丹後広域振興局

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防災意識の自己点検

土砂災害の危険性がありませんか?

住居地が土砂災害警戒区域内ではないですか?

京都府が作成している土砂災害警戒区域等情報マップ(外部リンク)で住居地が土砂災害警戒区域に属していないか確認して下さい。

時間雨量が20ミリを超えて、総雨量が100ミリ以上になると土砂災害発生の可能性が高まります。大雨の際は、住居地周辺の雨量に気を配りましょう。府内各地の雨量及び水位は京都府河川防災情報(京都府ホームページ)(外部リンク)から確認することができます。

住居地が急傾斜地の近くではないですか?

がけの高さが5メートル以上、がけの勾配が30度以上の斜面は「急傾斜地崩壊危険箇所」といい、崩壊の危険性があります。

雨量を京都府河川防災情報(京都府ホームページ)(外部リンク)などで確認し、時間雨量20ミリ以上、総雨量100ミリ以上になったら十分な注意が必要です。

このような場合には、安全な場所への避難を行うことが重要です。また、がけに近い部屋から可能な限り離れた部屋での生活を行うことも重要です。市町村が定めている避難地を日頃から確認しておき、できる限り早期の避難が重要です。

雨が止んでもしばらくは注意が必要です。

雨のピークが過ぎても、しばらくは危険があり、十分注意しましょう。

斜面の崩壊は斜面の土の間隙水圧が上昇して起こります。間隙水圧の上昇は雨のピークと異なり、少し遅れて発生することから、降り止んでから崩壊が起こることがあります。そのため、しばらくは十分な注意が必要です。(間隙水圧とは:土の粒子の間にある水の圧力のことであり、この圧力が上昇すると土の粒子が動いて崩壊につながります。)

水害の危険性がありませんか?

住居地周辺の河川が改修されていますか?

住居地周辺の河川が改修されていなければ水害の危険性があります。

主要な河川の水位は京都府河川防災情報(京都府ホームページ)(外部リンク)で確認することができます。

「警戒水位」に近づいた場合は十分な注意が必要です。

改修ができていても万全ではありません。野田川等の築堤河川では、改修ができていても計画を超える大雨が降った場合は、洪水が堤防を越えて堤防が決壊し、甚大な被害が発生する恐れがあります。台風等による豪雨の場合は常に水位を確認しておくことが重要です。

出水してから出歩くと危険です。

濁り水の中での移動は危険

  • ひとたび出水があると、濁水で地形が分かりません。
  • 普段知っているつもりでも水路やくぼみに落ちるなどの危険性がいっぱいです。
  • 普段着のままでは泳ぐことはできません。
  • 浸水してから行動することは危険です。あらかじめの避難を行いましょう。

増水した河川には近づかない。

深掘れには要注意
つい気になって田んぼや増水した河川を見に行きたくなると思われますが、増水した河川では護岸の欠壊や堤防の陥没など、様々な危険が潜んでいます。増水した河川には絶対に近づかないようにしましょう。

護岸の上部は大丈夫に見えても、濁流の中ではどのようになっているか分かりません。河床の洗堀により護岸が倒壊する危険性もあります。

(洗堀:川の流速が早く、河床の砂礫などが水の押し流す力に負けて流されてしまい、通常の河床の高さより大きく下がる状態のことをいいます。)

災害履歴の確認をしていますか?

住居地周辺の災害の履歴を確認しておくことが重要です。

過去に土砂災害が起きたのか、水害に見舞われたことがあるか、どのような被害の内容であったのかといったことをお年寄りに聞いたり文献等から知っておき、同じような災害が発生した場合に自分がどのように対応できるのかを考えてみることが重要です。

また、家族でどのように対応すればよいのか、お互いの連絡方法をどのようにするのかなどのことを普段から話し合っておくことも大切です。

安全に避難することができますか?

住居地周辺の避難箇所を確認できていますか?

市町村の作成する防災マップ等で避難場所を確認できていますか?

避難場所への安全な移動ルートの確認ができていますか?

ご自身だけではなく、ご家族とともに避難場所にいく練習をしておくことも重要です。ご家族の安全の確保のためには、ご自身が仕事や出張で家にいないことも想定しての訓練が必要です。

備えはできていますか?

懐中電灯、ラジオ、携帯用食料等の非常時持ち出し品の準備はできていますか?台風シーズンの前には準備を終えておきましょう。

台風の際の注意

前線に伴う豪雨の場合と異なり、台風の場合は豪雨だけでなく猛烈な風を伴います。台風が接近してから移動することは大変危険です。強風域に入るまでに移動しておく必要があります。(強風域に入ってから移動すると飛んできた瓦やトタンなどで大けがをする危険性があります。)

チェックポイント

  1. 避難は危険が迫ってからでは遅い。強風域に入るまで、総雨量が100ミリを超えるまでといった危険が迫るまでの予防が大切です。
  2. 非常持ち出し品をリュックサック等に入れて、身動きが軽い状態で避難しましょう。
  3. 台風が通り過ぎるまで外に出ないようにしましょう。
  4. 崖下や河川には近づかないようにしましょう。
  5. 雨が止んでもしばらくは様子を見る。特に崖下は雨が止んでもしばらくは危険があります。

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