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9月26日第406号

1. 家族や周囲の“見守り”と“気づき”が大切
  ー認知症等高齢者の消費者トラブルが過去最高に!!-
    ~国民生活センターからのお知らせ~

 高齢者の消費者トラブルが年々増加していますが、特に認知症等の理由によ
って判断能力が不十分な状態になっている高齢者(以下「認知症等高齢者」)
の消費者トラブルが、2013年度に1万件を超え過去最高となりました。
 
 認知症等高齢者の消費者トラブルを防ぐためのポイントは、家族や周囲によ
る“見守り”と“気づき”です。そこで、認知症等高齢者が被害にあいやすい
トラブルを紹介するとともに、“見守り”と“気づき”のポイント等について
情報提供します。


<PIOーNETにおける相談件数等>
 全国の消費生活センター等に寄せられた60歳以上の認知症等高齢者の相談
件数は2008年度までは減少していましたが、2009年度に増加に転じ、
2013年度には1万件を超えて過去最高となりました。

 年度ごとの相談件数の推移を年代別にみると、特に80歳以上が急増してお
り、認知症等高齢者においてトラブルの高齢化が急速に進んでいることがわか
ります。

 また、相談者の内訳では、家族やホームヘルパーなど、認知症等高齢者本人
以外からの相談が約8割を占めており、周囲のサポートがなければ、被害が潜
在化してしまうおそれが高い状況がうかがえます。


<最近の相談事例>
【事例1】自宅から健康食品や契約書などが見つかった
 父と二人暮らしをしている認知症の母の自宅から健康食品とその契約書や払
込票が見つかり、母が電話勧誘で約5万円の健康食品を購入していたことがわ
かった。支払いは分割払いになっており、1回目は約1万4,000円を代引
配達ですでに支払っている。
 母はこれまでにも色々な業者から電話勧誘によって健康食品を購入している
が、電話を切ると今まで話していたことを全く覚えていない状況だ。残金を支
払わなくてはならないか。
     (相談受付:2014年7月、契約者:70歳代、女性、京都府)

【事例2】訪問販売で契約した大量のふとんが居室に置いてあるのに気づいた
 一人暮らしをしていた認知症の母の家を片付けていたところ、大量の羽毛ふ
とん等が部屋に置いてあることに気づいた。訪問販売で次々と10件以上も契
約させられており、総額で約340万円もの契約(既支払金額は約320万円)
になっていることがわかった。解約して返金を求めたい。
      (相談受付:2014年4月、契約者:70歳代、女性、石川県)


<認知症等高齢者の消費者トラブルにおける問題点>
1.トラブルや被害にあいやすいうえに、トラブル等にあっているという認識が
  低く、問題が潜在化しやすい。
2.特に一人暮らしの高齢者がトラブルや被害にあいやすく、周囲に気づかれに
   くい。
3.次々販売により被害が拡大し、支払金額も高額になる。
4.契約した経緯の証明や、判断能力が不十分であったことの証明が難しい。
5.認知症等高齢者の弱みにつけこんだ悪質業者に狙われやすい。

 

<高齢者を見守る家族や周囲の人へのアドバイス>
1.見守りから相談までの流れ
(1)日頃から高齢者本人の居室・居宅の様子、言動や態度に変化や不審な点
   がないか気をつけましょう。
(2)少しでも変化に気づいたら高齢者本人に声をかけ、経緯などを確認しま
   しょう。
(3)トラブルや被害にあっているとわかったら、すぐに消費生活センター等
   に相談しましょう。

2.トラブルを防止するための日頃の備え
(1)地域の見守り活動や、成年後見制度の利用も検討しましょう。
(2)通話録音装置などの新しい「防犯アイテム」を利用する方法もあります。
(3)認知症等の症状がみられる場合は、医師の診断書を入手しておきましょ
   う。


<“見守り”と“気づき”のポイント(チェックリスト)>
【居室・居宅の様子】
・不審な契約書、請求書などの書面や、宅配業者の不在通知などはないか。
・不審な健康食品やカニなどがないか。
・新品のふとんなど、同じような商品が大量にないか。
・屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡がみられないか。
・通信販売のカタログやダイレクトメールなどが大量にないか。
・複数社から配達された新聞や景品類などがないか。
・不審な業者が出入りしている形跡はないか。

