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香河川の水害・治水・環境について

 与謝野町を流れる二級河川香河川については、たびたび氾濫を繰り返してきたことから、バイパス河川の整備を進め、12月10日に竣工式を迎えます。
 ここでは11月29日に与謝野町石川小学校(4年生)で実施した出前語らいの内容を掲載しています。

 
 今日は、みなさんが総合学習で香河川について調べられてきた中で色々な疑問が湧いてきたと聞きましたので、丹後土木事務所河川砂防室から来ました。
 少し難しいおはなしもあるかもしれませんが、楽しく勉強していきましょう。

 
 丹後土木事務所では、みなさんが住んでおられる与謝野町やお隣りの宮津市、京丹後市、伊根町の範囲の河川、海岸、砂防、道路の建設、管理などを行っています。
 
 今日は、みなさんの疑問に思っておられることを中心にこのような内容でお話しします。 

 
 川が水を集める尾根に囲まれた地域全体のことを流域といいます。
 流域に降った雨が谷に集まり、川になって流れていきます。

 
香河川の特徴
 香河川の流域はほとんどが山林で人家集落は少なく、いつもは比較的きれいな水が流れてきますが、おおぎ型のような形で水が集まりやすく、大雨が降ると洪水が発生しやすい川です。
 大雨の時は危険ですから香河川には近づかないようにしましょう。

 
 最近に起こった水害の様子です。この平成10年9月の大洪水により、66戸の人家が浸水しました。

 
 過去20年間に発生した主な水害です。
 この付近の住民の方々は、昔から度々水害に悩まされてきました。

 
 香河川の工事区間の地図です。
 川幅を広げると多くの家が移転しなければならないので、赤色のようなバイパス河川を整備することになりました。みなさんがいつも見ている香河川は、実はたんぼや家があったのです。

 
 バイパス河川の工事前と工事後を同じ場所から撮った写真です。バイパス河川の中間付近にある豊口橋上流の写真です。

 
 これもバイパス河川の工事前と工事後を同じ場所から撮った写真です。
 バイパス河川の起点、奥山川との合流点です。上の写真の川に比べてかなり広くなり洪水がきても溢れる心配が少なくなりました。

 
 香河川では生き物の調査は行っていませんが、下流の野田川で調査したときに見つかった魚たちです。

 
 香河川の橋を調べているグループがあると聞きましたので、一番下流にある中地橋の設計図を紹介します。
 両岸にある橋を支える台を橋台、川の中にある柱は橋脚といいます。さらにこれらを支えるために長い杭が打ってあります。

 
 橋の工事を行っている様子です。

 
 洪水のときにはこのように流木などが流れて来ることがあります。このため、橋は余裕を持って高く造ってあります。

お問い合わせ先

河川砂防課 ダイヤルイン電話 0772-22-7986

 

お問い合わせ

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