ホーム > きょうと府民だより > きょうと府民だより2019年8月号 > 特集1 京都にICOMがやって来る。

ここから本文です。

特集1 京都にICOMがやって来る。

ICOM KYOTO

博物館に関わる専門家が一堂に集う「ICOM(アイコム)」、
日本そして京都で初開催

 ICOM(国際博物館会議)は、世界各地の博物館関係者が加盟し、世界の博物館の進歩・発展を目指す国際的NGOです。有形・無形文化遺産の保護、博物館の国際的な規範の確立、博物館専門家(若手・開発途上国)の人材育成を使命に掲げ、情報交換や知識の共有を図っており、3年に1度の世界大会を開催しています。
 その大会が、今回、日本で初めて、文化の拠点であるここ「京都」で開催されます。9月1日から7日の会期中は、国内外から3,000人以上の専門家が京都を訪れ、「文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―」をテーマに、文化のつなぎ役としてミュージアムが果たすべき役割について考えます。大会には、一般の方も参加することができます(要参加登録)。
 また、大会に合わせて、京都府では、府内各所で一般の方々が自由に参加できる関連イベントを多数実施する予定です(詳細はICOM KYOTO 2019 関連イベントへ)。
 ICOM京都大会の開催を機に、地域の博物館の取り組みに触れ、文化・芸術に親しんでみませんか。

ICOM舞鶴ミーティング2018の様子1

ICOM京都大会2019
「文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―」

会期

2019年9月1日(日曜日)~7日(土曜日)

会場

国立京都国際会館(メイン会場/左京区)
府立京都学・歴彩館(サテライト会場/左京区)ほか

大会ホームページ
大会ホームページ

主なプログラム(有料)

基調講演

隈 研吾氏(くま・けんご/建築家/日本)
セバスチャン・サルガド氏(写真家/ブラジル)
蔡 國強氏(さい・こっきょう/アーティスト/中国)

プレナリー・セッション(全体会議)

「持続可能な未来の共創」
「ICOM博物館定義の再考」
「被災時の博物館」
「世界のアジア美術とミュージアム」

パネルディスカッション

「デコロナイゼーションと返還」
「博物館と地域発展」
「マンガ展の可能性と不可能性」

ワークショップ

「博物館と持続可能な発展」
「博物館定義のラウンドテーブル」

ソーシャル・イベント(交流イベント)

府内一円で京都の多彩で奥深い文化の魅力を発信
※@北山エリア、@元離宮二条城、@岡崎エリアで開催

エクスカーション(参加者向けツアー)

京都府内コース(9コース)ほか、京都市内や周辺府県を巡るコースを用意

参加方法

受付 参加(有料)にはホームページより参加登録が必要です。ICOM会員のほか、一般、同伴者、学生枠があります。また、9月2・3・4日のいずれか1日だけ参加できる1日券もあります。

参加方法
詳細・参加登録はホームページへ
ICOM舞鶴ミーティング2018の様子2

※これらの写真は過去のICOM大会や、昨年9月に開催されたICOM舞鶴ミーティング2018の様子です

ICOM DATA

ICOM DATA
画像の拡大表示はこちら(JPG)
  • 1946年創設
  • 138の国と地域から
  • 44,500人の博物館専門家が加盟
  • 3年に1度の世界大会を開催

※ICOM = 国際博物館会議(International Council of Museums)

国内にICOMの委員会(National Committee)を設置している118カ国

ヨーロッパ45ヶ国

アルバニアフランス北マケドニア
アンドラジョージアノルウェー
アルメニアドイツポーランド
オーストリアギリシャポルトガル
アゼルバイジャンハンガリーモルドバ
ベラルーシアイスランドルーマニア
ベルギーアイルランドロシア
ボスニア・ヘルツェゴビナイタリアセルビア
ブルガリアラトビアスロバキア
クロアチアリトアニアスロベニア
キプロスルクセンブルクスペイン
チェコマルタスウェーデン
デンマークモナコスイス
エストニアモンテネグロウクライナ
フィンランドオランダイギリス

アフリカ23カ国

アンゴラモザンビーク
ベナンナミビア
ボツワナニジェール
ブルキナファソナイジェリア
カメルーンセネガル
チャドセーシェル
コートジボワール南アフリカ
エジプトトーゴ
ケニアチュニジア
マダガスカルタンザニア
マリザンビア
モロッコ

