用したところ、肌がボロボロ剥がれてきたので、業者に
相談したところ、好転反応と言われたためそのまま使用を継続した。何か月経
っても症状が治まらず毛穴が開いた状態になった。さすがにおかしいと思い、
皮膚科を受診したところ、かぶれによる発疹と言われた。
(事故発生年月:平成26年4月、50歳代女性)


<消費者へのアドバイス>  
(1)新しく美容・健康商品等を利用する際は体調変化に注意し、健康被害が
   発生した場合は利用を一旦中止して、医師に相談しましょう。
(2)健康被害が出ている際は事業者等の「好転反応」、「毒素が出ている」
   等の説明をうのみにしない。

 

<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/141210kouhyou_1.pdf(外部リンク) 
 


          ◇      ◆      ◇

 

3.廃品回収を依頼したら高額な請求をされた
    ~国民生活センターからのお知らせ~

<内容>
 高齢の母が、巡回していた廃品回収業者にテレビとオルガンの回収を依頼し
た。業者はそれ以外にも小型冷蔵庫やソファ、消火器などを勝手に持ち出し、
「回収費用として5万円」と請求してきた。母はそんな金額になると思ってい
なかったので「1万円しかない」と言うと「内金として1万円を払い、残りは
振り込んで」と言われた。近日中に振り込むことになっているが、高額な請求
に納得がいかない。(契約当事者:80歳代 女性)

<ひとこと助言>
・一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行えません。
 安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルのもとになりやすい
 ので注意が必要です。

・粗大ごみや不用品の処分は、お住まいの市区町村のルールに従って行いまし
 ょう。粗大ごみに出せない家電製品やパソコンなどの処分方法について分か
 らない場合は、市区町村に確認しましょう。

・廃品回収業者とトラブルになるなど、困ったときは、早めにお住まいの自治
 体の消費生活センター等にご相談ください
 
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen208.html(外部リンク)  


 

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お問い合わせ

府民環境部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

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