医薬品的な表示の規制
食品と医薬品の区別について
医薬品的な効能と効果について
その商品の容器や包装、チラシやパンフレット、各種宣伝物などに、下記のような表示説明がある場合は、医薬品的な効能や効果を標ぼうしているものと見なされます。
なお、厚生労働大臣が定める基準にしたがって、栄養成分の機能表示等をする「栄養機能食品」については、その表示等は医薬的な効能効果と判断されません。(食品衛生法施行規則第5条第1項第1号ユ)
医薬品的な効果効能の表現例
(1) 疾病の治療または予防を目的とするもの
- 糖尿病・高血圧・動脈硬化の人に
- お通じが悪く、おなかの調子が悪い方に
- 肝障害・腎障害を治すなど
(2) 身体機能の増強、増進を目的とするもの
- 疲労回復
- 血液を浄化する
- 肝障害・腎障害を治すなど
(3) 医薬品的な効能効果を暗示するもの
名称やキャッチフレーズから暗示するもの
- 不老長寿
- 漢方秘薬
- 和漢伝方など
含有成分の表示や説明から暗示するもの
- 体質改善で知られる○○○を原料とし、これに有効成分を添加、相乗効果を持つ
- <○○の驚くべき効用>血管障害、糖尿病など20を超える病気になど
起源、由来などの説明から暗示するもの
- 中国最古の薬物書「神農草本経」にもその名が重要生薬として収められている
- 古来より、中国では○○の薬効が認められていたなど
新聞・雑誌の記事、医師、学者の談話や学説などの引用・掲載から暗示するもの
- ○○博士は、画期的な「○○によるインターフェロン誘発作用及び免疫昂進作用」についての論文を発表して話題になりましたなど
医薬品的な用法用量の範囲
(1) 服用時期や服用間隔、服用量等を定めるものは、医薬品的な用法用量に該当します。
- 1日3回毎食後、1日2粒が適当です
- 添付の小さじで、大人は3杯、小児は1杯半、幼児は1杯ですなど
(2) 症状に応じた用法用量を定めるものは、医薬品的な用法用量に該当します。
- 高血圧の方は、1日10粒
- 心臓が弱い方は1週間程度は通常量の倍ぐらいにし、様子を見てくださいなど
