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代表質問

令和2年12月7日、8日に行われた代表質問の主な内容は次の通りです(質問順)

季節性インフルエンザの流行期でのコロナ対策について

池田 正義 自民 舞鶴市

<質問>
新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される中、本府の対策本部会議で、身近な医療機関で相談・受診・検査を受けられる体制への移行が決定されたが、進捗状況や課題とその対応策はどうか。

<答弁>
診療・検査のできる医療機関は532カ所から686カ所まで拡充。相談は、医療相談センターが24時間体制で対応している。医療機関からは院内感染を懸念する声もあり、感染症専門のサポートチームが対応している。

雇用の維持と人材の確保を

小原 舞 府民 舞鶴市

<質問>
新型コロナウイルス感染症の影響により本府の有効求人倍率は大きく低下しているが、来年以降の雇用情勢をどのように認識しているのか。また、本府の対策とPOSTコロナを見据えた雇用政策の展望はどうか。

<答弁>
雇用情勢はさらに厳しい局面を迎える。雇用の維持や解雇などを受けた方、学生などへの支援に最大限努力したい。中長期的には成長分野の専門人材の育成や、誰もが生涯にわたって働きやすい社会づくりを進める。

行政サービスにおける押印の見直しについて

岸本 裕一 自民 北区

<質問>
国の規制改革担当相は、全ての府省庁に対し、デジタル化の支障となる行政手続き上の押印を不要とするよう求めた。本府において、現在、押印の見直しについて調査しているが、その状況はどうか。

<答弁>
国の法令などに基づかず、京都府で見直しが判断できる手続きが約4,000件ある。そのうち、府民の皆さまに新たな負担なく押印を廃止できる手続きが9割程度あり、府民の皆さまの利便を図っていきたい。

コロナ禍における介護者(ケアラー)に対する支援について

小鍛治 義広 公明 南区

<質問>
ケアラーが新型コロナに感染した施設での要介護者の受け入れなど、本府はコロナ禍で困難な状況にあるケアラーをどのように支援してきたのか。また、今後どのように対応体制を拡充するのか。

<答弁>
介護者を感染から守るため、衛生用品の供給や研修など、感染症対策を支援している。今後さらに、徹底した介護施設への積極的疫学調査と幅広い検査を実施し、感染拡大を防止していきたい。

健康無関心層へ効果的なアプローチを

田島 祥充 自民 八幡市

<質問>
生活習慣病の予防や重症化の防止、疾病を早期に把握するための健診の受診奨励などには、健康無関心層への効果的なアプローチが重要だと考える。この課題をどのように認識し、取り組みを進めるのか。

<答弁>
健康診断受診を促す案内はがきの作成や、生活習慣病の重症化を防ぐための糖尿病対策事業などを進めているところ。子どもたちへの健康教育や食育の推進、健康無関心層を作らない取り組みも進めたい。

京都こども文化会館について

成宮 真理子 共産 西京区

<質問>
利用者や地元関係者に説明もなく閉館したが、今からでも意見を聞くべきと考えるがどうか。年度途中に閉館した理由は何か。同館は子どもたちの大切な財産であり、再オープンすべきと考えるがどうか。

<答弁>
会館のあり方懇談会を設置し、地元関係者や利用者をはじめ、幅広く意見をお聞きし、京都市と検討を進めてきたが、耐震性能の不足や老朽化の進行などからやむを得ず閉館した。ご理解を頂きたいと思う。

お問い合わせ

京都府議会事務局総務課広報広聴係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398