水産事務所2009年のニュース
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12月のニュース
遊漁船業者による安全・適正な漁場利用に向けた協議始まる
12月9日舞鶴市役所において、大グリ・冠島周辺の安全かつ適正な漁場の利用方法について、京都府、福井県及び京都府漁連の各水産担当者が立ち会う中、両府県の遊漁船業者等27名が初めて集い、話し合いの場が持たれました。 これは福井県の遊漁船が、早朝から大グリ・冠島周辺の釣り漁場を占有するため、府内の遊漁船業者等から操業に支障を来しているとの訴えがあったためです。
今後、両府県の遊漁船業者の要望や意見等を取りまとめ、当該漁場を利用する上でのルール(遊漁の時間・隻数の制限等)作りに向けた協議を進めることとしています。
藻場・生態系保全活動でクロメの母藻を設置しました
12月15日に舞鶴市三浜地区において、藻場・生態系保全活動の一環である母藻の設置が実施されました。この作業は保全対象の海藻の生育がみられないあるいは少ない場所において、成熟した藻体(母藻)を設置して人為的に生殖細胞(遊走子、幼胚等)を集中的に供給することによって、生育あるいは生育範囲の拡大を図るものです。三浜地区では褐藻類のクロメを保全対象としていますが、同地区には母藻として利用可能な藻体が少ないため、資源が豊富な隣接する地区の藻体を利用しました。
当日は網袋に生殖細胞(クロメは遊走子)の放出を促すために半日間日陰干ししたものを含む藻体と重しの石を入れたスポアバックを作成したのち、地先の藻場保全活動実施区域の転石場に船上から設置を行いました。うまくいけば、4月から5月には今回設置した母藻由来のクロメが確認できるはずです。
この冬も、舞鶴かき丼キャンペーン実施中です
12月19日(日曜日)から、舞鶴市内の17店舗では、冬の限定提供でおなじみの「舞鶴かき丼」が提供されています。
今シーズンの舞鶴かきは、海の模様にも恵まれ、良質のものが多く水揚げされているようです。あたたかい鍋物の美味しいこの時期、かき好きにはちょっとうれしい冬になっています。
舞鶴かきは、多くが市内に出荷されますので、お休みの日には舞鶴まで足を伸ばし、かき丼を楽しんでいただくとともに、お土産としてお買い求めいただくことをおすすめします。
(舞鶴かき丼の情報はこちらから)
http://www.maizuru-kanko.net/pc/modules/news/article.php?storyid=35
「まいづる観光ネット」 ホームページ
11月のニュース
環境フェスティバルが開催されました
「海の森」である藻場の大切な役割を広くPRするために、11月21日から22日の両日、京都府総合見本市会館(パルスプラザ)で開催された「京都環境フェスティバル2009」で、藻場や京都府が進めている藻場造成などに関するパネル展示と、海藻の実物展示、海藻クイズ、藻場を構成する海藻のアカモクの試食・販売などを行いました。実物の海藻を見たり触れたりしながら、約140名の方が海藻クイズに挑戦されましたが少し難しかったようです。
アカモクはホンダワラ類の海藻で、京都府の沿岸にも多く繁茂しており、粘りがありシャキシャキとした食感で美味しい海藻ですが、京都府では食する習慣がありませんでした。水産事務所では漁村の加工グループ等と連携してアカモクの普及PRを行っており、今回のフェスティバルには加工グループも参加して、アカモクを入れた吸い物をつくり、来場者にふるまいました。試食は大好評で約450名の方が試食され、準備したアカモクも完売できました。来場された方々には、クイズやアカモクの試食等を通して京都の「海の森」についての認識を深めていただいたものと思います。
京都府青壮年・女性漁業者交流大会が開催されました
11月17日に宮津市で平成21年度京都府青壮年・女性漁業者交流大会が開催されました。この大会は、漁業者が日頃の活動実績を発表し合い相互の知識の交流を図るとともに、活動成果を府内漁村に普及し、水産業・漁村の活性化等に役立てるものです。大会には漁業者及び海洋高校生ら約200名が参加し、司会進行役を京都府漁業士会が務めました。府内の漁業者等代表5名が活動成果を発表するとともに、食育・料理研究家(相愛大学客員教授)坂本廣子氏によって、京都府と京都府漁連が進めている、水産物の地産地消に関する講演が「地産地消及び魚食普及について」と題して行われました。
参加者は、活動成果の発表、講演を通して研鑽を積むとともに交流を深めました。
なお、発表内容が優れていた太田清子氏と熊谷謙氏には、京都府知事賞が授与されました。この2課題は、今後、東京で開催される全国青年・女性漁業者交流大会で発表されます。
【発表課題と発表者】
- 「豊かな海と元気な浜をつくるため、私たちが今できること」
舞鶴市漁業協同組合田井支所 青壮年部 宮津 暢之 氏
- 「地産地消に取り組んで」
栗田漁業生産組合 小田事業所 荒砂 肇 氏
- 「宮津産アカモクを丹後の特産品に」
ぱうわう 太 田 清 子 氏
- 「潜水で浜の資源を活用しとるで! -磯根資源の複合利用-」
宮津市漁業協同組合 養老水視組合 潜水部会 大門 禅 氏
- 「資源と環境に優しい底曳網漁業をめざして -アジア初のMSC認証の取得-」
一般社団法人 京都府機船底曳網漁業連合会 熊谷 謙 氏
※5.の課題は第15回全国青年・女性漁業者交流大会(平成22年3月開催)で、3.の課題は第16回同大会(平成23年3月開催)で発表の予定。
2009伊根のうみゃーもん祭で『伊根まぐろ』の解体ショー、即売会が実施されました
11月15日伊根町役場周辺で開催された『2009伊根のうみゃーもん祭』で、湾内で養殖されている『伊根まぐろ』の解体ショーが行われました。200kg以上もあるまぐろの周辺には200人近くの人集りができ、解体が始まると、「おぉー凄い!」という歓声があちらこちらで聞かれました。また、解体後には即売会も実施され、販売コーナーでは脂の乗った新鮮な切り身を求めるお客さんでごった返しました。
環境・生態系保全活動について
10月22日に舞鶴市田井地区において、本活動の一環である藻場の定期モニタリング調査と海藻の食害生物の除去が実施されました。定期モニタリングは藻場の変動を把握するため、食害生物の除去は海藻を食べるウニ類の密度を適正に維持することにより、藻場への影響を軽減するため実施するものです。
この活動は、農地等で実施されている農地・水・環境保全向上対策の水産バージョンで、沿岸域の環境保全に寄与する藻場、浅場の保全対策を地区住民自らが実践する活動です。
この時期は夏に比べて水温もかなり低くなっていますが、参加者は初めての取組に興味津々で、寒さも吹き飛ばす元気で活動を行いました。
なお、本年度は舞鶴市沿岸4地区での実施ですが、来年度は他市沿岸でも本活動に取り組む予定となっています。
10月のニュース
第3回丹後産水産物地産地消勉強会
10月9日に水産事務所で第3回丹後産水産物地産地消勉強会を開催しました。第1回の勉強会では観光、第2回では学校給食をテーマに、生産者、流通業者、消費者が意見交換を行いましたので、今回のテーマは「食卓での丹後産水産物の地産地消について」としました。
最初に事例紹介として、第1回、第2回の勉強会で意見交換された観光、学校給食のその後の活動について報告していただき、その後にトレーサビリティについての講演と、意見交換を行いました。意見交換では、食生活改善推進員の皆様などから、「旬の魚がわからない」、「丹後の魚の料理集がほしい」等、地元の魚の利用促進に向けた課題について貴重な意見をいただきましたので、今後の地産地消の活動に繋げていきたいと思います。
伊根中学校生徒のマグロ養殖見学
10月19日に伊根中学校の1年生生徒10名が、地元産業学習のフィールドワークとして伊根湾のマグロ養殖漁場を見学しました。
伊根町漁業協同組合の会議室で、マグロ養殖の概要について説明を受けた後、定置網の漁船で養殖漁場へ向かい、餌やりを見学しました。少し波があり逆光だったため、魚は見にくかったですが、餌のサバを撒くたびに、50キロ以上あるマグロがひれを水面上に出しながら姿を見せました。生徒たちは、マグロを見て、「思ったより大きい」などと感想を話していました。
京都市中央卸売市場「食の海援隊」ツアー
10月25日に京都市中央卸売市場「食の海援隊」の皆様約110名が、舞鶴市の京都府漁業協同組合連合会舞鶴地方卸売市場や農林水産技術センター海洋センター等を視察されました。食の海援隊は、京都市中央卸売市場が、産地での活動等を通じて食についての知識を養い、「食」のあり方を考えていただくために結成したもので、今回は地産地消をテーマに京都府の水産業に関する視察を行われました。
当日は、市場見学、定置網の水揚見学、海洋センターの施設見学等が行われ、意見交換会では、「水産物でも地産地消をもっと進めていただきたい」等の意見がだされました。
9月のニュース
大山崎小学校の給食で京都府産「トビウオ」を使用
大山崎小学校の5年生は、本年6月に漁村ふれあい宿泊体験学習として、舞鶴市野原の漁村を訪問し、干物づくり等を体験しました。今回、漁村と小学校の交流を深めるため、舞鶴市から地元の「トビウオ」を給食用の食材として大山崎小学校に提供しました。
8月のニュース
女性ライフジャケット着用推進員の委嘱式が行われました
8月20日に網野町漁協において、舞鶴海上保安部から浅茂川漁協婦人部12名への、女性ライフジャケット着用推進員の委嘱式が行われました。漁業者の海中転落事故防止のために女性の力を借りようというもので、委嘱式終了後に浅茂川漁港で漁船への「ライフジャケット着用」の声かけ運動を行いました。
本年の「丹後とり貝」出荷結果、金額で約7千万円となりました
6月1日から本年の出荷が開始された「丹後とり貝」ですが、各地区とも8月初旬には府漁連市場への出荷が終了しました。昨今の経済状況悪化により、都心部の中央市場等での需要減が心配されましたが、開始前に推計していた約12万個を販売することができました。
昨年夏の育成種苗の配布以降、8月までの高水温の影響で多くの種苗が死んでしまう事態となりましたが、その後は海の状況に恵まれ、各地区とも昨年と比較して大型の個体を生産することができ、出荷額でも約7千万円に達することができました。
来年の出荷に向けた育成種苗の配布も8月上旬には終了し、本年より多くの貝を生産、販売できるよう、漁業者の皆さんとともに、生産振興の取り組みを進めていきます。
7月のニュース
藻場の保全・管理についての研修会を行いました
京都府では「丹後の海の恵みを生かすアクションプラン」で藻場造成の推進と磯根資源の振興を図っているところですが、藻場が継続的に形成され、磯根漁場として利用されて行くためには、漁業者による維持管理が必須とされています。
そのため、水産事務所において、漁業者に可能な藻場の管理・保全方法について、最新の知見や他府県の事例について研修を行いました。
水産教室を開催しました。
与謝野町立市場小学校、京都市立大宅小学校及び舞鶴市立和田中学校で水産教室を開催しました。各校では、児童、生徒に京都府の水産業や漁獲物について説明するとともに、実際の漁獲物を展示したり、魚を捌く様子を見学してもらったりしました。
6月のニュース
「漁民の森づくり」育樹活動が実施されました
6月27日(土曜日)、漁業者ら150名が伊根町の太鼓山にある「浦島エコローの森」に集い、平成13年度から平成17年度に植樹したヤマザクラなど約3,000本の植樹木周辺の下草刈りを行いました。当日は晴天のもと作業も大いにはかどりました。これらの樹木は大きく育ち、海を育む豊かな森を形成していくことでしょう。
舞鶴市立中舞鶴小学校で、トビウオとアカモクの話をしました
6月24日に開催された中舞鶴小学校の児童会なかよし集会で、水産事務所の職員が当日の地産地消給食に提供される舞鶴産のトビウオとアカモクについて説明しました。児童らは、トビウオが地元で獲れること、マグロやシイラなどの大きな魚から逃げるために飛ぶことなどを聞くことにより、地元の食材について理解することができました。
「ととのいえ」がダイビングモニターツアーを実施しました
舞鶴市漁業協同組合竜宮浜支所「ととのいえ」では、地域資源を活かした都市漁村交流の活動の1つとして、ダイビングショップが実施するツアー等の受け入れを行っており、6月20日、21日にダイビングショップを対象としたモニターツアーを実施しました。
20日には兵庫県宝塚市内のダイビングショップから2名、また21日には京都市内のダイビングショップから6名の参加があり、計8名の都市住民が竜宮浜地先でのダイビングを楽しみました。
ダイビング終了後、参加者からは様々な意見が出され、「色々な魚がいて楽しかった」、「遠くに冠島が見えるロケーションが最高」など、好意的な意見が多く、多くの方が満足して帰られたようです。
今後は、今回得られた意見を、夏の本格的ダイビングツアーの受け入れに役立てていき、多くのツアー参加者に満足してもらえるようにしていく予定です。
舞鶴市内の公立保育所の職員が、水産加工場を見学しました
6月7日に、舞鶴市内の公立保育所の職員が、舞鶴市内の水産加工場の見学を行い、流通加工業者と給食への市内産水産物の提供についての意見交換会を行いました。また、その後、市内産水産物を使用し調理実習と試食を行いました。
京都府沿岸各地で、漁業者によるアワビ及びサザエ種苗の放流が行われています
5月28日から、京都府栽培漁業センターで育てられたアワビ及びサザエ種苗の放流が沿岸各地で行われています。放流された殻長約30mmのアワビは約3年で、殻高約20mmのサザエは約2年で漁獲可能なサイズまで成長します。
5月のニュース
本年も「丹後とり貝」、「岩がき」のキャンペーンを行います
「浜の情報」でもお知らせのとおり、「丹後とり貝」の出荷が始まるのにあわせ、地元の舞鶴市、宮津市の旅館、飲食店では丹後の初夏の食材を使ったキャンペーンに本年も取り組まれます。
「丹後とり貝」、「育成岩がき」を生産する各地区漁業者も、地元での消費拡大の取り組みを受けて、年々質の良い食材の提供に向けた意欲が高まっています。
是非、これらの食材を目当てに、丹後に訪れていただくよう、よろしくお願いします。
「丹後とり貝」販売促進会議が開催されました
5月14日(木曜日)に、本年の「丹後とり貝」出荷開始等を協議する、関係者の会議が開催されました。
他の稿でもお知らせのとおり、6月1日からの出荷が決定されるとともに、本年の関係機関によるPR活動、地元消費の拡大等の取り組みにも、生産する漁業者が積極的に協力していくことが確認されました。
「丹後とり貝」を始めとする、丹後水産物のPR、消費者のための情報については、今後もニュースなどでお知らせしていきます。
4月のニュース
「丹後の海 育成岩がき」販売促進会議が開催されました
4月23日(木曜日)に、本年の出荷に際して各地区の生産状況を確認し、円滑な販売を進めるため、府内の育成岩がきの販売促進会議が開催され、生産者や関係漁協の職員等が出席し、情報、意見交換が行われました。
本年は、3年前に府立海洋センターから配布された種苗数が前年より少なかったこともあり、過去2年の実績より生産数は減少する見通しですが、出荷予定の岩がきは、各地区で順調に育成されているようです。今後、貝毒などについての安全性を確認し、5月中旬には、府漁連市場で浄化処理され、生食用として各地に出荷が開始されることになります。
京都府では、「丹後とり貝」に続くブランド水産物として生産、販売を拡大するため、引き続き関係漁業者等と協力して各種の取り組みを進めていきます。
3月のニュース
丹後の旨いもんづくり支援事業による加工品が完成し、披露されました
3月3日(火曜日)、アグリセンター大宮において、丹後の旨いもん味くらべ・スリーが開催され、丹後地方の農水産物を使った加工新製品が、地元旅館や土産物店、スーパーマーケットなどの関係者に披露されました。
また、3月7日(土曜日)と8日(日曜日)の2日間にわたって丹後の旨いもん土産物フェアが峰山のショッピングセンターマイン・センターホールで一般消費者を対象に加工新製品の販売が行われました。
水産関係では、養老水産加工研究会から、エソを使ったつみれ揚げ、アカモクを使った五目炊き込み御飯の素、五目混ぜ寿司の素、胡麻しぐれ(佃煮)など、湊漁業協同組合からサゴシ(小型のサワラ)を使ったクリームコロッケ、スティック揚げ、燻製、香草干しなど、丹後ブランド革命実行委員会からワカメ、ホンダワラ、アカモクなどの海藻を使った漬け物や佃煮などの加工品が出品されました。
全国青年・女性漁業者交流大会で伊根町蒲入地区水産加工グループが水産庁長官賞を受賞しました
