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理学療法科

リハビリテーション施設基準

  • 運動器リハビリテーション(2)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション(3)

理学療法科スタッフ

理学療法士 4名

基本方針

 発症あるいは手術後早期よりリハビリテーションを開始し、歩行能力及びADLを改善し早期退院を図る。

対象患者

(平成21年度実績)

  • 整形外科 71%(骨折後、人工関節術後、肩腱板断裂術後、脊椎・脊髄疾患術後など)
  • 内科・外科 26% (脳梗塞、外科手術や肺炎等後の廃用症候群など)
  • 脳神経外科 2% (脳出血など)
  • その他 1%

リハビリテーションとは?

 リハビリテーションRehabilitationの語源は、Re(再び)、Habilis(適合、もとの状態に戻す)、tion(すること)からなり、「再び適合すること」という意味になります。古くは「更正」「名誉回復」「社会への帰還」などの「復権」という意味あいで使われていました。

 我が国ではリハビリテーションとは「人間らしく生きる権利の回復」すなわち「全人間的復権」という訳語が最も適当といわれています。

 すなわち、病院で機能訓練を行うことだけがリハビリテーションではないのです。

 リハビリテーションとは障害を受けた者を、彼の成し得る最大の身体的・精神的・社会的・職業的・経済的な能力を有するまでに回復させることである」(米国リハビリテーション評議会/1942)、「リハビリテーションとは能力低下の場合に機能的能力が可能な限り最高の水準に達するように個人を訓練あるいは再訓練するため、医学的・社会的・職業的手段を併せ、かつ調整して用いること」(WHO/1968)と定義されています。いずれにしても、「障害を有する方を可能な限り人間として望ましい生活ができるように、あるいは尊厳を回復できるように支援すること」がリハビリテーションといえるでしょう。

 リハビリテーションをその性格から大きく分類すると、急性期・回復期・維持期という分類や、医学的・社会的・教育的・職業的という考え方が一般的です。

 リハビリテーション医療には、大きく分けて3相の考え方があります。

第1相、急性期リハビリテーション

 脳卒中、骨折等を発病した直後は、投薬、手術、ギプス固定等と、安静を必要とする治療が行われます。この安静により生じる廃用性症候群(二次的障害)予防を、医学的管理に基づき早期より行う訓練を急性期リハビリテーションといいます。
 廃用性症候群とは、安静に伴う筋力低下、関節拘縮、起立性低血圧、体力低下等をいいます。

第2相、回復期リハビリテーション

 急性期を過ぎ疾病により失われた運動機能を、積極的に訓練を行い取り戻す時期を回復期リハビリテーションといいます。
期間は、医学的に発病後6ヶ月といわれています。

第3相、維持期リハビリテーション

 回復期リハビリテーションが終了し、障害を残した患者さんに対して訓練を行い、残存運動機能維持に努める時期を維持期リハビリテーションといいます。
 この残存運動機能を維持することにより、質の高い自立した生活をいつまでもおくれる様、保健、福祉と結び付き支援することも、維持期リハビリテーションに含まれます。

当院ではこの第1相、急性期リハビリテーションをおこなっています。

理学療法とは?

 『理学療法(PT; Physical Therapy)とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。(理学療法士及び作業療法士法(法律第137号]ですが、簡単に説明すると脳血管障害や骨折した患者様の運動や歩き方を指導したり、電気を流したり暖めたりして機能回復・社会復帰のお手伝いをすることです。

理学療法とは主に運動療法・物理療法・ADL(日常生活動作)訓練という手段を使い障害に対してアプローチいたします。

運動療法

 関節可動域・筋力・バランス 能力・痛みの改善(回復)などを通じて日常生活活動(起きる・座る・立つ・歩行など)など基本的な運動能力を高めます。

物理療法

 温熱療法・水治療法・光線療法・電気療法などにより痛みや循環の改善をはかります。

ADL訓練

 日常生活を円滑に行うために必要な助言・指導・訓練などを行います。(Activity of Dairy Living=日常生活動作)

  

退院時指導など

 家屋改造のアドバイス、車椅子・補助器具の調整、介護指導、etc