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「学研フードテック共創プラットフォーム」レポート

フードテック スマートシティ

「学研フードテック共創プラットフォーム」(外部リンク)の取組レポートです。

(予告)和食情報交換会のご案内(10月3日)

和食部会

(参考)2024年7月「京都大学が描く未来の食と農」

(2024年7月19日、文化学術研究都市推進課 足利)

「京都大学が描く未来の食と農」(外部リンク)に参加いたしました。

「歴史的観点」での講演の数々。まず、「農業機械」の歴史。当初は「辛い労働からの解放」から始まり、やがて、大規模機械による「効率化」、現在は、「自動化」「環境配慮」がトレンドだそう。既に米国では、車いすのまま乗り込む農業機械も開発されているそうですが、今後は、「インクルーシブ」がキーワードになるのではとのこと。「生産消費者」時代の幕開けでしょうか。

そして、「給食」の歴史。

  • 最初は、子どもの貧困を救う手立てとして始まったそうで、1900年代頃、不況に伴い、世界で同時多発的に始まったそう。日本でも「学制」が開始されたものの、当時は多くの子どもが働いており、親も弁当を作る時間もないなどし、子どもがなかなか学校に来ないという状況があったため、山形県鶴岡市で、給食によって通学を誘因したのが始まりだとか。
  • また、給食は災害対策にも威力を発揮したそう。関東大震災では、給食供給システムが炊き出しに繋がったとのこと。
  • そして、GHQも給食の普及に関係しているとのこと。戦後、米が不作であった中、反乱に繋がる飢饉が起きないようにと、米国から運ばれていた脱脂粉乳や小麦粉(コッペパン)を用いることで、給食を再開させました。日本人は米を食べ過ぎて、他の栄養素が不足しているとの認識の下、「人間の舌」を変える壮大な試みでもありました。

無償化については是非があろうと思いますが、たしかに給食っていいですよね。病院食も栄養バランスが考えられていて、かつおいしくなっていたり、ありがたいことです。

2024年7月「第2回発酵情報交換会」開催

企業と大学の専門家による発酵に係る「原点技術」や「産学官連携の取組」に係る講演の後、情報交換や交流会を行い、参加者間で小グループを形成し共同の取組を育むことになりました。

第2回発酵部会

また、学研課からは、「古代都飯プロジェクト」の参画メンバーを募集しています。

2024年3月「第1回発酵情報交換会」開催

プラットフォーム内に発酵グループが形成され、発酵に係る情報交換や共同の取組を行うこととなりました。

2023年10月「学研フードテック共創プラットフォーム」設立

食に係る諸課題の解決に向け、国内外における産学官連携の取組を推進

 

 

お問い合わせ

商工労働観光部文化学術研究都市推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

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bunkaga@pref.kyoto.lg.jp