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4月28日第534号

1.ヘアドライヤーの取り扱いに注意しましょう
          ~国民生活センター・見守り新鮮情報第278号より~


<内容>

 ヘアドライヤーを使用中に吸い込み口から40~50本髪の毛が吸い込まれ、
 巻き込まれた髪の毛を外すことが出来なかった。   (60歳代 女性)

<ひとこと助言>

・ヘアドライヤーは身近な製品ですが、髪の毛が吸い込まれて外れなくなった
 り、コードから発煙、発火したりする事故が報告されています。

・標準型のヘアドライヤーには吸い込み口付近にファンが内蔵されています。
 ドライヤーを使用する際は、髪の毛を吸い込み口に近づけないようにしまし
 ょう。

・ヘアドライヤー本体にコードを巻きつけて保管すると、コードが曲がったり、
 ねじれたりして損傷し、発煙、発火等が起き、やけどをする可能性がありま
 す。本体にコードを巻きつけないようにしましょう。

・基本的な使い方が分かっていても、購入時には取扱説明書をよく読み、注意
 事項等を正しく理解しましょう。

 
<詳細>国民生活センター
    http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen278.html(外部リンク)


         ◇      ◆      ◇


2.アダルトサイトにアクセスしたら、カメラのシャッター音が!
        ~国民生活センター・子どもサポート情報第113号より~

<事例>

 友だちとスマートフォンでいろんなサイトを見ていたらアダルトサイトにつ
 ながり、シャッター音がして、請求画面が表示され、高額な金額を請求され
 た。ネットで調べたところ、「シャッター音が鳴ったら、カメラで撮影され
 るだけでなく、いろいろな情報が流出してしまう」と書かれていたので不安
 になった。                 (当事者:中学生 女性)

<ひとことアドバイス>

 ・アダルトサイトに関する相談が多く寄せられており、中には、サイトにア
  クセスすると同時にカメラの「シャッター音」を鳴らすことにより、消費
  者の不安をあおり、登録料等を請求するケースが報告されています。

 ・シャッター音がしても、スマートフォンのカメラ機能が使われたり、撮影
  した写真が業者に送信されたりすることはありません。慌てて業者に連絡
  をしてはいけません。

 ・アダルトサイトには不用意にアクセスしないことが第一です。サイト内の
  ボタンもむやみにクリックやタップをしないようにしましょう。

 ・日ごろからインターネットの使い方について、親子でよく話し合っておく
  ことも大切です。

 ・心配なときは、連絡をしたりお金を支払ったりする前にお住まいの自治体
  の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。


<詳細>国民生活センター
   http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support113.html(外部リンク)


         ◇      ◆      ◇


3.家庭菜園等における有毒植物による食中毒に御注意ください
                      ~消費者庁からのお知らせ~


 消費者が園芸店で苗等を購入し、家庭菜園等で食用植物(野菜、野草、ハー
ブ等)を栽培・採取することが人気ですが、誤って有毒植物を採取して食べた
場合、重篤な食中毒が発生する危険性があります。
 平成27年は、家庭菜園や山菜取り等を通じて、家庭で有毒植物を喫食した
ことにより、42名が食中毒になりました(有毒植物との関連が疑われる事例
を含みます。)。このうち4名が死亡し、死亡者数が過去10年間で最多とな
っています。
 以上を踏まえ、消費者庁では、全国の消費者2,000人を対象に、家庭で
育てた植物や自然に生えていた植物の喫食等に関する意識・行動のアンケート
調査を実施し、その結果を基に有毒植物による食中毒を防ぐために大切なポイ
ントをまとめました。あわせて、消費者への周知啓発など有毒植物による食中
毒予防に取り組むよう、関係団体に要請しました。
 有毒植物による食中毒は、毎年春、特に4~5月多く発生していますので、
これからの季節は特に御注意ください。


<有毒植物による食中毒は毎年発生!>

  有毒植物による食中毒は毎年発生しており、特に新芽などで植物の見分け
 がつきにくい4月、5月に多く発生し、今年も既に発生しています。
  過去10年間に有毒植物により10名が死亡しています(原因食品が断定
 されない事例を含む。)。死亡事例では、園芸店等で観賞用として販売され
 ることがある「イヌサフラン(コルチカム)」の誤食によるものが4名と最
 も多く発生しています。

<有害植物による食中毒を防ぐためのポイント>

1.食用の植物を植えましょう!

  食べることを目的にする場合、食用の植物かよく確認して植え、それ以外
 の植物は食べるのをやめましょう。

2.食用植物は観賞用植物と区分けして植えましょう!

  家庭で発生する有毒植物による食中毒では、自然に生えた植物や観賞用の
 植物を食用の植物と誤認して食べた事例が複数発生しています。食用の植物
 を植える際には、明確に区分けし、家庭内で共有するとともに、その区画以
 外のものは食べないようにしましょう。

3.食べられるか自信がないものは、食べるのはやめましょう!

  有毒植物には、食用の植物と名前や見た目がよく似ている植物があるため、
 確実に食用だと自信が持てないものは食べるのはやめましょう。
  食用の植物の近くに見た目が似た植物が生える場合もあるため、植物を採
 取する際には、食用の植物のみ植えていると過信せずよく確認して採取しま
 しょう。

4.野草を食べる際にも十分に注意しましょう!

  野草を食べる際にも、確実に食用と自信がないものは食べるのをやめまし
 ょう。また、野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けま
 しょう。その際に食べた野草を取り置きしておくと、原因を特定する手掛か
 りになることがあります。


<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160413kouhyou_1.pdf(外部リンク)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

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ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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