ここから本文です。

3月16日第578号

1.ヘアアイロンでのやけどに注意!
~消費者庁からのお知らせ~

消費者庁には、ヘアアイロンの熱くなった部分に子どもが触れ、やけどをする事故情報が医療機関(※1)から寄せられています。

【事例】
「床に置いて加熱中のヘアアイロンを子どもが踏んでしまい、右足に2.度のやけど(※2)を負った。」(2歳)

「保護者がヘアアイロンを使用後、電源を切ってテーブルの上に置いていた。数分後、子どもがコードを引っ張り、落下したヘアアイロンの加熱部分に触れ、手のひらにやけどを負った。」(1歳)

ヘアアイロンのアイロン部は200度に達することもあり、使用中はもちろん、電源を切ってもしばらくの間は熱くなっています。ヘアアイロンを使用中、他の用事などでそのままにしたり、使用後、鏡台の上などに放置したりすることがあり、その隙に子どもが触るなどしてやけどをするおそれがあります。ヘアアイロンの使用中は子どもを近づけないようにし、使用後は子どもの手の届かない場所に保管しましょう。

(※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(平成30年1月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(※2)表皮より深い真皮までのやけどで、水ほう(水ぶくれ)ができるのが特徴。

<詳細>消費者庁HP
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20180308.php(外部リンク)

2.相続税対策のつもりが元本割れ。銀行窓口での保険契約
~国民生活センター・見守り新鮮情報第303号より~

定期預金が満期になり、銀行に行ったところ、窓口で「相続税対策になる。○○生命という会社を知っているか」と言われた。社名は知らなかったが、相続税対策になるならと思い、よく理解は出来ないまま、1千万円と5百万円の契約をし、支払った。銀行が保険を勧誘するとは思っておらず、元本保証の定期積立のつもりだった。先日、運用状況通知が届き、外貨建ての15年満期の保険だと知った。80歳代の私には長期保険契約は必要ないし、元本も減っていた。契約の際には元本割れのリスクの説明は受けていない。(80歳代女性)

【ひとこと助言】

  • 銀行の窓口で勧められたので預金のようなものだと思ったり、預金にするつもりの商品として、元本保証だと思ったりして、長期間の保険商品を契約してしまったという相談が寄せられています。また投資経験がないのにリスクが高い外貨建ての保険商品を勧誘され契約したケースもあります。
  • 銀行でも保険商品を販売していますが、預金とは異なり、満期時や中途解約時に元本割れとなる場合があります。また、外貨建て保険では為替変動リスクが生じたり、日本円と交換する際に手数料が必要となったりすることがあります。契約内容がよく分からなければ契約をしないようにしましょう。
  • 契約直後であれば、クーリング・オフが出来ることがあります。不明な点があれば、お早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen303.html(外部リンク)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp