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京都府食の安心・安全行動計画(平成22年度~24年度)

-府民参画と協働により「食」の安心・安全対策を進めます。-

 

策定までの経過

  • 平成18年12月に策定した食の安心・安全行動計画(平成19年度~平成21年度)では、府民に府内産食品が安心であると感じてもらえるよう、「安心・安全の基盤づくり」、「安心・安全の担保」及び「信頼づくり」という3つの事項を柱として、鶏卵・鶏肉のトレーサビリティシステムやきょうと信頼食品登録制度の推進、残留農薬や食品添加物等を検査する食品衛生監視など、生産から流通を経て消費に至るまでの食の安心・安全を確保する総合的な取組を実施してきました。
  • 平成21年度でこれまでの行動計画は終了となりますが、引き続き安心・安全の基盤づくりを進めるとともに、食品関連事業者への監視や指導の強化と府民との情報共有や協働を一層推進していくこととし、平成21年12月16日に府議会の議決を得て、新たに平成22年度からの「京都府食の安心・安全行動計画」を策定しました。

食を取り巻く現状

  • 食品表示偽装の多発
  • 輸入食品に係る事件の続発と消費者庁の設置
  • 食の安心・安全に関する情報の不足
  • 食への不安の高まり

食を取り巻く課題

  • 安心の前提となる安全確保の充実
  • 食品関連事業者及び行政による取組や正しい知識の広報の充実
  • 情報共有や相互理解の促進
  • 府民の主体的な行動への支援

計画の目標

府民の食に対する安心感を高めます

計画の対象期間

平成22年度から平成24年度まで(3年間)

取組事項

  • 相互理解と府民参画

消費者及び食品関連事業者が情報を共有し、意見交換を行い、相互理解を進めます。さらに、食育を通じた知識の向上や、きょうと食の安心・安全協働サポーターや関係者が協働して様々な取組を行うなど府民参画を推進します。

【主な取組】

食育を通じた知識の向上
 親子研修会の開催、食農体験農場の設置の推進

情報提供の推進
 ホームページやメールマガジンを通じた情報提供

リスクコミュニケーションの推進
 消費者、食品関連事業者、関係団体による食の安心・安全を高める取組

府民参画の推進
 サポーターの創設、府民の意見を反映した食品監視指導計画の策定 

  • 監視・指導の強化

生産から消費までの一貫した監視、指導及び検査を行い、その結果を情報提供します。特に、食品衛生監視・指導に必要な体制及び機器を充実強化し、監視・指導の強化に努めます。また、緊急時には食の安心・安全緊急機動班を設置するなど消費者被害防止に取り組みます。

【主な取組】

消費者被害の防止
 消費者事故等の情報共有、関係機関との連携

食品衛生管理対策
 生産段階及び流通段階における監視・指導、検査等

適正な食品表示対策
 食品表示パトロールやDNA等検査の実施

家畜伝染病の予防対策の徹底及び監視体制の確保
 巡回指導や抗体検査の実施

  • 安心・安全の基盤づくり

食品の安全性を高水準で確保するため、生産から消費に至る工程の各段階に応じて食品関連事業者による安全性向上についての取組を促進します。また、大学と連携した取組を進めます。

【主な取組】

安全な食品の生産・製造・加工及び流通の確保

  • 農産物
     適正な農薬使用の指導
     農業生産工程管理手法(GAP)実践農家の育成
     学校や福祉施設等での地産地消の推進
  • 畜産物
     家畜の飼養衛生管理基準の遵守を徹底
  • 水産物
     講習会の開催、巡回指導の実施
  • 加工食品
      「京の食品安全管理プログラム」の普及、自主衛生管理運動の推進
  • 京のブランド産品等
     品目の拡大、需要の拡大

安心感向上のための取組
 生産・製造情報の提供、新たな技術開発と普及

環境に配慮した食品生産等
 エコファーマーの増加

参考

京都府食の安心・安全推進条例(平成17年京都府条例第53号)
 
第5条 知事は、食の安心・安全の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための行動計画を定めるものとする。
2 食の安心・安全行動計画は、食の安心・安全の確保に関する施策の目標及び内容について定めるものとする。
3~6 略 

添付ファイル

京都府食の安心・安全行動計画

お問い合わせ

農林水産部農政課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6866

nosei@pref.kyoto.lg.jp