エコファーマー紹介/酒井 義浩さん [丹後エコファーマー]
- 住所 宮津市
- 登録作物 トマト、ピーマン、キュウリ、大根
- 平成16年8月 認定
- 趣味 スポーツ
「何を話そうかなー」と目を閉じて深く息を吸い、しっかりと言葉を選んで話し始めました。一本の太い芯がある方だ…、取材を終えてそう感じました。
自然な流れから安心・安全へ
「安心・安全は農薬をかける者にも言える。消費者の声だけじゃなしに、自分のことも含めて安心・安全を考えている」
「例えば薬剤土壌消毒を何回かすると効果が劣ってくる。また、作物の出来も良くないと実感する。そういうことがあらゆる面で出てくるので薬剤土壌消毒を止める。では消毒をどうするか?」行きついたのは太陽熱消毒。試してみると、絶対に障害が出るようなハウスでも一部しか出なかったそうです。「栽培サイクルの中にソルゴーの鋤き込みと太陽熱消毒を入れている」
自然な流れの中で減農薬減化学肥料に向かい、その流れの結果として、現在の栽培技術がエコファーマーの認定条件と一致したため、認定を受けました。
100%有機で、という考えは毛頭無いとのことですが、日々努力して回数を減らしておられます。水をぎりぎりに抑えて高糖度トマトにこだわるよりも、普通栽培でこだわりを持ってトマトを作りお客さんに喜んでもらいたいと語ります。
環境とタイミング
虫や病気が出にくくするにはどうするか、出た場合どうするか、常に考えます。
「高温多湿だと病気が出やすいので、マルチで地温を確保し、換気をする。今日は曇っていても蒸し暑いからハウスを開ける等、天気と相談する」
気温が少し低くても、地温計を見ながら「地温が確保されていれば根がしっかりする。地上の部分が頭、根が足。根、つまり足を暖めると地上が多少寒くても大丈夫。頭寒足熱」
作物の生育環境を整えることを特に重要視しておられます。換気に気を配ったハウスの中は空気がさらさらです。薬剤散布も、最小限に抑える努力をしているとおっしゃいます。
大事に育てたトマトや野菜は、5月半ばから自宅前で直売も。「結果としてお客さんが喜んだり、安心安全だったりする。ま、良いもんを作ると言うことや。それだけ」
