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交通の現況に関する意見 [TDM施策 ]

  • JR奈良線、山陰本線のサービスレベルは過去から比べると確かに水準が上がってきているが、まだまだ140万都市の鉄道線としてはサービスレベルが低い。
  • 関西の私鉄は過去には世界の最高水準であったが、この30年間に何も変わっていない結果、世界の最先端からは取り残されてしまった。
  • 鉄道整備のスピードに対して道路がどんどん良くなってしまった。これからは政策的に鉄道に投資していかなければ公共交通は危機的な状況になる。
  • これからの都市構造を考える上では、現状の交通の延長線で将来の交通需要がどうなるという需要追随型の都市構造を作るのでは問題がある。
    望ましい交通行動があってその上で都市構造を議論してほしい。コンパクトシティ的ライフスタイルかくあるべきというところをきちんと明示した上でそのためにどうするかというアプローチが必要。
    放っておいたら高齢者の免許保有率・自動車保有率も増加し続け、ますます車社会が進展する。それを前提に都市整備を進めれば完全な自動車社会になってしまう。
  • これまで道路整備が追いつかないからTDMをやるという発想があったが、そうではない。都市部はあらゆるものの密度が高く、都心部では自動車は十分に機能せず大量輸送が可能な鉄道が効率的で、一方地方部では公共交通の採算は難しい。つまり適材適所で考える必要があり、都心部では鉄道、郊外では自動車のような使い分け、メリハリが必要であろう。
  • 家庭の主婦が車に乗りだしてモータリゼーションに大きな変化が現れた。つまり買物、学校、病院などへの移動の制約がなくなり、郊外にも住めるようになり、小売商店も郊外化し、交通渋滞は、通勤時のみならず休日の郊外大型店周辺にも現れるようなった。