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高浜原子力発電所環境影響監視用語の解説

放射線

原子核が崩壊するときなどに放出される高速の粒子や電磁波のこと。
主な放射線の種類には、アルファ(α)線、ベータ(β)線及びガンマ(γ)線がある。アルファ線はヘリウムの原子核で、陽子2個と中性子2個から成り立っており、プラスの電荷を持っている。ベータ線は高速の電子でマイナスの電荷を持っている。また、ガンマ線は電磁波の一種で最も強い透過力を持っている。その他、X線、中性子線等も放射線の一種である。

自然放射線

われわれの日常生活の中では、どこにいても宇宙や大地、食物から放射線をあびる。これを自然放射線という。自然放射線による被ばく線量は地域差があり、日本国内でも花崗岩地帯である関西、中国地方は多い傾向がある。ブラジルやインドでは日本の10倍強いところもある。

放射能、放射性物質、Bq(ベクレル)

放射線を出す能力(性質)を放射能、放射能を持つ物質を放射性物質という。
Bqは放射能の強さの単位であり、1秒間に1個の原子核が崩壊するときの放射性物質の放射能の強さを1Bqという。

放射性核種

自然界には約90種の元素があるが、同じ元素でも原子核の重さ(質量数)の違うものを同位元素(アイソトープ)という。それらの区別は「元素記号(名)-質量数」または「(質量数)元素記号」で表す。同位元素のうち、放射能を持つ核種を放射性核種という。例えば、自然界に存在するコバルト-59は放射能を持たない安定核種であるが、核実験や原子炉内で生成するコバルト-60は放射能を持つ放射性核種である。

半減期

放射性核種の濃度は原子核の崩壊によって時間とともに減少するが、核種の種類によってその減少の速度が決まっている。当初の濃度が半分まで減少するのにかかる時間を半減期という。例えば、セシウム-137の半減期は約30年であるが、これはセシウム-137が始めに1Bqあった場合、30年後には0.5Bqになるという意味である。

天然放射性核種と人工放射性核種

カリウム-40やベリリウム-7等の核種は地殻の中に存在したり宇宙線で生成される放射性核種で、このようなものを天然放射性核種という。
一方、核実験や原子炉内で生成するストロンチウム-90やセシウム-137等の核種は人工放射性核種という。

空間放射線空気吸収線量率(空間放射線量率又は空間線量率)、空間放射線積算線量(積算線量)とGy(グレイ)

放射線が当たった物質が、どの程度のエネルギーを吸収したかを示す量を吸収線量といい、物質1キログラム当たり1J(ジュール)のエネルギーを与えた場合、これを1Gyという。空間放射線空気吸収線量率(空間放射線量率又は空間線量率)とは、ある地点の一定時間当たりの吸収線量のことでnGy/h(ナノグレイ/時)等で示される。空間放射線積算線量(積算線量)とは、ある地点の一定期間の吸収線量の合計のことである。

m(ミリ)、μ(マイクロ)、n(ナノ)、M(メガ)

単位の接頭語であり、mは1000分の1、μは100万分の1、nは10億分の1、Mは100万倍を表す。例えば、1Gyの10億分の1を1nGy(ナノグレイ)と呼ぶ。

TLD(熱蛍光線量計)

TLDは積算線量を測定する方法の一つである。フッ化リチウム、フッ化カルシウム、硫酸カルシウム等の化学物質は、放射線が当たるとそのエネルギーを吸収し、その後それを加熱すると吸収した放射線のエネルギーを光として放出する性質(熱蛍光)がある。この光の量を測定することにより放射線の量を知ることができる。

放射線被ばくとSv(シーベルト)

放射線被ばくには、外部被ばくと内部被ばくの2種類がある。
外部被ばくとは、体外の放射線源から放出される放射線を受けることで、放射線に当たっているときだけ被ばくする。内部被ばくとは、飲食や呼吸により体内に入った放射性物質から受ける被ばくのことであり、放射性物質が体内に存在する限り被ばくが続く。
吸収線量が同じでも、被ばくによる人体への影響は放射線の種類やエネルギーの強さによって異なる。このため、吸収線量に種々の係数を掛けて同じ尺度で知ることができるように補正する。この単位をシーベルトという。

お問い合わせ

府民環境部環境管理課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4705

kankyoka@pref.kyoto.lg.jp

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