京都府指定管理者等選定審査会住宅部会の議事要旨
1日時
平成30年12月6日(木曜日)午後1時から午後5時20分まで
2場所
御所西京都平安ホテル 嵯峨の間
3出席者
審査会委員(敬称略、順不同)
山下 淳(関西学院大学教授) 部会長
安下 ひろみ(税理士)
神戸 望(社会福祉法人京都府社会福祉協議会事務局次長)
石本 浩治(公益財団法人日本賃貸住宅管理協会京都府支部副支部長)
山中 大輔(公益社団法人京都府宅地建物取引業協会事務局長)
事務局
京都府関係職員
4議題
(1)応募状況等
(2)応募者ヒアリング
(3)審議
(4)採点結果発表・まとめ
5議事要旨
(1)応募状況等
事務局から、応募状況等について説明
(2)応募者ヒアリング
■A団体
- 高齢者訪問や子育て家庭訪問に係る専門職を採用するとのことだが、市町との連携についてどのような想定か。
→入居者から高齢者を長期間見かけない等の連絡を受けて対応するだけでなく、専門職を採用し市町等とともに見守りネットワークを構築していく。
- 口頭では大規模災害等に対応できる行政補完機能について説明があり、応募書類の「安定した管理体制」では災害時のことに特に言及はなかったが、どのような想定か。
→家が被害を受けて住めなくなった被災者について、府と協議しながら受け入れ機能を担う想定である。人員体制については、災害の規模により職員の出勤体制を整備する。
■B団体
- NPOとの連携や見守りネットワークの構築は積極的に行っていくという提案か。具体的にこのNPOと連携して行う、という予定はあるか。
→今の時点で特定のNPOというものはない。ただし、会社としてそういった活動を行う土壌は確立していると自負しており、4月までに具体的に構築したい。
- 災害時対応について、南丹地域への幹線道路が1本しかない中で通行が遮断された場合の対応はどのような想定か。
→台風については予測可能であるため、事前に南丹地域に待機場所を確保し社員を派遣する。場合によっては本社も含めて対応する。
■C団体
- 「ふれあいサポーター」の2名が高齢者の見守り等の対応を行うのか。
→訪問は2名で行うが、他の者もサポートする。高齢者及び障害者が900世帯と示されており、2名で足りると判断した。
- 年2回アンケートを実施するのはどのような趣旨か。
→経験上、1回だと回収率が低く4割程度のところがあった。回収率を上げ正確な意見を聴取するため、1回目の結果を見て必要に応じ実施する。
■D団体
- 「ハートフルサポーター」とは何か。誰が行うのか。
→電球取替等のいわゆる御用聞きで社員が行う。
- 管理センターを2箇所で確保し、巡回はそれぞれで週1回実施の提案は実現可能か。
→可能である。事務所があるという安心感、サービスの拡充の観点から南丹地域にも事務所を追加で設けることとする。なお、繁忙期については乙訓や他地域から応援態勢を取る。
(3)審議
募集対象施設について、各委員が採点し、集計
(4)採点結果発表・まとめ
総合評価方式により、合計点数の最も高かった株式会社東急コミュニティーを審査会として指定管理者の候補団体に選考することを決定した。
選定結果(PDF:89KB)