[心の健康について]
〈災害を体験された方へ〉 最近の状態について思い起こしてみてください
次のような状態について、いくつか該当する項目があり、しばらく続いている場合は、最寄りの市町村保健センターや保健所、精神保健福祉センター(こころの相談電話)などへ相談してください。
- どんなきっかけでも、そのことを思い出すと、そのときの気持ちがぶりかえしてくる。
- 睡眠の途中で目がさめてしまう。
- 別のことをしていても、そのことが頭を離れない。
- イライラして、怒りっぽくなっている。
- そのことについて考えたり思い出すときは、なんとか気を落ち着かせるようにしている。
- 考えるつもりはないのに、そのことを考えてしまうことがある。
- そのことは、実際には起きなかったとか、実際のことではなかったような気がする。
- そのことを思い出させるものには近よらない。
- そのときの場面がいきなり頭に浮かんでくる。
- 神経が敏感になっていて、ちょっとしたことでどきっとしてしまう。
- そのことは考えないようにしている。
- そのことについては、まだいろいろな気持ちがあるが、それには触れないようにしている。
- そのことについての感情は、マヒしたようである。
- 気がつくと、まるでそのときに戻ってしまったかのように、振る舞ったり感じたりすることがある。
- 寝付きが悪い。
- そのことについて、感情が強くこみ上げてくることがある。
- そのことを何とか忘れようとしている。
- ものごとに集中できない。
- そのことを思い出すと、身体が反応して、汗ばんだり、息苦しくなったり、むかむかしたり、どきどきすることがある。
- そのことについての夢を見る。
- 警戒して用心深くなっている気がする。
- そのことについては話さないようにしている。
(東京都精神医学総合研究所作成のIES−Rより抜粋)