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第2回京都府営水道ビジョン検討部会開催結果

1 開催日時

平成29年1月24日(火曜日)14時30分~17時00分

2 場所

京都ガーデンパレス「鞍馬」

3 出席者

【委員】
西垣部会長、池淵委員、太田委員、小林委員、佐藤裕弥委員、
佐藤陽子委員、田野委員、山田委員

【事務局】
環境部長、公営企業管理監、環境部理事(建設整備課長事務取扱)、
府営水道事務所長、公営企画課長ほか

【受水市町】
府営水道関係市町担当部課長ほか

【傍聴者】
2名

4 開催結果の概要

下記について意見を聴取、引き続き審議を深めることを確認。

  1. 京都府営水道ビジョンの取組の検証及び見直しについて
  2. 費用負担のあり方の論点整理について
  3. 受水市町との連携や将来のあり方について

5 主な意見

京都府営水道ビジョンの取組の検証及び見直しについて

  • 繰越欠損金を抱える府営水道の経営改善に係る課題や目標を新たに設定すべき。
  • 府営水道の府民への認知度を高める広報活動について目標設定すべき。

費用負担のあり方の論点整理について

  • 後から開発された水源の負担が高くなるのは当然。3浄水場が接続された現状にあっては、受水市町全体で府営水道を支えていく議論が必要。
  • 固定費の合算算定については5年、10年、それ以上の長期間の試算が必要。減価償却費には更新投資額の変動があることや、水源費の性格を踏まえ議論していくことが必要。
  • 受水市町の合意を得て3浄水場を接続した。最終的に同一料金に行き着かないと事業として成立しない。
  • 3浄水場接続のメリットをもっと説明して、いずれは合算算定することが前提であるということを知ってもらう必要がある。
  • 次期料金で水源費合算をやるという考え方はあるが段階的に行うのであれば、その内容について議論を深めることが必要。
  • 水需要が建設負担水量を超える受水市町がある一方、府営水を100%使用しても建設負担水量に満たない受水市町もある状況を踏まえると水量調整は必要。
  • 水道がユニバーサルサービスである観点は非常に重要。短期的には各水系で負担のメリット・デメリットが出てくるが、将来を見据えて多少は折り合いをつけていくことが必要。

受水市町との連携や将来のあり方について

  • 府営水道のリスクマネジメント能力が高くなったことを踏まえて、各受水市町は自己水施設のアセットマネジメントをしっかりとやっていかなければならない。
  • 受水市町は府営水と自己水の経済的かつ合理的な配分割合について十分検証していかなければならない。
  • これまでよりも府営水道と受水市町との連携について踏み込んで検討しようとする取組みについては評価できる。
  • これまではコスト削減指向型の民間委託であった。今後は技術継承指向型、あるいは持続可能な水道指向型の民間委託へ発想の転換が重要。公のガバナンスをしっかりと確保した上で府営水道と民間がパートナーとして、いわゆる公民連携共同企業体も選択肢として考えてみてはどうか。

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