[心の健康について]
〈思春期・青年期の心の健康〉 ともに親も悩み、とまどう時期です
「気難しくなった」「何を考えているかわからない」…多くの親の感想です
子どもが親との距離を取り始め、秘密が増えてくるため、親は子どもが「何を考えているかわからない」という感想を持つことが多いようです。親の干渉には「うるさい」「ほっといて」といい、「お金くれ」など必要最小限のことしか話さなくなるのも特徴のようです。
成長を見守る姿勢、これがつきあうコツです
子どものことがわからなくなると、親は不安になり、ついつい問いただすような態度に出てしまうことも少なくないようです。時には手出しをせず、子どもを信じてじっと見守ることも大切。親の心配もゆきすぎると、かえって子どものこころを閉ざしてしまいます。
親自身もとまどいや心配の多い時期です
親も中年期に入り、若いころに比べて体力も衰え、職場や地域における責任も増え、家では親の介護など、自分自身のからだやこころのみならず周りの人への気遣いも増え、親自身もとまどいや不安の多い時期です。
子どものこころの健康の心配がありましたら、早めに保健所、精神保健福祉総合センターに相談してみましょう。