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第6回締約国会議(COP6)再開会合に向けて

送付先

  • 気候変動枠組条約締約国(184カ国・1地域)
  • 条約事務局長
  • COP6議長

1997年12月に京都で開催された地球温暖化防止京都会議では、白熱した議論の末、地球温暖化防止についての歴史的な第一歩となる「京都議定書」が採択されました。私たちはこの議定書を誇りに思い、一日も早い発効を祈念するとともに、環境先進地を目指し、まず京都からライフスタイルを根本から見直し、社会における生産・流通・消費・廃棄のシステムのすべてにおいて地球環境を重視した取組を行うことを決意しました。

1200年の歴史と伝統に培われた京都は「日本の心のふるさと」と呼ばれ、四季折々に変化する自然と調和した独自の文化を育んできました。このことが、世界が協調して地球温暖化防止に取り組む出発点となる「京都議定書」を生み出すことに大いに寄与したものと確信しています。

今日、大気中の二酸化炭素の濃度は上昇を続け、氷河や極地方における氷の融解や異常気象の多発に見られるように、地球温暖化の影響は世界各地に表れています。21世紀を夢と希望に満ちた輝かしい「環境の世紀」とするため、また、地球上の生命を守り育てるためにも、すべての国、地域、住民が英知と情熱を結集して、実効性のある取組を直ちに進めていかなければなりません。

今回のCOP6再開会合において、実効ある地球温暖化防止対策の確立のため、世界各国が2002年までの「京都議定書」発効に向け、建設的な合意に達し、人類と地球の持続的発展に貢献されることを京都府市民挙げて心から祈念し、京都からのメッセージといたします。

2001年7月

京都府知事 荒巻 禎一
京都市長 桝本 賴兼
京都商工会議所会頭 村田 純一

お問い合わせ

総合政策環境部脱炭素社会推進課

京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町

ファックス:075-414-4705

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