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3月23日第579号

1.安易に投稿しない。ネットとの賢い付き合い方を考えよう
~国民生活センター・子どもサポート情報第126号より~

<内容>

【事例1】
中学生の息子が動画投稿サイトに、通っている中学校の校章が付いたジャージを着たまま投稿してしまった。その後、IDやパスワードが分からなくなり動画が消せなくなった。
(当事者:中学生・男性)

【事例2】
中学生の娘が友人と撮った写真をSNSにアップしていた。設定を公開にしていたため、誰もが見られる状態になっていた。気が付いて非公開にしたが、すでに流出した写真の情報を削除したい。
(当事者:中学生・女性)

<ひとことアドバイス>

子どもが、個人が特定される可能性がある動画や画像、書き込みをSNS等に投稿してしまったが、「削除したい」「削除が出来なかった」などの相談が寄せられています。

ネット上の動画・画像や書き込みは、投稿・送信した本人が削除しても、完全に消し去ることが出来ないことがあります。また、個人情報が漏れることにより大きなトラブルに発展する場合もあるので、安易に投稿しないようにしましょう。

インターネットを便利に安全に使うため、まずはリスクを正しく認識し、日ごろから家族や周りの大人とも使い方について話し合いましょう。

トラブルに遭った際は、まずはサービスを提供している会社に対処方法を確認しましょう。また、画像の削除方法などについての相談窓口として、「違法・有害情報相談センター(http://www.ihaho.jp/(外部リンク))」があります。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support126.html(外部リンク)

2.窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!
―転落事故は特に1~3歳の子どもに注意が必要で、春から夏に多く見られますー
~消費者庁からのお知らせ~

窓やベランダからの子どもの転落事故は、子どもが窓枠やベランダの手すりを乗り越えて転落したり、窓の網戸やベランダのパネルが外れたりするなどして転落するケースが見られます。また、ベランダの手すりの下部や格子間などに大きな隙間があると、そこからすり抜けて転落する場合もあります。
転落事故は、窓を開けたり、ベランダに出たりする機会の増える春から夏に多く見られます。また、1~3歳の子どもは他の年齢と比べ、転落事故が多く注意が必要です。

<医療機関や事故情報データバンク等に寄せられた事故事例>

【事例1(窓3階)】

自宅マンション3階の窓より15m下の道路に転落した。窓の横に足がかりになる物が置いてあった。保護者は同じ部屋にいたが、転落に気付かなかった。頭蓋内損傷、全身打撲などの重症を負った。
(医療機関ネットワーク、事故発生:平成24年5月、2歳、重症)

【事例2(窓2階)】
アパート2階の窓枠の手すりを越えて高さ5mから転落した。部屋の中に家族はいたが、地上から子どもの泣き声が聞こえ、初めて転落に気付いた。窓の鍵は締めておらず、窓と網戸が開いていた。防止柵はあるが、その前に本棚があり上ることができた。足の打撲、内臓損傷の疑いなどで、4日間の入院となった。
(医療機関ネットワーク、事故発生:平成25年6月、1歳、中等症)

【事例3(ベランダ4階)】
マンションの4階のベランダから転落した疑い。家族が起床時に子どもがいないことに気づき家を出たら、エントランス付近で近所の人に保護されていた。外傷があったため、救急要請したが、肘の剥離骨折、内臓損傷の疑いでICU管理となり、18日間の入院となった。
(医療機関ネットワーク、事故発生:平成28年10月、3歳、中等症)

【事例4(ベランダ3階)】
保護者が隣の部屋で兄弟を寝かしつけるため、子どものそばを離れていた間、外で「ドスン」という音がして、自宅前の路上を確認すると、うつ伏せで倒れている子どもを発見した。普段は窓を3重にロックしているが、その日は1重で、子どもが自分で開けてベランダに出て転落した。顎、眼窩(がんか)、鼻の骨を骨折し、6日間の入院となった。
(医療機関ネットワーク、事故発生:平成26年5月、5歳、中等症)

<事故防止のための注意ポイント>

(1)子どもの行動や居場所を把握するなど、見守りを行いましょう。

  • 開いている窓やベランダの出入口に、子どもを一人で近寄らせないようにしましょう。
  • ベランダを子どもの遊び場にしないようにしましょう。
  • 子どもだけを家に置いて外出しないようにしましょう。
  • 理解出来る年齢の子どもには、転落の危険性を分かりやすく教えましょう。

(2)子どもの発達に応じ、日頃から転落を未然に防止する環境を整えましょう。

窓やベランダの手すりの高さには、法令等の基準(1,100mm以上)がありますが、近くに足がかりとなるものがあると、子どもは乗り越えることができます。以下の安全対策を施しましょう。

  • 子どもが窓から外に出たり、ベランダに一人で出たりしないように、窓やベランダの出入口を施錠しましょう。
  • 窓やベランダの出入口の子どもの手が届かない所に、補助錠やストッパーを付けるなどの工夫をしましょう。
  • 窓の近くに足がかりとなる家具などを置かないようにしましょう。
  • ベランダの手すりの近くに足がかりとなる物を置かないようにしましょう。

(3)窓やベランダの手すり、窓の網戸等に劣化がないかを定期的に点検しましょう。

  • 窓やベランダの手すりや構成部品にがたつきや腐食、脱落などがないか点検しましょう。
  • 窓の網戸が外れたり、破れたりしていないか点検しましょう。
  • 窓のサッシが外れたり、鍵が壊れていたりしないか点検しましょう。

<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_180314_0001.pdf(外部リンク)

3.食の安心・安全アンケート調査にご協力ください
~京都府農林水産部食の安心・安全推進課より~

京都府では府民の食の安全に対する関心や施策に対する意識などを把握し、今後の施策検討の参考とすることを目的として、「食の安心・安全アンケート調査」を実施しております。
皆さまの食の安心・安全についてのご意見を、ぜひお聞かせください。

<回答方法>
下記のURLにアクセスし、ページ下部の「回答方法」に従ってご回答ください。
http://www.pref.kyoto.jp/shoku-anshin/suisinin/29questionnaire.html

<調査対象>
京都府在住の方

<実施期間>
平成30年3月1日(木曜日)~平成30年3月31日(土曜日)

<調査項目(全13問)>

  • 食品の安全性に対する関心の有無
  • 食品の安全性について不安に思うこと
  • 食品の安全性に関することの情報源
  • 行政に行ってほしいこと

<問合せ>
京都府農林水産部食の安心・安全推進課

<詳細>京都府農林水産部食の安心・安全推進課
http://www.pref.kyoto.jp/shoku-anshin/suisinin/29questionnaire.html

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp