宿泊療養をされる方へ -療養生活のご案内-
▶【PDF版】宿泊療養をされる方へ-療養生活のご案内-(PDF:760KB)
中丹西保健所、中丹東保健所、丹後保健所管内の方は、各保健所へご確認ください。
京都府では、新型コロナウイルスに感染した以下の方を対象に、宿泊療養施設をご用意しています。
入院治療の必要がない方で
1.発生届対象者で希望する方
2.発生届対象外の方で、重症化リスクのある同居者等(高齢者、基礎疾患のある方、妊婦、医療・介護従事者等)に感染させたくない方 等
宿泊療養施設では、看護師が24時間常駐し、毎日、健康観察を行います。病状が悪化した場合など、必要なときは医療機関での受診や入院の調整を行います。
宿泊療養施設への入所を希望される場合は、健康フォローアップセンターにご相談ください。
なお、宿泊施設で療養される場合は、療養される方の安心・安全を確保するため、以下の注意事項の遵守に同意のうえ入所していただくこととなりますので、あらかじめご了承願います。
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入所に当たっての注意事項
- 発症日から7日間が療養期間となりますので、その間必要な着替え、洗面用具、健康保険証、内服薬、携帯電話、筆記用具、生理用品などをご準備願います。
中学生以下の方が単身入所される場合は未成年者宿泊療養施設利用同意書をご持参ください。
入所していただく部屋には、次の備品を備えています。
テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、シャンプー・リンス・ボディソープのボトル、ドライヤー、ティッシュ、内線電話、体温計、パルスオキシメーター
注)タオル類、アメニティ(歯ブラシ、歯磨き粉(小)、くし、簡易スリッパ)は1セットの提供となります。不足分は持って来てください。
注)ティッシュやトイレットペーパーは、無くなり次第補充します。
注)電子レンジは使えませんのでご注意ください。
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- 宿泊療養中、薬の処方を受ける場合に備え、必ず健康保険証をお持ちください。
- 持病等のお薬を服用されている方は、宿泊療養中に不足することがないようご準備ください。足りなくなった場合は、かかりつけ医の電話診療等を受けたうえで処方を受けるなどしてください。
- 食事はお弁当をお配りします。食欲がない場合は、ゼリー飲料や栄養補助食品等の食べやすいものを、食事が足りない場合は補食(カップラーメン、お菓子など)をお持ちください。
また、食物アレルギーのある方については、適宜、食べられるものをご準備願います。(アレルギー対応食の提供については、下記「食事等について」をご覧ください。)
- 療養中はご自身の部屋でお過ごしいただきますので、本や趣味のものなどをお持ちください。
- 宿泊療養中は感染防止を徹底するため、次のことを遵守願います。
- 宿泊施設から外出することや、ご家族等と面会することはできません。
- 入所時に宿泊施設に持ち込んだ物は、退所されるまで持ち出すことはできません。郵便物や宅配の荷物等を送ることもできませんので、ご了承願います。
- ご家族等による差し入れや着替えの持ち込みは、原則としてお受けできません。どうしても必要な場合は、宿泊施設の事務局にご相談ください。
なお、ネットショッピングの場合は、宛先に入所者の部屋番号とお名前を明記して、午前中の配達を指定してください。宛先にお名前等の記載がない場合や、着払いの荷物は受け取ることができませんので、ご注意願います。
- 毎日の健康状態の確認や医師の診察は、原則としてスマートフォン(LINE)で行います。
- 入所されている方の個人情報保護のため、宿泊施設へかかってきた電話は部屋にお繋ぎできません。ご家族等との連絡は、ご自身の携帯電話で行ってください。
また、ご家族等であっても、入所されている方の健康状態について医師や看護師がお答えすることはできませんので、あらかじめご了承願います。
- 宿泊施設には駐車場がありません。送迎の方法や時間については健康フォローアップセンター(宿泊療養受付班)から連絡があります。
療養生活の注意事項
療養中の過ごし方について
- 療養中は、ご自身の部屋で静かにお過ごしください。ご家族やご友人等が入所されている他の部屋を訪問したり、フロア間を移動(上階や下階への移動)することはできません。
