丹後広域振興局

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林業振興係ではこんなことをしています

業務の概要

森林計画

森林の生育期間は長いため、将来にわたって木材を安定に供給し、公益的機能を発揮させ続けるためには、計画的に森林を管理していく必要があります。このため、丹後広域振興局では由良川地域森林計画を定めることにより、管内各市町村森林整備計画の指針とし、さらに各森林所有者等で作成する森林経営計画の拠り所としています。

林業普及指導、関係団体指導

木材の生産をはじめ公益的な機能が十分発揮される森林づくりを目指し、持続的な林業経営が営まれるように普及指導を行うとともに、林業研究グループや特用林産物生産等を行う団体の活動を支援しています。

造林、木材利用

森林の公益的機能を発揮させるため、計画的な森林資源の造成(植林・保育等)を助成しています。また森林資源の循環利用を進め、CO2吸収固定を通じた地球温暖化防止に資することから、府内産木材の利用促進を図っています。

林業労働(担い手対策)

森林の整備を継続して行うには林業事業体等の担い手確保が重要であることから、府立林業大学校や京都府林業労働支援センターと連携し、新たな担い手の確保や定着支援、技術向上に取り組むほか、林業労働安全対策に関する普及啓発を行っています。

森林病害虫防除

松くい虫やカシノナガキクイムシ等、森林病害虫の被害対策を実施しています。
特に、海岸付近の松林については、山陰海岸ジオパーク等の貴重な景観を形成するだけでなく、防風、飛砂防止など重要な役割を果たしていることから、駆除や予防に努めるとともに、地域(自治会、地元高校生等)と連携した維持・保全活動を展開しています。

モデルフォレスト運動、森林の多面的利用

府域の74%をしめる森林を府民や企業の皆様と一緒に守り育てる「京都モデルフォレスト運動」を展開し、「宮津ふるさとの森を育てる協議会」や「漁民の森づくり」など、協働の森づくりをサポートします。また、地球温暖化など環境問題が深刻化する中で、将来にわたって豊かな緑環境を創造するため、緑化募金運動をはじめ、市町村等と連携を図り緑化の普及に努めています。

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 森づくり振興課

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-4333

tanshin-no-mori@pref.kyoto.lg.jp