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[心の健康について]

〈思春期・青年期の心の健康〉 思春期・青年期にみられるこころの危険信号

こころの注意信号は、こころやからだや行動に現れます

  • こころ…いらいら、集中力がない、ゆううつ、落ち着きがないなど
  • からだ…疲れやすい、眠れない、胃が痛い、下痢・便秘をするなど
  • 行動…ひきこもる、気晴らし食い、衝動買いなど

これらも注意信号の一つです。

思春期・青年期にみられるこころの危険信号

1. 拒食と過食

ダイエットのつもりで始めても、やせることでかりそめの「自己実現」に惑わされて拒食に没頭し、健康なときの体重の4分の3から2分の1になってしまうことがあります。またダイエットがうまくいかないと反動的に食べ過ぎて吐きだしたりするために、体重が10キロ以上も変動することがあります。拒食がひどくなると命を落とすことがあります。

2. 対人恐怖

周りの人に変に思われているのではないかと自意識過剰となり、人前でひどく緊張して自然に振る舞えなかったり、大勢のなかにいることが苦痛になったりします。気になれば気になるほど人の視線が怖くなり、ついには外出もできずに家に引きこもることがあります。

3. 強迫症状

繰り返し同じ考えが頭に浮かんできたり、戸締まりやガスの栓を何度も確認したり、自分の手や足が汚れたように思って一日に何度も洗わずにおれなくなります。このような考えや行動がばかげていると思っていますが、そうしないと不安で仕方がないのです。

4. 身体化と心身症

強いストレスはからだの症状として表現されることがあります。例えば、登校前になると腹痛や頭痛が起こったり、独りで外出するとトイレが近くなったりします。

5. むなしさと怒り

何事もむなしく、自分の生き方を定めることができず、イライラして物を壊したり、周りの者に暴言や暴行を加えたり、あるいは自分自身の体を傷つけたりすることがあります。また、この怒りがアルコールやシンナーなどの乱用に向けられたりすることもあります。

6. 幻聴と妄想

自分の悪口を言ってくる幻の声(幻聴といいます)にこたえて独り言を言ったり、独り笑いをしたりすることがあります。また、実際にはないことなのに、誰かが自分を狙っているとおびえたりする妄想があります。幻聴や妄想を介して誤った体験を本当の出来事のように思っていることが多いので周りの意見をなかなか聞いてくれません。幻聴や妄想は重いこころの病からおこることもあります。

7. 不登校と引きこもり

はっきりとした理由もなく登校を嫌うようになった時には、学校内の問題とともに上に述べたような危険信号がないか注意してください。不登校自体が何よりも早い危険信号である場合もあります。年少の場合には母子分離ができていないことが原因であることもあります。また、不登校だけでなく、家に閉じこもってしまうときには要注意です。



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