南北アメリカ21カ国

アルゼンチンエルサルバドル
バルバドスグアテマラ
ボリビア(多民族国家)ハイチ
ブラジルメキシコ
カナダパナマ
チリパラグアイ
コロンビアペルー
コスタリカアメリカ
キューバウルグアイ
ドミニカ共和国ベネズエラ
エクアドル

アジア18カ国

バングラデシュミャンマー
カンボジアネパール
中国パキスタン
インドフィリピン
インドネシア韓国
日本シンガポール
キルギススリランカ
マレーシアタイ
モンゴルベトナム

中東9カ国

イラン
イスラエル
ヨルダン
レバノン
オマーン
カタール
サウジアラビア
トルコ
アラブ首長国連邦

オセアニア2カ国

オーストラリア
ニュージーランド

ICOM大会開催の歴史

1948 パリ(フランス)
1950 ロンドン(イギリス)
1953 ジェノバ、ミラノ、ベルガモ(イタリア)
1956 バーゼル、チューリヒ、ジュネーブ(スイス)
1959 ストックホルム(スウェーデン)
1962 ハーグ(オランダ)
1965 ニューヨーク(アメリカ)
1968 ケルン、ミュンヘン(ドイツ※当時の西ドイツ)
1971 パリ、グルノーブル(フランス)
1974 コペンハーゲン(デンマーク)
1977 モスクワ(ロシア※当時のソビエト連邦)
1980 メキシコシティ(メキシコ)
1983 ロンドン(イギリス)
1986 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
1989 ハーグ(オランダ)
1992 ケベック(カナダ)
1995 スタバンゲル(ノルウェー)
1998 メルボルン(オーストラリア)
2001 バルセロナ(スペイン)
2004 ソウル(韓国)
2007 ウィーン(オーストリア)
2010 上海(中国)
2013 リオデジャネイロ(ブラジル)
2016 ミラノ(イタリア)
2019 京都(日本)
2022 アレクサンドリア(エジプト)予定

ICOM KYOTO 2019開催に寄せて

地域の文化や伝統をつなぐ 博物館(ミュージアム)の役割を再発見しよう

ICOM京都大会は、府内の博物館関係者が世界中から集まる専門家と交流を深め、課題解決に向けたアイデアや地域活性化につながるヒントを得られる絶好の機会です。府民の皆さまにも、地域の文化や伝統をつなぐミュージアムの役割を再発見していただく機会となるよう、京都の地域文化がもっと好きになる「トクベツ」なイベントを実施しています。ぜひミュージアムに足を運んでください。

京都府知事 西脇 隆俊

京都府知事 西脇 隆俊

憧れを胸に京都に結集する 参加者をみんなで歓迎したい

ICOM京都大会には3,000人以上の、文化に強い関心を抱いた参加者が京都に結集します。彼らは専門家会議に出席することのみが目的ではありません。世界の人々が訪れることに憧れる京都の魅力を、自らの身をもって体験し、文化によって洗練された1,200年の都をその眼でもって確認したいという思いをもって集まってくる人ばかりです。私たちみんなで心からの歓迎の意志を表しましょう。

ICOM京都大会2019組織委員長 京都国立博物館 館長 佐々木 丞平 さん

ICOM京都大会2019組織委員長
京都国立博物館 館長
佐々木 丞平さん

京都の魅力的な文化芸術を より良い形で後世へ、世界へ

70年以上にわたる歴史があるICOMを京都府で開催できることは、とても喜ばしく、誇らしいことだと思います。ICOM KYOTO 2019を一つのきっかけとして、参加する各国とのつながりを深め、日本、そして京都府の魅力的な文化や芸術が、今後より良い形で後世へと残されていくことを、またより広く健全な形で世界へ発信されていくことを期待しています。

東洋文化研究者 著述家 アレックス・カー さん

東洋文化研究者
著述家 アレックス・カーさん

芸術を守り、読み解いてくれる 博物館の存在を身近に

京都国際マンガミュージアムが誕生し、マンガ専門教員である私もようやく博物館の存在に意識が向かうようになりました。鑑賞とは遠いと思っていたキュレーションが、身近なところで必要性を感じるものになったのです。あらゆる芸術を守り、人々に近づけ、社会に必要なものとして読み解いてくれる学芸員の方々が集まる大会が京都で!何が語られるか楽しみです!

