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8月3日第597号

1.テレビショッピングでも 注文したら定期購入だった
~国民生活センター・見守り新鮮情報第314号より~

<内容>
テレビショッピングで健康食品を購入し商品が届いた。その後、何も頼んでいないのに1カ月後に同じ商品が届いた。よく確認すると「定期お届けコース」になっていた。これ以上は要らないので返品し、定期購入を解約したい。
(80歳代女性)

<ひとこと助言>

  • テレビショッピングは情報の表示時間が限られているため、ついつい商品の印象やお得感ばかりに気を取られてしまいますが、契約内容や解約条件を見逃さないようにしましょう。なお、定期購入である場合は、その旨や定期購入の期間など重要な事項が表示されているので注意しましょう。
  • 電話で注文する際にオペレーターが定期購入等の契約条件を説明する場合があります。しっかりと話を聞いて、注文内容を確認しましょう。説明が分からない場合や契約内容について説明がない場合は自分から確認し、納得してから注文しましょう。
  • テレビショッピングなどの通信販売ではクーリング・オフの制度はありません。ただし、契約条件によっては返品出来る可能性がありますので、困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen314.html(外部リンク)

2.こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル
―料金や作業内容に関するトラブルが発生しています―
~国民生活センターからのお知らせ~

親族等が死亡した後、個人が所有していた物の整理、処分等を事業者に依頼する、いわゆる「遺品整理サービス」は、核家族化や高齢者の独居世帯の増加という社会の変化の中で注目されています。しかし、全国の消費生活センター等には、「高額な追加料金が発生した」、「処分しない予定の遺品が処分された」など、料金や作業内容に関する相談が寄せられています。

<相談事例>

  • 【事例1】
    見積もりの際にせかされて契約したが、作業が始まらないので解約したい
  • 【事例2】
    解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された
  • 【事例3】
    作業時に予定外の料金を請求され、最終的に見積金額の2倍の費用を請求された
  • 【事例4】
    処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された

<相談事例からみられる問題点>

  1. 契約内容について十分な検討をしないまま契約しトラブルになることがある
  2. 高額なキャンセル料を請求されることがある
  3. 作業当日、追加料金を請求されてトラブルになることがある
  4. 残しておくはずの大切な遺品を誤って処分されるなどサービス内容によってトラブルになることがある

<消費者へのアドバイス>

  1. 複数社から見積もりを取るなど、事業者の選定は慎重に行いましょう
  2. 作業内容や費用を明確に出してもらうなど、見積書の内容を十分に確認しましょう
  3. 料金やキャンセル料、具体的な作業内容について事前に確認するようにしましょう
  4. 残しておく遺品と処分する遺品を明確に分けておくようにしましょう
  5. 事業者とトラブルになった場合には消費生活センターに相談しましょう

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180719_1.html(外部リンク)

3.電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!
―災害用の懐中電灯やラジオの点検を―
~国民生活センターからのお知らせ~

アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ボタン電池などの使い切りの電池(以下、単に「電池」と言います。)は、時計、テレビやエアコンのリモコン、子どものおもちゃ等、身近にあるものによく使われており、我々の生活になくてはならないものです。また、懐中電灯、ラジオ等、災害時に活躍する製品にもよく使われています。

電池は大変便利なものですが、使い方を誤ると、液漏れ、発熱、破裂等が起こることがあり、漏れた液に触れることによる化学熱傷、発熱した電池に触れることによる熱傷、破裂で飛び散った電池の破片によるけがにつながるおそれや、電池を使用している機器を傷めるおそれがあります。

―事故防止のためのアドバイス―

<電池を装填する際の注意>
(1)電池の向き(+と-)をよく確かめて、正しく装填しましょう。
(2)銘柄が異なる電池を混合して使用しないようにしましょう。
(3)古い電池と新しい電池を混合して使用しないようにしましょう。

<電池を装填した後の注意>
(4)機器を使用した後は、必ずスイッチを切りましょう。
(5)使い切った電池はすぐに機器から外して、適切な方法で捨てましょう。
(6)リモコン等の機器を長時間使用しない場合は、電池を外しておきましょう。

<その他の注意>
(7)金属類と一緒に電池を持ち運んだり保管したりしないようにしましょう。
(8)電池から漏れた液に触れた場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180720_1.html(外部リンク)

4.京都金融経済講演会「暮らしに役立つ金融経済講座」
暮らしに役立つ行動経済学―正しく判断するために知っておくべきこと―
~京都府金融広報委員会からのお知らせ~

<日時>
2018年9月2日(日曜日)14時00分~15時30分(受付・入場13時30分~)

<会場>
宇治市生涯学習センター(宇治市宇治琵琶45-14)

  • 京都京阪バス 琵琶台口停留所すぐ
  • JR宇治駅から徒歩約15分
  • 京阪宇治駅から徒歩約25分

専用駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

<講師>
大阪大学大学院 経済学研究科 教授 大竹文雄氏

<定員>180名(応募者多数の場合は抽選)

<参加費>無料

<申込>往復ハガキにてお申込みください。

  • お申込みの際にはお名前(ふりがな)・郵便番号・ご住所・お電話番号・年齢をご記入ください。
  • お申込み後、「入場証」を送付しますので、当日お持ちください。
  • お申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。

<申込締切>2018年8月10日(金曜日)必着

<申込先>宇治市生涯学習センター「金融経済講座希望」宛

<問合せ先>
宇治市生涯学習センター
〒611-0021 宇治市宇治琵琶45-14
TEL:0774-39-9500

<詳細>京都府金融広報委員会
http://www3.boj.or.jp/kyoto/koho/ibento.html(外部リンク)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp