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中丹広域振興局

中丹・田舎暮らし通信vol.13(平成19年11月22日発行)

農業改良普及センターでは、中丹管内(舞鶴市、綾部市、福知山市)の田舎暮らしに関わる情報を発信しています。今回は舞鶴市神崎における遊休農地の復活活動について紹介します。

1.ニセアカシアの勢力拡大から伐採へ

神崎は、昔から海水浴場で有名なところです。北近畿タンゴ鉄道の「丹後神崎」駅が最寄りにあり、小学校もあります。全国的な過疎高齢化の波はここにも押し寄せており、不在地主を中心に、耕作が行われなくなった農地(遊休農地)が増加しています。
神崎の海岸は国定公園の一部であり、昭和30年代に防風林の役割を持たせるために、ニセアカシアが植樹されました。このニセアカシアは、種子と地下茎で繁茂していく植物で、芽生えてから1年で2メートルの高さになります。海に近い遊休農地には、次第にニセアカシアが繁茂するようになり、高さ10メートルにもなるので、人が立ち寄りがたい雰囲気を醸し出すようになっていました。
ニセアカシアの花
写真:ニセアカシアの花

そこで、「遊休農地を何とか使える農地にしなくては!」という住民の思いを結集し、今年の春に遊休農地の一部でニセアカシアを伐採しました。

2.サツマイモ・ラッカセイの産地

神崎の農地は砂地がほとんどです。今回、ニセアカシアを伐採した農地は、海岸と道路一本隔てたところにあり、雑草の下には砂浜のようなサラサラとした砂地が眠っています。
砂地で野菜を栽培すると、砂地は夜の地温が低く、植物体もゆっくり休むことができて、糖分をためることができるため、果実の糖分が多くなる傾向があります。また、砂地は根が貫通しやすいため、根菜類が形よくまっすく伸びることが出来ます。
そのため、メロン、スイカなどは甘いものができやすく、サツマイモや大根は形のよいものが出来る傾向にあります。
ここ神崎では砂地の特性を生かし、サツマイモ・ラッカセイが特産となっています。

3.これから市民農園をつくります

ニセアカシアを伐採した農地は、今後切り株や雑草を取り払った後、耕耘し、作物を栽培することが出来る農地に整備する予定です。
農地は「荒らさないように作ってくれる」人に貸し出し、自家菜園のように使ってもらえたらという思いが住民にあります。
希望があれば、地元農家によるラッカセイ・サツマイモの栽培指導を受けることも出来ます。地元の農家は土日農業の兼業農家が多く、週末に手入れをする程度でそれなりに収量をあげることができるそうです。
農作物をサル、イノシシ、鳥から防ぐ柵・ネットなどは耕作者が設置することとなります(獣害対策をしないと全滅してしまいます)。
今は農地を整備している段階です。今ある資源を活用し、過剰な投資は避けて格安の貸出料金とし、手作りの市民農園化を目指しています。あなたも耕作してみませんか?

農地利用したい方を募集する予定にしています。

お問い合わせ

中丹広域振興局農林商工部 中丹東農業改良普及センター

綾部市川糸町丁畠10-2

ファックス:0773-42-0191

chushin-no-higashi-nokai@pref.kyoto.lg.jp

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