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YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス ~取材型インターンシップ~ キックオフイベント開催

 平成28年12月18日に行いました、取材型インターシップ事業「YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス」キックオフベントを実施しました。

 

<目的>
 京都府では、与謝野町が2015年から行っている「与謝野町ブランド戦略(※)」と連携して、織物に関心のある起業家や事業連携に興味のある人達に与謝野町に滞在してもらい様々な織物事業者への取材を行う、取材型インターシップ事業「YOSANOテキスタイルクリエイターインレジデンス」を実施します。

※与謝野町では、2015年からデザイナー・アートディレクターの田子學氏(MTDO.inc)をクリエイティブディレクターに迎え、産業振興施策として「与謝野ブランド戦略事業」に取り組んでおり、若手織物職人とクリエイターが織物の可能性を模索する「ヨサノオープンテキスタイルプロジェクト」や、桑栽培から養蚕、シルクの六次産業化を目指す「シルクプロジェクト」、職人を動画で配信する「織りなす人」(2015年度終了)など、各プロジェクトを進めています。

 

1 日時:12月18日(日)14時~16時  YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス1

2 場所:京都リサーチパーク町家スタジオ 大広間
      (京都市上京区葭屋町通中立売上る福大明神)

3 参加者: 約20名

4 結果概要
  第1部(1)2020年丹後ちりめん創業300年事業紹介プレゼンテーション
         【京都府丹後広域振興局 商工労働観光室 森主事】

      (2)基調講演「与謝野ブランド戦略について」
         【与謝野ブランド戦略 クリエイティブディレクター 田子 學氏】
         
新しい地方創生の形として、雑誌等で注目を集めている。
          「衣」「食」「住」にこだわる。与謝野町のくらし方=与謝野町ブランド「見えるまち」
           ○農業:米・大豆・ホップ
           ○製品化:シルク、酒、豆腐、
          ①「安心・安全が見える」(安心・安全を見せていく) 
          ②「個性が見える」(CO-WARKなど様々な考え方や事業を受け入れていく)
          ③「もてなしが見える」(ヨサノキッチンなど)

YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス2

  第2部(3)ゲストトークセッションYOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス3 
         「与謝野町で実施した〝YOSANO OPEN TEXTILE PROJECT〟
         
・若手織物職人 × 異業種クリエイターのプロジェクトについて」 


         (ゲスト)髙美機業場       髙岡  徹氏(与謝野町織物事業者)  

               ㈱ロフトワーク     森内  章氏

              与謝野町商工観光課 松本 潤也氏


          (ファシリテーター)京都移住計画 川渕 一清氏    

 

        ○昨年度のYOSANO OPEN TEXTILE PROJECT結果及び感想
         
「㈱ロフトワーク 森内氏」
           ・与謝野ブランド戦略事業の「個性がみえる」のCO-WORKの考え方で昨年3カ月でプロジェクトを実施。
            与謝野の織物事業者とクリエイターによる新たなプロトタイプのものづくりを実施。
          「高岡氏」
           ・クリエイターからいろんな注文があったが、まずはできないではなく、やってみようとの姿勢で取り組んだ。
          「与謝野町 松本氏」
           ・与謝野町の40代の職人は前に出て様々な取り組みを行っているが、今後を見据えた上では、20代30代の
            若手に頑張ってほしいとの思いで対象を選定。
           ・行政が押し付けた形ではなく、織物職人にやる気になっていただくことにポイントを置いた。 

        ○今年度のYOSANO OPEN TEXTILE PROJECT~織りの見える化~について
         
 「㈱ロフトワーク 森内氏」
            ・与謝野ブランド戦略事業の「個性が見える」にリンクするが、来年1月から3カ月間で、織りの工程などを
            見える化するためリサーチのクリエイターを入れていく予定。


      (4)ミライ創造ワークショップワークショップ
         (丹後織物職人・地域おこし協力隊を囲んで参加型ワークショップ)
         「丹後織物職人」 
 髙美機業場            髙岡  徹氏
                        (株)ワタマサ 専務取締役   渡邉 正輝氏
                       羽賀織物              羽賀 信彦氏
                       与謝野町地域おこし協力隊  原田  氏
         「ワークショップの流れ」
         (1)織物事業者の今後、将来的な目指す方向
         (2)参加者の皆さんが協力できること
         (3)実際に現地に行き見たいこと


YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス4

YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス5

         (4)参加者の感想(各テーブル1名) 
           ○織物職人さんの話が直接聞けてよかった。
           ○与謝野町出身であるが、与謝野ブランド戦略の取り組みや織物のことが知ることができた。
           ○デザインを作成しており、織物の製品化につながらないかと考えている。何かできることがあればと思っている。
         (5)現地滞在企画の告知(告知内容)
            

「YOSANOテキスタイル クリエイターインレジデンス」~取材型インターンシップ~
現地滞在企画告知(企画詳細確定後、改めて募集いたします)

(1)日時:平成29年2月上旬~中旬予定(一定期間を設定して受入)
       プラン(A)2月上旬の2泊3日
       プラン(B)2月10日(金)・11日(土)・12日(日)
             ※11日は「与謝野ブランド戦略シンポジウム」取材

(2)期間:募集期間を2プラン設定。1プラン 2泊3日(与謝野町滞在)※参加者10名予定(1プラン毎に5名)

(3)取材対象:与謝野町の織物事業者

(4)滞在内容:
 ○滞在しながら織物職人の現場を見学及び取材
 ○取材した内容を記事にする
 ○記事を作成して情報発信

(5)対象者:織物産業という切り口に関心のある若年層

(6)情報発信:取材内容を編集し、WEBサイト(京都移住計画HP)やSNS(facebook)等にて情報発信を行います。

            

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-4333

t-n-noushoko@pref.kyoto.lg.jp