3月5日、6日に東京都港区の虎ノ門パストラルで開催された第14回全国青年・女性漁業者交流大会において、伊根町蒲入地区水産加工グループの菱田江里子さんが「丹後の新たな観光スポットをつくる!-漁村新ビジネスへの挑戦-」と題して発表を行い、みごと水産庁長官賞を受賞されました。
蒲入地区では、地元でとれた海の幸を中心とした料理を漁港内で食べてもらう「漁港めし」や、漁船クルージング体験の取組を行っており、漁村女性をはじめ地区住民が協力して、地域を活性化させようと活動されており、今回の受賞はこれまでの努力と成果が認められたものです。今後も、取組の一層の発展が期待されます。
漁業・養殖業技術経営研修会を開催しました
京都府では、 「丹後の海の恵みを生かすアクションプラン」に基づき、ブランド水産物として期待される「丹後とり貝」・育成イワガキの生産拡大を進めています。これらの育成技術の向上、経営の安定のためには、生産物の知名度向上と流通拡大を図るとともに、従事する漁業者の方にとっても、自らの経営状態を把握し、経営目標をもって取り組んでいただくことが必要です。漁業関係者の経営に対する意識を高めてもらうべく、3月6日(金曜日)に舞鶴市内、3月16日(月曜日)に宮津市内で研修会を開催しました。
それぞれの研修会では、個人漁業の経営に関する助言、現場での育成技術や、天然二枚貝の活用による収益向上についての情報提供を行いました。
京都府では、今後とも漁業者の技術、経営向上のために有益な情報提供、技術指導を進めていきます。
第77回 知事と和ぃ和ぃミーティングが開催されました!
知事と和ぃ和ぃミーティング」が、3月12日、舞鶴市の京都府水産会館で開催されました。
当日は、舞鶴地方卸売市場を見学した後、「丹後の海の恵みに感謝!!-海を核とした地域振興-」をテーマとし活発な意見が交換されました。
- 舞鶴地方卸売市場の視察
今朝、京都府内の定置網などから水揚げされた新鮮な魚や海産物の活気のあるセリの様子を視察し、京都府漁業協同組合連合会の担当者から最近の漁模様やセリの説明を受けました。
- ミーティング(要 旨)
地元漁業者や漁業関係団体及び地元水産流通関係者と、最近の漁業を取り巻く状況や現在の取組状況、これからの漁業のあり方などを中心に意見が交換されました。
・魚をさばいて料理をする人が減少している。魚離れが進んでいると思うので、消費者が魚料理に親しめるための取組が必要である。
・定置網漁業や底曳き漁業だけでは漁業収入の安定が図れないので、府で推進している藻場造成など磯根資源の確保やトリガイ、イワガキ、クロアワビなどの養殖への支援を期待する。
・獲る漁業とつくり育てる漁業を組み合わせて取り組む必要がある。収入が安定すれば、若い人の就業進むと思う。
・その他、地産地消の取組など活発な意見が交わされました。
舞鶴産水産物の利用に係る情報交換会が開催されました
3月13日に、舞鶴市中総合会館において、舞鶴市内の公立保育所給食関係者と水産流通・加工業者による意見交換・試食会が開催されました。
当日は、舞鶴市内公立保育所の園長、調理員や舞鶴市の栄養士が、舞鶴水産流通協同組合の舞鶴産水産物流通推進委員会と保育所給食での舞鶴産水産物の利用について意見交換を行いました。また、その後、舞鶴産のハタハタの空揚げやサワラのフライ等について試食が行われました。
2月のニュース
アカモクについての環境学習で、府職員出前語らいによる講習を行いました
2月22日(日曜日)にはNPO法人地球デザインスクール、25日(水曜日)には宮津美しさ探検隊、それぞれの主催による、海上での採取から食卓に上るまでの一連の加工作業の体験を通して、アカモクを利用することで海と地球の環境保全につながることを実感してもらう取組が行われました。
水産事務所からは、アカモクの生態や利用することの意味などについて説明するとともに、一連の加工作業の指導を行いました。
皆さんアカモクの美味しさを実感していただけたようですので、アカモクの普及につながるものと期待しています。
漁業士会が舞鶴市内の小学校を訪問し本を贈呈
地産地消の拡大を目指す府漁業士会では、2月23、24日にわたり、舞鶴市内の吉原、神崎、大浦、福井の4小学校を訪問し、各都道府県の水産業などを紹介した「日本の水産業」(全5巻)と海洋センターが執筆した「京のお魚大集合」の6冊の本を贈呈しました。
