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12月9日第516号

1.強引な布団の訪問販売に注意
~国民生活センター・見守り新鮮情報第267号より~

<内容>
突然「布団を見せてほしい」と女性が訪問し、家に上がり「汚れているし体に悪いので新しく購入したほうががいい」としつこく勧めてきた。断って帰ってもらったが、しばらくして男性と一緒に羽毛布団を持ってきた。断っても「ひと月1万円の支払いだから大丈夫」などと勧誘され、根負けして承諾してしまった。クレジット会社の書類を書くときに初めて、総額が約40万円と高額であることを知った。解約したい。(当事者:70歳代男性)

<ひとこと助言>

  • 強引に高額な契約をさせられる布団の訪問販売の相談が後を絶ちません。ドアを開ける前に訪問者や用件をよく確認し、事業者を家の中に入れないことが大切です。
  • 一人では対応せず、家族や近所の人など周囲の人に同席してもらうようにしましょう。必要なければきっぱりと断ることが大切です。
  • 家族や周囲の人も、高齢者の家に不審な訪問者が来ていないか、家の中に不要な品物や契約書がないかなど、日ごろから気を配りましょう。
  • 契約しても、クーリング・オフや契約の取り消しができる場合があります。お住まいの自治体の消費生活センター等へ早めにご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen267.html(外部リンク)

2.タバコの誤飲子どもの手の届くところに置かないで!
~国民生活センター・子どもサポート情報第108号より~

<内容>

【事例1】
タバコの吸い殻を入れていたペットボトルの中身の水を飲んでしまった。不快な顔をしたので受診したところ、点滴をすることになった。(当事者:3歳男児)

【事例2】
新しいタバコを1、2本口にしたらしい。フィルターは1個あり、布団の上にタバコの葉が少しあった。病院に向かう途中で顔色が青くなり、受診後、胃洗浄と点滴をした。(当事者:1歳女児)

<ひとことアドバイス>

  • タバコに含まれるニコチンは猛毒です。子どもが誤ってタバコの葉を食べると中毒を起こし、死に至ることもあります。また、事故の大半は1歳前後の乳幼児に集中して起きているので、この時期は特に注意が必要です。
  • タバコや灰皿を子どもの手の届く場所に置かないようにしましょう。
  • 飲料の空き缶、ペットボトル等を灰皿代わりにしてはいけません。タバコの浸出液はニコチンが体に吸収されやすい状態になり、子どもが飲み物と間違えて飲むと症状が悪化する危険があります。
  • タバコを誤飲した場合は、何も飲ませず、直ちに医療機関を受診しましょう。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/support108.pdf(外部リンク)

3.平成28年度消費生活サポーター研修
「地域の見守りネットワーク推進のための講座」
~国民生活センターから講座開催のお知らせ~

なぜ今地域での「見守りネットワーク」が必要なの?
高齢者等はどんな消費者トラブルに遭っているの?
地域では実際にどんな取り組みがされているの?

高齢者などの消費者被害の未然防止・早期発見のための地域における見守り活動について、現状を知り、これからの活動について考えてみませんか?

  • 日時
    〔1回目〕平成29年1月19日(木曜日)~1月20日(金曜日)
    〔2回目〕平成29年2月22日(水曜日)~2月23日(木曜日)
    (開講日13時15分から閉講日15時00分まで)
    ※1回目、2回目とも、同一趣旨のカリキュラムで実施
  • 会場:国民生活センター相模原事務所研修施設
    神奈川県相模原市中央区弥栄3丁目1番1号
    (JR横浜線「淵野辺駅」から徒歩20分または神奈川中央交通バス「弥栄」下車徒歩5分)
  • 対象:地域において「高齢者の見守り」等消費生活サポーターとして活動を行う方、またはサポーター育成を行う立場の方(NPO、地域包括支援センター等)。
    ただし、全日程の参加が可能な方に限ります。
  • 定員:各回72名
  • 受講料等
    ・受講料…1,900円
    ・宿泊料…3,830円
    ・食事…朝食350円、昼食550円、夕食700円(税込)

≪カリキュラム≫

~1日目~

  • 【講義】地域における見守りネットワーク推進の重要性
    ―つながりと活動の継続が消費者を守る―
  • 【講義】高齢者が遭う消費者トラブルとは
    ―効果的な情報提供と見守りのポイント―
  • 【情報交換会(自由参加)】地域での見守り活動に関する情報交換会

~2日目~

  • 【リレー報告1.2.3.】地域における連携の取り組み
  • 【ワークショップ・発表・講評】これからの「見守り活動」を考える

<受講方法>受講申込:国民生活センターホームページよりお申し込みください。
http://www.kokusen.go.jp/seminar/info.html(外部リンク)

  • 締切
    (1回目)平成29年1月5日(木曜日)
    (2回目)形成29年2月8日(水曜日)
  • 備考:申込順に受け付けます。なお、受講申込者が予定人員を超過する場合は、締切り前であっても受講をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 問合せ:先独立行政法人国民生活センター
    教育研修部教務課担当:生方、山越
    〒108-8602
    東京都港区高輪3-13-22
    TEL:03-3443-6207
    FAX:03-3443-6201

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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