茶の審査方法
茶の良い香りやおいしさ、さわやかさ等は、茶に含まれる多くの成分の割合によって変化するもので、現在のところ、分析機器では十分明らかにできません。
そのため、茶の優劣は熟練者が官能検査によって外観、香気、水色、滋味、から色(てん茶のみ)について比較審査します。
外観
審査方法
審査盆に茶を適量入れ、形状と色沢をみます。
良い茶
- 煎茶、玉露
丸くよれ、締まり、伸びが良い。明るく冴えた色調で、手にとると重みを感じる。 - てん茶
明るく冴えた色調で、柔らかな感触。
香気
審査方法
審査茶碗(白色磁器製、200cc容)に茶を3g入れ、熱湯を注いだ茶葉で香りを調べます。
良い茶
- 煎茶
新鮮な香があり爽快性に富む。 - 玉露、てん茶
覆い香(青海苔様の香)と新鮮みが程良く調和。
水色
審査方法
審査茶碗に茶を3g入れ、200ccの熱湯を注ぎ5分間静置後茶殻を取り除き、色調、にごりなどを見ます。
良い茶
特徴を備え明るい色調のもの。
- 煎茶
黄金色と緑色が調和。 - 玉露、てん茶
煎茶と比べ着色はうすいが濃度感のあるもの。
滋味
審査方法
水色と同じ方法で茶殻を除いた後、スプーンですくい、口に含み、味わいます。
良い茶
- 煎茶
新鮮味と適度な収れん味が調和し爽快。 - 玉露、てん茶
覆い味と旨味に富み温和。
から色
審査方法
てん茶では、湯を注いだ茶葉の色調や均一性をみます。
良い茶
- 染まりが均一で、青く冴えた明るい色調。

