平成21年12月普及活動報告・地域情報
野生鳥獣害対策(サル)の実証ほを改良設置
木津川市山城町神童子に設置している実証試験ほのサル等の防護柵を改良しました。昨年度のあぜシートを利用した柵は、効果はあるものの耐久性に乏しく10月の台風で大破したため、風対策として防風ネットに変更しました。ネットはサルの爪が立たないように2ミリメートル目合いのものを使い、さらに高さ約210センチメートルの上部を張り出させ侵入防止効果を高めました。今後とも効果確認と維持管理のし易さを重点に調査・改良を行います。
城陽市の若い農業者がJGAP認証取得農業生産法人を視察
12月1日(火曜日)、城陽市の若い農業者3名が、同市の「若い農業者就農促進事業に係る事業実施者と専任講師との視察研修」で、京丹波町の株式会社八百一の郷丹波農場を視察しました。同社の親会社 株式会社セントラルフルーツ顧問で園芸研究所長の藤目幸擴氏から、イチゴ、葉菜、ハーブのJGAP手法に基づく生産方法について説明を受け、販売面から見た生産のあり方について多くの知見を得ました。
宇治市農産物品評会が開催される
山城地域では、秋の収穫祭が各地で開催され、地域特産品や生産者を消費者に知ってもらう良い機会となっています。その一環として、12月4日(金曜日)に宇治市農産物品評会が開催され、山城北普及センターは審査長及び審査員として対応しました。野菜類では、太り、揃いともに良好なもの、花き類では発色やバランスに優れたものなど優れたものが多く出品されていました。
野生鳥獣被害対策に地域参加で猿落君設置!
12月2日(水曜日)と8日(火曜日)、宇治田原町郷之口長井野地区で、サル、イノシシ、シカ対策に、簡易柵猿落君+垂らし網の実証ほ(約80メートル)を設置しました。山城北普及センターでは、勉強会を4回開催し、地域内のエサ除去や追い払い等の対策と併せて、設置方法を指導し、地域住民参加で設置しました。今後、獣の出現状況に合わせた改良を指導していきます。また、地域では、今後さらに柵設置面積を拡大していく予定です。
ミカントゲコナジラミ防除と茶生産へのGAP導入研修会開催
12月9日(水曜日)、グリーンティー和束において、和束町と南山城村の茶生産者等50名を対象に、ミカントゲコナジラミの防除とGAP導入への理解を深めることをねらいとした研修会を開催しました。茶業研究所と山城北・南農業改良普及センターから同害虫の体系的防除とGAP導入の先進事例を紹介し、活発な意見交換が行われました。今後はマシン油による防除の現地実証とGAP導入の具体的な推進方策を展開していきます。
