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京都府では、府内の市町村との協調・連携を府政の基本姿勢に据え、さまざまな施策に取り組んでいますが、京都府の人口56%を占める京都市との緊密な連携は、府政の推進上極めて重要であり、昭和53年以降、知事と京都市長との懇談会を開催して府市協調に取組んでいます。
平成26年度は、11月14日に中京区の京都芸術センター(元明倫小学校)で懇談会を開催し、山田知事と門川京都市長が、府計量検定所と市計量検査所の共同化や少子化対策の推進などについて懇談。また、双京構想の推進や京都市中央卸売市場第二市場の再整備、鴨川の治水対策等について、府市協調で取り組んでいくことを確認しました。
平成26年11月14日に開催した京都府知事と京都市長との懇談会の概要は以下のとおりです。
市から府への事務委託により共同化を進めることで合意。
共同化のあり方について、府内市町村や消防団の理解のもと、施設やカリキュラム、運営費など府市消防学校の全体を通じた点検・協議を進めていくことで合意。
施設間のさらなる連携強化に向けた点検を引き続き進めていくことを確認。
第3子以降の保育料減免や子育て支援医療制度の拡充などについて、協議を進めることで合意。また、私立幼稚園における預かり保育のあり方についても、関係者を含めた協議を進めることで合意。
皇室行事の京都での実施に向けた具体的な取組や文化庁の京都誘致などについて、経済界とともに進めていくことを確認。
基本構想の策定など、2020年に焦点を当てて、オール京都の取組を加速させていくことを確認。
西京極陸上競技場兼球技場への招致に向け、府の位置付けを明確にしながら、府市協調で取り組むことで合意。
京都の食品流通・食文化を支える中央卸売市場第二市場の再整備にあたり、市から経費面での支援を要請したところ、府から運営への関与も含めた一体化の提案。今後、具体化に向けた協議を開始することで合意。
ホテル・旅館が実施する耐震化等への補助制度について、府市協調で取り組むことで合意。
最近の短時間集中豪雨等に対応できるよう、検討会を設置して、ハード・ソフトを組み合わせた総合治水対策について、府市協働で取り組むことで合意。併せて、安祥寺川や四宮川などについても、研究、検討を進めていくことで合意。
法改正を受け、さらに府市協調により対策を進めていくことを確認。
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