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環境に優しい栽培技術紹介 [丹後エコファーマー]

環境に優しい農業技術を紹介します。
詳しくは、普及センターまでご相談ください。

黄色蛍光灯

夜行性の害虫の多くは、一定以上の明るさになると行動を停止し、一定の暗さになると活発に行動する性質があります。この習性を利用して、夜間に黄色蛍光灯を点灯することにより、夜行性のヤガ類成虫(ハスモンヨトウ、シロイチモンジヨトウ、オオタバコガ、アワノメイガなど)のほ場内への侵入防止、ほ場内にいるものに対しては交尾阻害・産卵防止の効果があります。

ヤガ類の成虫の複眼は、昼間は明適応で不活動型の眼、夜間は暗適応で活動型の眼をしており、暗適応時のみ活動ができます。そこで、黄色蛍光灯で「明適応」化し夜間でも活動ができなくするわけです。

効果的にヤガ類の被害を軽減するためには、作物上の照度が最低1ルックス以上になるように電灯を設置する必要があります。また、コナジラミ類、ハモグリバエ、アブラムシ類が黄色光に誘引される習性を利用して捕獲器に吸引し捕獲殺虫するものも市販されています。

施設栽培での設置数は6灯から10灯必要です。経費として、10アール当たり10数万円必要です(本体のみ)。この他に、露地用の黄色蛍光灯も市販されています。なお、イチゴ、キクなどの短日性の植物では、電照効果による開花遅延や生育が軟弱になる傾向があるので注意が必要です。