京都で働きたい医師・医学生の方へ 京都で暮らし、京都で築くメディカルキャリア
病 院 概 要
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所在地 京都府京都市伏見区深草向畑町1‐1 開設年 明治41年11月 京都衛戎病院として設立 昭和20年12月 国立京都病院として厚生省に移管 平成16年 独立行政法人国立病院機構京都医療センターへ移行 開設者 独立行政法人国立病院機構 病床数 600床 病院長 小西 郁生 |
診療科
総合内科、精神科、神経内科、血液内科、腎臓内科、腫瘍内科、内分泌代謝内科、糖尿病センター、呼吸器科、消化器科、循環器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓外科、血管外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、小児歯科、麻酔科、病理診断科、緩和ケア科医師数
常 勤 152人非常勤 51人
病院の特徴・PR
・2011年1月に新中央診療棟が完成し、救命救急センター(ICU8床・HCU22床)がリニューアルされました。京都市南部を中心に、近隣市からの救急隊による収容要請にも応えています。・全ての救急疾患を診療対象としています。必要に応じ循環器科、脳外科、消化器内科、整形外科、心臓血管外科などと協力しながら、迅速かつ適切な治療を行っています。
・当院は、臨床研究センターを併設しており、臨床研究に力を入れています。救急/集中治療領域あるいは感染症領域の多施設共同研究にも複数参画しています。
研修プログラムについて
研修目標
専門科に特化することなく、全科横断的な視野で患者診療を実施する。そのためいかなる病態・病状に対しても初期診療を実践・指導する。その後、入院の必要性、専門科受診や緊急手術の必要性のないなどトリアージが円滑に実施でき、関係各科とのコミュニケーションが円滑に図れる医師になる。研修期間
2年間の初期研修修了後、最大5年。後期研修研修スケジュール
1年目 救急専門家プログラム(外科系3ヶ月)2年目 救命救急専門医プログラム(外科系3~6ヶ月)
3・4年目 希望により他施設救命救急センター、小児救命救急センターなど
5年目 救命救急専門医プログラム
週間スケジュール
日勤・夜勤・勤務があり、救命救急センター研修に集中する。
先輩の声
救命救急科レジデント 小田 裕太(2015年 KMCCキャリアパス救急科コース)京都医療センター 救命救急科で専修医をしている小田裕太です。2015年4月から当院での研修を始めました。 3次救急医療機関ということで、生命に関わる様々な疾患を学んでいます。 初期研修が2次救急の医療機関であり、最初は不安もありましたが、周りのサポートのおかげで、日々やっていけています。 研修しやすい環境であると思いますので、気軽に見学にお越しください。 |
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救命救急科レジデント 藤野 光洋(2014~在籍 KMCCキャリアパス救急科コース研修中)
京都医療センター救命科専修医の藤野と申します。私は、当院で初期研修医として2年間学び、その後救命救急科専修医となって1年目です。当院は三次救急病院であり、敗血症性ショック・多発外傷など多彩な重症患者が搬送されてきます。病態が複雑で治療に関して悩む事が多いですが、上司の先生方、他科の先生方と相談しながら、日々楽しく医療に携わっています。 |
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(写真左 藤野先生 右は同僚の堤先生) |
研修指導責任者
救命救急センター長 西山 慶
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指導責任者からのメッセージ新たにセンター長になりました西山 慶です。 おそらく私は日本の救命救急センター長の中では最も年齢が若い(45歳・勤務医共働き子沢山)と思いますが、当施設は若手を中心とした、和気藹々とした雰囲気の救命救急センターです。 当施設の特色は、普通であること、です。 救急車の受け入れ台数や入院患者数が格別多いわけではありません。 設備は・・・新しくありません。ドクターヘリもありません。 スーパー指導医も、松嶋菜々子も、江口洋介も、櫻井翔もいません。 ただ、普通の患者さんを、エビデンスを取り入れた標準的な治療法を用いて、最小限の努力で診断治療し、早期回復して頂くことことを心がけています。 |
救命救急医は初療の段階(ER室)から、集中治療(救命救急センターICU・HCU) 、そして回復期まで一貫して関わります。さらに、患者疾患に応じて、専門家診療が妥当であると判断された場合、速やかな併診や転科により最良の診療が提供できる努力をします。当施設で研修される若手医師の先生方には、この普通の救命救急・集中治療(オーディナリー)を、腰を落ち着けて会得し、当たり前のものとしてできるようになっていただけることが、我々の目標です。
さらにこのような基盤となる『普通の』治療の上に、私たちは『新しい』『教科書に載っていない』治療を開発していきたいと考えています。前任の志馬センター長(現広島大学教授)の時代から続く敗血症などのレジストリーに加えて、心肺蘇生中の脳酸素飽和度モニタリングや水素ガスを用いたchemical resuscitationなど、すでに数多くの臨床研究を計画・実行しており、新しいサイエンスを世界に発信するレボルーショナルな施設となることを目指しています。
救急医療の現実は、容易でない面がたくさんあります。しかし、決して過剰なノルマや目先の数字に振り回されないことが大切です。十分な休息を得ながら、少しだけオーバーアチーブできる余力を残した形で、皆が日々の診療に臨めるように、勤務形態が組まれています。それぞれの希望や都合、あるいは達成度に応じて、我々とともに診療を共有してくれる若手医師を求めています。
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研修・認定施設
設 備
専修医用宿舎 有(単身者用宿舎)図書室
国内図書:2,000冊 / 国外図書:1,000冊
国内雑誌:40種類 / 国外雑誌:74種類
Medline等の文献データベース:有
教育コンテンツ:有
専修医室 1室
処 遇
常勤・非常勤の別
非常勤職員給与
350,000円 賞与有手当
当直手当 20,000円/1回、時間外勤務手当、通勤手当勤務時間
8時30分~15時00分休暇
有給休暇、学会出張旅費補助あり(規定による)社会保険
健康保険、厚生年金、雇用保険子育てサポート |
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