丹後広域振興局

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森林の現況

森林計画図

 

丹後地域の森林面積は63,932haで、総面積に占める森林の割合は75.7%と京都府平均の74.3%や全国平均の
67%を上回っています。
このうち国有林を除く民有林の割合は95.2%で府内平均の97.9%を下回りますが、全国的に見ると民有林の割合がかなり高くなっています。

森林面積

 


 

 

民有林のうち人工林は17,226haで民有林全体の28.3%で府内平均の37.9%よりも小さい値になっています。

 

民有林の市町村別人工林・天然林別面積構成(平成30年3月31日現在)

人工林率 


 

民有林の樹種別の面積割合は、スギが9.0%、ヒノキが16.0%、マツ類が21.2%、広葉樹が49.3%となっており、府内平均と比べるとスギが少なく、広葉樹が多くなっています。

樹種別面積

 


 

 

民有林の蓄積量の総数は1029万㎥で、その内人工林が354万㎥となっており、人工林で毎年7万㎥程度増加しています。

なお、人工林の蓄積量は標準的な木造住宅の木材使用料に置き換えると約14万戸分に相当します。

人工林の多くは、いまだ間伐等の施業が必要な育成段階にありますが、木材として本格的に利用可能となる概ね50年生以上(高齢級)の林分が年々増加しつつあります。高齢級の人工林は平成31年3月現在でスギヒノキ人工林の44%をしめ、現状のまま推移した場合、10年後には約6割に増加すると見込まれます。また、齢級構成をみると、近年における林業生産活動の停滞により、若齢林が非常に少ない状態にあります。

 

 民有林齢級別構成(平成30年3月31日現在)

民有林

民有林(蓄積)

 

すぎ・ひのき

 齢級:林齢を5ヶ年毎に拾った単位(1齢級:1~5年生、2齢級:6~10年生・・・・・)

 


  

山地災害の防止、水源かん養機能等、公益的機能の高い森林を保安林に指定しています。 

 

保安林の種類別面積の構成

保安林

 注1 平成31年3月31日現在
  2 面積は兼種保安林を含む
  3 民有林のみ

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 森づくり振興課

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-4333

tanshin-no-mori@pref.kyoto.lg.jp