エコファーマー紹介/野木 武さん [丹後エコファーマー]
- 住所 京丹後市丹後町
- 登録作物 水稲
- 平成15年8月 認定
- 趣味・特技 マラソン、バレーボール、ホームページ作り
野木さんは丹後町で水稲13町、メロン2反、採種用大根5反、ブロッコリー5反を育てておられます。環境への熱い想いと、何事にもチャレンジしようとする好奇心、幅広いネットワークの持ち主です。
環境への熱い想い
作業所に颯爽と現れた野木さんは、すぐにコンバインを動かし始めました。なんと、燃料は天ぷら油の廃油(BDF:バイオ・ディーゼル・フューエル)。
今までゴミにしていた廃食油から90%の燃料が取れます。ディーゼルオイル系の機械は全て天ぷら油で動かしています。精製して再利用するため、農機に問題はありません。野木さんは、環境を守るために油のリサイクルに取り組むNPO法人エコネット丹後の会員です。
環境を保全するためにエコファーマーの認定を受けたことが、農薬に頼らずに草や虫と戦うことへの意識付けになっていると話されます。
環境問題に熱い関心を寄せる野木さんは、小学校の環境学習授業や田植え体験で講師も勤めておられます。さらに、今年中に農地に風車を立てて、風力発電にも挑戦する予定。まさにエコなファーマーです。
旅館と田んぼとの資源の循環
野木さんは農業や環境活動で多くの仲間を持ち、バレーボールの監督もされています。紹介で顧客になった地元の数件の旅館にお米を販売して、代わりにカニ殻やカキ殻をもらい、粉にして作物に入れます。「すごい良くできて。天然のものはすごいとまさしく感じているね」田んぼと旅館との資源の循環です。カニ殻やカキ殻、EM菌入りの自作米ぬかペレットを使って育てた野菜は丈夫に育ちます。
法人化に向けて
今は法人化を検討中。法人でも株式が取れるのか探っているところです。「消費者が1口100円とかでサポートしてくれたら面白いかなと思う。儲かったら野菜などの現物支給。みんなにオーナーになってもらうシステム作りがしてみたい」育てたお米で焼酎を作り、今年からは純米吟醸酒も限定ではじめます。お酒は近所の神社の名前から「塩干(しおほし)」と名付けました。消費者と手を結ぶことが見えてきたところ。ネットワークと行動力を生かした夢はどんどん広がります。
