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玉露の栽培・製茶技術 山下壽一

山下壽一さん

氏名

山下壽一 (昭和9年生まれ)京田辺市

技能名

玉露の栽培・製茶技術

京都府認定

農の匠(平成13年度 第16号)(技能登録:農業分野第133号)

技能の内容

最高級宇治茶である玉露は、うま味成分「テアニン」の含有量が決め手で、新芽により多く蓄積させるための優れた栽培技術と製茶技術を保有されています。また、茶の芽や樹の観察による科学的な生育診断とそれに基づく被覆や施肥など的確な栽培管理を行うとともに、長年手揉みで培った製茶技術を機械製茶の各工程に生かされています。
その茶栽培技術や製茶技術は、京田辺地域だけでなく全国各地の茶産地の玉露の品質にも大きく貢献されています。
これまでに、全国茶品評会や関西茶品評会において、農林水産大臣賞を合わせて16回受賞されています。

技能に関わるきっかけ

農業・製茶業を営む農家に生まれ育ち、お父さんが第2回全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞されました。表彰式での父の姿に、当時中学生の山下さんは強く感銘し、20歳の時、父のように日本一になりたい、との思いから本格的に玉露づくりに取り組まれています。

伝承活動

毎年春に京都府茶業連合青年団や京田辺茶業青年団を対象とした手揉み製茶研修会を実施するなど「京田辺手揉み技術保存会」の中心となり、メンバーとともに技術の普及、伝承に努められています。
また、地元小学生や父兄はもとより、修学旅行生を対象とした研修会にも依頼があると応じ、広くお茶の普及に貢献されています。
さらに、平成15年からは、京田辺茶担い手育成塾を立ち上げ、塾長として現在、10名の若い茶担い手後継者の育成指導にあたられています。

手揉み作業をする山下さんこれぞ匠の技