日本マンガ学会 会長 京都精華大学 大学院 マンガ研究科 全学研究機構 国際マンガ研究センター長 竹宮 惠子 さん

日本マンガ学会 会長
京都精華大学 大学院 マンガ研究科
全学研究機構 国際マンガ研究センター長
竹宮 惠子さん

令和元年、文化&芸術の秋はここから始まる!
ICOM KYOTO 2019 関連イベント

ICOM京都大会2019の開催を記念して、誰もが自由に参加できる「トクベツ」なイベントが、府内各所のミュージアム(博物館、美術館ほか)で行われます。この機会にぜひお出掛けください。

~9/16 お気に入りのミュージアムを見つけよう!
夏の京都のミュージアム

ICOM京都大会を記念し、京都府ミュージアムフォーラム※をはじめとする京都の様々なミュージアム114館が、とっておきの「トクベツ」なイベントを実施。特別展やギャラリートーク、ワークショップなど各館の特徴を生かした多彩なイベントを開催しますので、ぜひこの機会に京都の奥深い文化の魅力を再発見してください。

パンフレット

パンフレットは府庁や市町村役場などで配布中

日時 ~9月16日(月曜日・祝日)

※京都府ミュージアムフォーラムとは、府内のミュージアム連携を目的とした交流ネットワーク。相互連携により、各館の課題の解決や地域活性化に向けた取り組みを推進することを目指している。現在、63館が加盟

夏の京都のミュージアムQR
会場や会期、料金、申し込み方法などの詳細はパンフレットまたはホームページへ

たくさんの場所で開催しています

京都市

京都文化博物館(中京区)
府立京都学・歴彩館(左京区)
府立植物園(左京区) など

府北部

京丹後市立丹後古代の里資料館(京丹後市)
府立丹後郷土資料館(宮津市)
舞鶴引揚記念館(舞鶴市)など

府中部

日本の鬼の交流博物館(福知山市)
グンゼ博物苑(綾部市)
亀岡市文化資料館(亀岡市) など

府南部

向日市文化資料館(向日市)
宇治市源氏物語ミュージアム(宇治市)
府立山城郷土資料館(木津川市) など

9/4~5 ミュージアムがグッと身近になるイベント!
みゅぜコット2019 in京都

京都府ミュージアムフォーラムと、小規模ミュージアムネットワーク(小さいとこネット)、はにコット実行委員会のコラボによる、各地の博物館の紹介展示やオリジナルミュージアムグッズ販売を行うイベントを開催します。

みゅぜコット2019 in京都

日時 9月4日(水曜日)13時30分~21時、9月5日(木曜日)9時30分~17時
場所 府立京都学・歴彩館(左京区)
料金 無料(グッズ販売は有料)

9/3~5 魅せます。千年の京都力
京都・くらしの文化×知恵産業展

京都の「くらしの文化」を支えてきた「伝統産業」、その技術や京都の企業文化をベースに発展してきた「先端産業」が一堂に集結。これらを見て、知って、体験することができます。
(KYOTO KOUGEI WEEK関連企画)

京都・くらしの文化×知恵産業展

日時 9月3日(火曜日)~5日(木曜日)10時~17時 ※最終日のみ16時まで
場所 みやこめっせ(左京区)
料金 無料(体験のみ一部有料)

京都文化力プロジェクトホームページ
京都文化力プロジェクトホームページ

京都商工会議所ホームページ
京都商工会議所ホームページ

8/27~10/13 燃える萌えるエモーショナルな企画展!
「エモエモエ☆」

京都府内の障害のあるアーティスト3人の作品展。日本のサブカルチャーから生まれた価値観「萌え」のみでなく、高まった情熱・感情が表れた「燃える」作品や、様々な価値観とこだわりが表現された作品の数々をご紹介します。

ゲシュタルト崩壊フラグ

ゲシュタルト崩壊フラグ(「福祉工房P&P」所属)

日時 8月27日(火曜日)~10月13日(日曜日)10時~18時(月曜休館)
※9月1日~7日は20時まで
場所 art space co-jin(上京区)
料金 無料

art space co-jin
詳細はホームページへ

9/1~30 関西各地のミュージアムを無料開放 !
「関西文化の日プラス」

参加登録している関西各地の博物館・美術館などにおいて、入館料(原則として常設展)が無料となる「関西文化の日」の取り組みを、例年の11月に加え、ICOM京都大会の開催を記念して9月にも特別に実施します。

関西文化の日プラス

日時 9月中の特定日 
※実施日・時間は施設によって異なる
場所 京都府をはじめ関西各地の参加登録施設
料金 無料(原則として常設展)

関西文化の日プラス
無料開放実施施設や実施日などの詳細はホームページへ


[お問い合わせ]
文化政策室
TEL:075-414-4188
FAX:075-414-4223

次のページへ

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4075

koho@pref.kyoto.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?