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けいはんな学研都市立地企業、スマートシティ関連企業、けいはんな学研都市付近で開催されるイベント・史跡等を紹介するページです。
(2024年5月24日、文化学術研究都市推進課 足利)
京都中北部を行き来した人で立ち寄らなかった人はいないであろう名物ドライブイン(京丹波町)跡で、廃棄ガラス100%リサイクル材が作られていると聞き、おうかがいしました!
それを行ってらっしゃるのは、株式会社京藤梱包運輸(本社:京都市)(外部リンク)。
一般的には、産廃として有料で廃棄し、埋め立てられるガラス瓶等が、こちらでは逆で、材料として有料で買い取り、100%リサイクルされているのだから、素晴らしい!
かなりの設備投資をされて、この有意義な取組をすすめておられます。大まかに言えば、まずは、粉砕工程。ガラス以外の紙等は、この工程で除外されていきます。
そして研磨工程。軟式野球のボールより、ひとまわり小さいセラミック玉が使われています。
さらに添加剤を添加。この添加剤が発泡し、軽石のような商品になります。
そして、加熱(発泡)工程。約40分かけて、様々な温度で加熱されます。
こうして出来上がったのが「ガラス発泡リサイクル資材『スーパーソル』」。道路などの土木資材、水はけを向上させる農業資材、有機物の住処となる浄化資材など、様々な用途に応じた商品があります。
例えば、土木資材としては、橋梁の舗装などで「軽さ」によりインフラの寿命を延ばすなどといったメリットを発揮できます。
ちなみに「重さ」が必要であれば、発泡させないで商品を作ることもできます。
(ガラスの移り変わり)
また、地盤に雑草を生やさない効果もあります!これはいい!
(左:通常の土壌は雑草が生える、右:スーパーソル土壌は雑草が生えない)
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