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12月28日第568号

1.「見守り」と「気づき」で障がい者の消費者トラブルを防ごう
~国民生活センター・見守り新鮮情報第298号より~

障がいのある方、特に知的障害や精神障害がある方は、知らない人とのコミュニケーションが得意ではなく、その場で的確な判断や対応が出来にくいことがあるため、悪質商法の被害に遭いやすい傾向があります。

被害の早期発見、また被害を繰り返さないためにも、家族や周りの人には、日ごろから様子を気にかけ、生活の変化をなるべく早く察知することが期待されます。障がいのある方の思いを大切にし、本人の意向に沿いながら支援
しましょう。

<「見守り」と「気づき」のチェックポイント>

本人の様子

  • 食欲が無くなったり、元気が無くなったりしていないか。
  • 生活パターンやリズムが乱れていないか。
  • 身なりに変化がないか。
  • なかなか言い出せずに困っている様子はないか。

住まいの様子

  • 不審な封筒や請求書等の書類がないか。
  • 見慣れない段ボールや商品が置かれていないか。
  • 居室や居宅が改修されていないか。

消費者トラブルで困っている様子に気づいたら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください
(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen298.html(外部リンク)

2.第47回憲法と人権を考える集い
ネットでの消費者トラブルを防ぐには?
~京都弁護士会からのお知らせ~

<日時>
2018年1月20日(土曜日)13時30分~16時30分(開場13時00分)

<場所>
京都産業大学むすびわざ館
(JR丹波口駅徒歩4分、阪急大宮駅徒歩7分、京福四条大宮駅徒歩7分)

<内容>

  • 第1部
    ミニ講演「ネットでの消費者トラブルの全体像」
    アナウンサー(朝日放送) 岩本計介氏
  • 第2部
    漫才 ネイビーズアフロ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
  • 第3部
    パネルディスカッション「ネットでの消費者トラブルを防ぐには?」
    京都産業大学法学部教授 坂東俊矢氏
    一般社団法人ECネットワーク理事 原田由里氏
    消費生活相談員 髙野裕美子氏
  • 第4部
    聴衆参加型クイズ(賞品あり)

<申込等>

  • 主催京都弁護士会
  • 申込不要・入場無料・先着400名
  • 保育サービスをご希望の方は1月9日(火曜日)までに、京都弁護士会までお申し出ください。申込書を送付します。(TEL:075-231-2337)
  • 手話通訳・要約筆記を希望される方は1月9日(火曜日)までにFAXにより京都弁護士会までご連絡ください。(FAX:075-223-1804)

<詳細>京都弁護士会
https://www.kyotoben.or.jp/kenjin.cfm(外部リンク)

3.ゆたんぽを安全に正しく使用しましょう!
ー低温やけど、過熱、漏れなどの事故を防止しましょうー
~消費者庁からのお知らせ~

消費者庁の事故情報データバンクによると、ゆたんぽによる事故は平成23年度をピークに減少傾向にありますが、うち6割以上がやけどを負った事故でした。使用中に低温やけどを負った、加熱し過ぎてやけどを負った、破れてお
湯が漏れやけどを負った、リコール対象品と気付かずに使用し発火したなどの事故が毎年継続的に発生しています。

ゆたんぽには様々な種類があり、お湯を入れて使用するタイプ(IHヒーター等で直接加熱できるタイプも含む)、電子レンジで温めるタイプ、電気蓄熱式(充電式)タイプなどのゆたんぽが発売されています。製品によってそれぞれ注意点が異なりますので、使用前には取扱説明書や注意表示をよく読み、安全に正しく使用しましょう。

寒くなるにつれ、ゆたんぽの使用機会も多くなるため、特に以下の点に気を付け、事故を防止しましょう。

(1)使用中の低温やけどを防ぎましょう。

  • 長時間身体に接触させないようにしましょう。
  • 布団を暖めるのに使用し、就寝時には布団から出しましょう。

(2)加熱・充電時の過熱等によるゆたんぽの破損や破裂、やけどを防ぎましょう。

  • 製品ごとに指定された加熱方法、加熱時間を守って加熱しましょう。

(3)お湯などの内容物の漏れによるやけどを防ぎましょう。

  • 使用前によく点検し、ゆたんぽに亀裂や破損がないか確認しましょう。
  • 使用中に製品の異常に気付いたらすぐに使用を中止しましょう。

また、ご家庭にあるゆたんぽがリコール対象になっていないか確認しましょう。
そのまま使用すると充電中の発火や、材質の劣化によるお湯漏れなどの事故になることがあります。

<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_171206_0001.pdf(外部リンク)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp