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更新日:2022年2月9日

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「地元の就職を選択の一つとして考えてほしいです」-株式会社さとう・井上可愛さん

※この記事の内容は2020年12月22日時点のものです。

 

こんにちは!福知山公立大学3回生の水田嶺央と細田菜々子です。

今回、私たちは京都府中丹広域振興局のインターンシップに参加し、「たんたんで働く特別編by福知山公立大学」として、中丹地域の若手の社会人の方にインタビュー取材をしました!

中丹出身の高校生や大学生のみなさんに、地元での就職も将来の選択肢の一つとして考えていただくきっかけになればと思っています。ぜひ、温かい目でご覧ください。

 

私たちが取材しました

水田嶺央(みずたれお)

福知山公立大学地域経営学部3回生、兵庫県香美町出身。ゼミ活動では、高校生と企業と協力して企業の魅力化について研究・調査中。舞鶴の五老ヶ岳が好き。

細田菜々子(ほそだななこ)

福知山公立大学地域経営学部3回生、富山県滑川市出身。観光に興味があり、ゼミ活動では、海の京都観光圏について調査・研究中。舞鶴の赤レンガパークが好き。

 

今回は、福知山市の株式会社さとう「バザールタウン福知山」勤務2年目、井上可愛(いのうえかあい)さんにインタビューを行いました。

(プロフィール)
井上可愛さん
:1995年生まれ、入社2年目。兵庫県丹波市出身・在住。

株式会社さとうは北近畿最大級の総合流通サービス企業として、ショッピングセンターやスーパーマーケットなどを運営しています。その一つとして、バザールタウン福知山は福知山市内で多くの市民が利用する店舗になっています。従業員数は井上さんが携わるレジ部署では、40名近くいます。

 

ーーよろしくお願いします!井上さんの1日の仕事のサイクルはどのようなものですか?

早いときだとオープン前の8時45分に出勤し、18時頃退社します。ただ、シフト制なので日によって前後します。出勤してからは、レジ回りの書類の確認や、カウンターのオープン作業、シフトの作成、オープンしてからは接客業務やレジ動作の確認を行っています。

 

さとうの看板を背負っていると思いながら仕事しています

ーー仕事をしていて嬉しいと思う瞬間はなんですか?

やはりお客様から「ありがとうございます」と言っていただける瞬間です。地域のご年配の方やお子様がうれしそうに帰っていただけるときが一番やりがいを感じます。お客様に対してさとうの看板を背負っていると思い、役割に恥じないような仕事をしています。

 

ーー研修期間ってどんなことをするんですか?

新入社員の時は2週間ごとにいろいろな部署を体験します。最初は全員食品レジを経験して、私はその後、惣菜、食品レジ、加工食品の部署を回りました。元々青果を希望していたのですが、食品レジの業務に携わるにつれて、お客様を相手にしている方が自分に向いていて、レジ業務が楽しいと思うようになり、希望して現在の食品レジの配属になりました。

 

ーー青果…ということは、もともとは接客志望ではなかったということですか?

そうですね。高校時代はどちらかというと緊張しがちで、人前で何かをするのが苦手でした。でも、大学時代の経験から、自分で学んでいくスタイルを確立して、そこから就職して接客業務を緊張せず楽しいなと思うようになりました。

 

大学ではミツバチを育てていました

ーー大学で楽しかったことはなんですか?

大学では、研究の一環として西洋ミツバチを育てていました。地域の養蜂家さんと協力しながら蜂蜜の販売や値段設定などをしてその経験から考える力を得たと思います。

 

ーー井上さんは県外へ進学されたとのことですが、同級生はどのような感じでしたか?

多くの人が地元から離れて進学や就職をしていて、大阪とか、遠いところでは愛知に行く人もいました。現在でも地元で就職した友人と遊ぶこともあります。

ーーそんな中、地元に帰ってこようと思ったきっかけはなんですか?

大学は大阪に行っていたんですが、都会の暮らしは確かに便利でよかったとは思います。でも、私は景色や星を見るのが好きだったので、なんだか物足りなさを感じるようになったんですよね。そして人が恋しくなっちゃって。それに地元との繋がりが疎遠になってしまったのが寂しくて、大阪での内定も決まっていましたが、こちらのさとうに就職することを決めました。地元の人に出会ったり、なじみの人から仲良くしてもらったりすることに喜びを感じています。

 

ーー働いている方同士の雰囲気もとても良さそうですよね。

そうですね、パートやアルバイトの方々と仲が良く、みなさん人が良くって、とても店の雰囲気も良いです。採用が決まった時に、一緒に手書きのお手紙を頂いて、そういう会社の温かいところが良いなと思って就職を決めました。

 

ーーこの辺でオススメの場所があればぜひ教えていただきたいです。

会社の同期と、ゆらのガーデン(福知山氏)の「アゲバンバン」で揚げパンを食べながらのんびりお話しています。

 

最近登山にハマっているんです

ーーそんな地元の休日はどのようにお過ごしですか?

両親の趣味が登山なので、それに講じて私も最近登山にハマっています。主に地元の山などに登るんですけど、景色を見て「のどかだなぁ」と思います。日本の四季折々なところや都会では感じることはできない地元ならではの景色を感じています。


舞鶴市紅葉の金剛院(井上さん提供)


兵庫県丹波市黒井城跡(井上さん提供)

 

地元は何があっても受け入れてくれる場所

ーー将来就職を考えている高校生や大学生にメッセージをお願いします。

自分の進路を決めることは難しいことではありますが、地元は何があっても受け入れてくれる場所です。就職の選択肢の一つとして考えてもらえるとうれしいです。

 

-取材を終えて-(学生コメント)

水田:私もよく利用するスーパーマーケットの一つです。従業員のみなさんもとても親切で品揃えもよくとても使いやすいです。井上さんが大学でミツバチの飼育もしていたとは驚きです!入社して様々な仕事について学ぶことで自分の新たな一面が発見できることはとても素晴らしいです。

細田:私も井上さんと同じバザールタウン福知山で食品レジのアルバイトをしているのですが、取材先を聞いたときは本当に驚きました!井上さんはいつもとても優しくて丁寧な仕事が出来る方なので、緊張しがちな性格だったと聞いたときは意外でした。大学で生活したり、仕事でたくさんの人と関わる中で、周りに対してはもちろん、自分に対する理解も深まったりするのかなと思いました。

 

さとうグループ公式ホームページ
https://www.sato-kyoto.com/

さとうグループ採用情報
https://www.sato-kyoto.com/recruit/information/

 

出典:「たんたんで働く」特集記事
地域活動等で活躍する「人」を紹介するWEBメデイアです。
https://www.pref.kyoto.jp/c-ki-kikaku/news/tantan22.html

 

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お問い合わせ先

中丹広域振興局 地域連携・振興部 企画・連携推進課

電話番号:0773-62-2031

ファックス番号:0773-63-8495

舞鶴市字浜2020番地

メールアドレス:c-c-kikaku@pref.kyoto.lg.jp

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