- 健康上の心配や生活するうえでのお困りごとがある場合は、部屋に備えてあるスマートフォン又は内線電話でスタッフにご連絡願います。
- 宿泊施設内での飲酒・喫煙は一切禁止しています。
- 部屋の入り口のドアはオートロックですので、食事を取りに行くなど部屋を出られる際は必ずルームキーをお持ちください。
- 室内の備品、設備は大切にお使いください。紛失、破損等があった場合は実費を負担していただく場合がありますので、ご注意願います。
- コインランドリーはありません。簡単な洗濯は部屋で行ってください。
- 部屋又は所定の場所に掃除用具を用意していますので、ご自身で部屋の清掃を行ってください。部屋で出たゴミは室外の専用ボックス(ゴミ箱)に捨ててください。
- 貴重品は、ご自身で管理してください。
- 携帯電話で通話する場合は、隣室へ声が響かないよう音声にご配慮願います。また、インターネットは、パソコン等の端末とお手持ちの通信契約機器Wi-Fi端末をお持ちいただければ使用できます。(ホテルの無料wifiも使用出来ますが、不安定なことがあります。)
- 消灯時間は午後10時です。午後10時以降は静かにお過ごしください。
健康状態の確認について
- 毎日定時に、ご自身で体温を測っていただき、スマートフォン(LINE又は健康管理システム)に入力していただきます。
- 看護師が定期的に体調確認を行い、必要に応じて医師が診察を行います。体調確認や診察は、原則としてスマートフォンにより行います。体温やその他の症状に変化があった場合は、いつでも看護師に連絡してください。
- 看護師と長時間連絡が付かないときは、安否確認のためスタッフが部屋に入らせていただく場合がありますので、あらかじめご承知願います。
食事等について
- 食事は、お弁当をお配りします。準備ができましたら館内放送でお知らせしますので、所定の場所に取りに来ていただき、ご自身の部屋でお召し上がりください。(弁当は1人につき1個お配りします。)
- 食物アレルギーのある方については、入所後にその内容をお聞きし、アレルギー食材を用いないお弁当をご用意します。宿泊療養施設によっては、入所当日と翌々日までの朝食はアレルギーに対応した食事をご用意できませんので必要に応じてご準備ください。なお、除去できないものもありますのでご了承ください。
- 食事は体調に合わせてお摂りください。また、食中毒防止のため早めにお召し上がりください。
- 食事を残された場合は、無理に食べようとせず廃棄してください。
- お茶(緑茶)と水は共用スペースに用意していますので、自由にお取りください。
差し入れ等について
- ご家族等による差し入れや着替えの持ち込みは、原則としてお受けできませんが、やむを得ず差し入れをされる場合は、事務スタッフが受け渡しをします。宿泊施設によって受付時間や受け渡しの方法が異なりますので、入所される宿泊療養施設の「入所のしおり」をご確認願います。
- 食中毒の防止等、衛生管理を徹底するため、生もの(野菜、果物、その他腐りやすいもの)や冷蔵品・冷凍品(アイスクリームなど)を受け取ることはできません(常温保存の野菜ジュースなどは可)。
また、出前を注文したり、飲食店で調理された料理等を宅配サービス、差し入れ等により受け取ることもできません。
- 宅配の荷物が到着する前に退所や病院に入院された場合は、受け取りをお断りし、送り主に荷物が返却されますので、あらかじめご承知ください。
退所について
- 体調が回復し、医師が退所可能と判断した場合は退所となります。退所日が決まりましたら、事前にご連絡しますので、部屋の掃除を行っていただき、忘れ物がないことをご確認のうえ、荷物を持って退所してください。
なお、忘れ物をした場合は、ご自身又はご家族ができるだけ速やかに引き取ってください。(忘れ物を宅配等でお送りする場合は料金着払いとなります。また、部屋の清掃の都合等でお渡しに時間がかかる場合がありますので、忘れ物がないようお願いします。)
- 就業(登校・登園)制限は、宿泊療養施設を退所した翌日に解除されます。(転院や自宅療養に切り替えた場合を除く)
その他
- 宿泊施設ごとに、食事の配膳方法や設備の使用方法等が異なりますので、入所された際は、必ず宿泊施設の「入所のしおり」をご確認いただき、療養生活の注意事項を守ってお過ごしください。
お問い合わせ先
フォローアップセンター
京都市:「京都市新型コロナ陽性者フォローアップセンター」050-3614-9575
京都府(京都市除く):「健康フォローアップセンター(総合相談班)」075-708-2439