【高齢者本人の言動や態度など】
・不審な電話のやり取りや、電話口で困っている様子はないか。
・生活費が不足するなど、お金に困っている様子はないか。
・預金通帳などに不審な出金の記録はないか。

 

<見守りから相談までの流れ>
【見守り・気づき】
高齢者本人の居室・居宅の様子、言動や態度に変化や不審な点はないか。
・•不審な契約書や書面
・大量の商品、工事の形跡
・不審な電話のやり取りや困っている様子

【声かけ・確認】
少しでも変化に気づいたら、高齢者本人に声をかける。
経緯を確認し、メモしておく。

・「何か困っていませんか?」
・「業者から勧誘されていませんか?」
・「本当に必要な契約ですか?」

【相談】
トラブルや被害にあっているとわかったら、すぐに消費生活センター等に相談
する。
家族やホームヘルパー、地域包括支援センターなどからでも相談することがで
きる。


<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140911_1.html(外部リンク)

 


          ◇      ◆      ◇

 


2.高齢者を狙う詐欺を綾部市から追い払おう!
   ―特殊詐欺等被害撲滅キャンペーン―
   ~京都府消費生活安全センターからのお知らせ~

 
 京都府では、特殊詐欺等の被害が過去最悪という状況を踏まえ、地域の皆
様を特殊詐欺の被害から守るために、京都府警察と連携してキャンペーンを
開催します。


<日時> 平成26年10月8日(水) 10:00~12:20

<場所> 綾部市市民センター 
     (綾部市並松町溝口14)

<内容> ・KBSラジオ公開放送(竹内弘一、笑福亭晃瓶、中村薫、
                 京都府知事、警察本部長他)
     ・啓発落語(桂 三風)
     ・寸劇
     ・福知山駐屯地音楽隊の演奏
     ・消費生活トラブルに関する特別相談会(※)
     

 ◎入場無料 
 
 ◎来場された方には、エコバッグ、マフラータオルなどオリジナルグッズ
  プレゼント!

≪消費生活トラブルに関する特別相談会≫  10:00~13:00

・来所または電話にて消費生活相談員がご相談をお受けします。
・専用電話 0773-42-1360(当日相談時間のみ通話可)
・弁護士による無料相談も受け付けます。
 (弁護士相談の事前予約は下記までご連絡下さい。先着順です。)
  綾部市消費生活センター 0773-42-3280


    〓京都府警本部長 緊急メッセージ〓

★午前中のお金の用立て電話は即警戒
★心当たりのない会社からの電話やパンフレットは即通報
★ゆうパックや宅配便などの送金依頼は即110番

<お問い合わせ> 京都府消費生活安全センター
         電話:075-671-0030

<詳細> 【京都府 特殊詐欺キャンペーン】で[検索]
 
 


          ◇      ◆      ◇

 


3.くらしの安心・安全推進月間 消費生活パネル展を開催します
  ~京都府消費生活安全センターからのお知らせ~

  10月は京都くらしの安心・安全推進月間です。京都府消費生活安全セン
ターでは、京都府庁・京都テルサの展示スペースで「消費者の行動が社会を
変える」をテーマに、啓発パネルなどの展示を予定しています。
 お近くに来られた際には、ぜひお立ち寄りください。

<京都府庁>
  日時:平成26年10月16日(木)~10月21日(火)
  場所:京都府庁 2号館1階玄関 展示スペース
     (京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町)

<京都テルサ>
  日時:平成26年10月1日(水)~10月9日(木)
  場所:京都テルサ 西2階 展示ギャラリー
     (京都市南区新町通九条下ル)

<詳細>京都府HPくらしの情報ひろば
  消費生活パネル展のお知らせ

お問い合わせ

府民生活部消費生活安全センター

京都市南区新町通九条下ル 京都テルサ内

電話番号:075-671-0030

ファックス:075-671-0016

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