舞鶴市は、漁業者、流通業者らと協力し、本年から学校給食でハタハタ、サワラ等の地元で水揚げされた魚を献立に取り入れる取組を進めています。また、上記の4校は、昨年8月に舞鶴市内で開かれた「ふるさと海づくり大会」に参加して漁業について学びました。今回の本の贈呈は、子供たちに漁業への関心をさらに深めてもらうために、行われたものです。
平成20年度水産加工講習会を開催しました
2月4日(水曜日)水産事務所において、平成20年度水産加工講習会を開催しました。
講演では、独立行政法人中小企業基盤整備機構市場志向型ハンズオン支援事業近畿地域活性化支援事務局プロジェクトマネージャー河﨑友彦氏から、氏が阪急時代に手がけた商品開発・販売・プレゼンテーションなどの実例を元に、マーケーット構造を理解して売れる商品を作っていくことの大切さ、留意するポイントといった内容の紹介が行われました。
また、京都大学生活協同組合食堂部門統括店長中島達弥氏からは、学生の食事事情や京都大学生協食堂における食育、地産地消の取組などについて紹介されるとともに、地域の海と大学を結ぶための提言が行われました。
参加者からは、府内で水揚げされたものを、京都市内へどんな形で、どうやって届けたら良いのか、といった問題への意見や、お互いの現状を知るための情報交換が重要であるということで、引き続き情報交換の場を持って欲しいという要望が出されました。
1月のニュース
府職員出前語らいでアカモク料理教室を行いました
1月16日(金曜日)に舞鶴市保健センターにおいてアカモク料理教室を行いました。
これは、舞鶴市食生活改善推進員協議会(はまなす会)の方々の集まりで、昨年から話題になっているアカモクをぜひ食べてみたいということから、アカモクとはどんな海藻か、アカモクの利用をなぜ進めるのか、アカモクをどうやって料理するのかなどについての講習会を行ったものです。
当日は、はまなす会の会員86名中44名が参加され、炊き込みご飯、スペイン風オムレツ、磯辺焼き、サラダ、豚汁の5品を作って試食されましたが、アカモクの美味しさが実感できたということで、今後、地域での普及に協力していただけるものと思っています。
ズワイガニの漁模様について(1月10日現在)
今漁期のズワイガニ漁は、昨年11月6日に解禁されたところですが、雌ガニ(コッペ)の漁期が終了した1月10日現在における府内漁船の漁模様(速報値)を取りまとめましたのでお知らせします。
水 揚 量: 雄ガニは前年同期140%と好調でしたが、雌ガニは同58%と低調で あり、全体では同89%でした。
水揚金額: 雄ガニは前年同期109%、雌ガニは同89%であり、全体としては同 103%と昨年同期並みでした。
平均単価: 水揚げが好調であった雄ガニは対前年78%(1,326円/キログラム 安値)、低調であった雌ガニは同154%(816円/キログラム高値)であり、水揚状況を反映した結果となりました。
漁期等: 雄ガニの漁期は3月20日まで続きます。
なお、京都府の漁業者は、資源保護をより一層推進するため、今漁期から、例年1月11日に解禁されていた水ガニ(脱皮直後の甲羅の柔らかい雄ガニ)漁を全面的に自粛しています。
第2回丹後産水産物地産地消勉強会を開催しました
水産事務所では、昨年9月に、丹後産水産物を地域振興に結びつけていくことを目的に、生産者、流通業者、観光業者等で丹後産水産物地産地消勉強会を開催しました。
その際、教育現場での地産地消の重要性が話題となりましたので、水産事務所では小学校等の教育現場への働きかけを進めてきました。そして、その動きが急速に活発になってきたため、教育現場と流通・加工業者との意見交換を目的とし、1月7日に第2回丹後産水産物地産地消勉強会を開催しました。
当日は、小学校の栄養教諭、教育委員会、流通・加工業者等の関係者約40名が集まり、事例紹介や給食用水産物食材カレンダーの検討が行われました。
勉強会では、水産物を使用する学校と供給する流通・加工業者の間の意志疎通を密にしていくことが必要、給食で水産物を食べさせることが家庭での水産物の消費拡大に繋がる等の意見が出され、活発な意見交換が行われました。
