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公共工事の検査

 丹後土木事務所では、「安心・安全の災害に強く、しなやかなまちづくり」などの基本方針に基づき、各種公共施設の整備・維持管理に努めているところです。
 その中でより品質の良い、ライフサイクルコストの少ない良質な公共土木施設の工事施工が重要となります。

 そのためには、工事の監督・検査業務が重要であり、ここでは公共工事の検査の内容などについてご紹介します。

 検査の立会者等

 検査は「京都府土木工事等検査規定」に基づき実施します。
 検査の立会者等はつぎのとおりです。

  • 発注者側は主任監督員及び係長相当職以上の職員(総括監督員等)が立ち会いのもと、検査員が検査を行います。
  • 受注者側からは主任技術者及び現場代理人(又は受注者)が立ち会います。

 土木工事検査基準

 検査は「土木工事検査基準」により実施します。

  • 検査は、当該工事の出来高を対象として、実地において行うものとし契約図書に基づき、工事の実施状況、出来形、品質及び出来ばえについて、適否の判断を行うものとされています。
  • 工事実施状況の検査は、契約の履行状況、工程管理及び安全対策等の工事管理状況に関する各種の記録(写真・ビデオによる記録を含む。)と設計図書を対比して行います。
  • 出来形の検査は位置、出来形寸法及び出来形管理に関する各種の記録と契約図書を対比し行います。
    ただし、外部からの観察、出来形図、写真等により当該出来形の適否を判定することが困難な場合は、必要に応じて破壊検査を行います。
    なお、出来形寸法等の適否判定は、「土木工事施工管理基準」の出来形管理基準により行います。
  • 品質の検査は品質及び品質管理に関する各種の記録と契約図書を対比し行います。
    ただし、外部からの観察、品質管理の状況を示す資料、写真等により当該品質の適否を判定することが困難な場合は、必要に応じて破壊検査を行います。
    なお、品質規格の適否判定は、「土木工事施工管理基準」の品質管理基準により行います。
  • 出来ばえの検査は、仕上がり面、とおり、すり付けなどの程度及び全体的な外観について目視、観察により行います。  

 検査の流れ

 受注者及び主任監督員が立会のもと、まず、書面検査を十分行い、提出された資料・写真等を確認します。

 その際に検査基準に基づくとともに、特に次のような内容に注意して確認を行います。

  • 建設廃棄物、建設発生土等が適切に処理されているか、過積載がなされていないか、安全管理に不備がないか、各種法令を遵守されているかなどを確認します。
  • 不可視部分(現地で目に見えない部分のこと)の施工が適切になされているかについて、写真その他資料により確認を行います。
  • 出来形成果表において、定められた規格値に収まっているか、バラツキはどうか、成果表の数値間に不整合な点はないか等の確認を行います。

 書面検査に引き続いて、現場検査を行い、延長・高さなどを計測するとともに、出来映えなどを確認します。

 また、書面検査時に疑義のあった内容を現地で確認します。

 これらの全ての確認がなされ、工事目的物として安全に使用できることを確認した後、「合格」として工事目的物を引き受けるとととなります。

 検査の結果、不合格のある場合には補修命令を行い、所定の期日までに補修を命じることとなります。

書面検査状況 現場検査状況1 現場検査状況2
(書面検査及び現場検査の実施状況例)

 検査結果の通知

 検査で合格した後、検査員・主任監督員・総括監督員の3名で工事成績評定を行い、受注者に通知しています。(請負額100万円以上の場合)

 成績評定は施工体制・施工状況・出来形・品質・出来ばえ・高度技術・創意工夫・社会性・法令遵守等を総合的に評価して行います。
 特に、法令違反があった場合は大きく減点します。評定点は65点が標準点となり、評定結果は閲覧することができます。

 お問い合わせ先

丹後土木事務所 企画調整室 ダイヤルイン電話 0772-22-2143