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特集 農林漁業の担い手を育成

府内の地域経済を支える農業、林業、漁業(水産業)では、人材不足や高齢化が課題となっています。新たな担い手を育てるべく、府では専門的な学校を運営、支援し、未来の農林漁業を守っていきます。今回は西脇知事が3つの学校や研修先を訪れ、若者たちから話を聞いてきました。

京都府立農業大学校

京都府立農業大学校

農業を志す若者が、技術と知識の習得を目指す府立農業大学校。綾部市の一角に広がる全寮制のキャンパスでは、1学年20人の学生たちが2年間、共同生活をしながら農業を学んでいます。
 同校の最大の特長は、京都府農業の振興にとって重要な作物であり、収益性の高い京野菜や宇治茶生産の担い手の養成を主軸に置いていること。野菜経営と茶業経営の2つのコースを設置し、「伝統野菜を作りたい」「野菜と花の複合経営がしたい」など各自の希望に応じた作物の選択が可能です。実習を主軸に座学を組み合わせた実践的な学びを通じ、農大生たちは経営感覚を備えた農業者となって巣立っていきます。

生産者

青果

新たな担い手に役立つ府の支援

スマート技術

AIやICTなどを活用した技術の実装を加速化し、作業性や生産性を向上

京の農業応援隊

新規就農や経営革新などの相談・支援を行い、農業者のチャレンジを応援

京の農林女子ネットワーク

農林業に携わる女性の交流の場づくりや企業とのグッズ開発などを支援

学生募集案内

11月18日から一般入学の願書受付を開始(1期・~11月29日)。出願方法や試験日程など詳しくはホームページへ

農学科

  • 野菜経営コース
  • 茶業経営コース

農学科QR
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府立農業大学校の学びの特長

地域との交流

収穫した野菜や花を直接販売。食べてもらえる喜びを知り、より売れる手段を自ら考えるようになる
地域との交流

経営のノウハウ

2年次では個人でビニールハウスなどの一定面積を受け持つことで、経営感覚が身に付いていく
経営のノウハウ

京都特有の農産物

京野菜や宇治茶の栽培技術が学べる。茶業経営コースでは茶の製造技術や品質評価、効能なども学ぶ
京都特有の農産物

知事アイコン西脇知事と農業大学生とでトーク

知事トーク

収穫

盆コギク、伏見トウガラシ、鷹峯トウガラシの収穫体験の後、農業を学ぶ学生たちとトーク

Q.作物のブランド化についてどう思いますか?

A.

  • ブランド化にはお金も時間もかかりますし、今あるブランドを守るには人材育成が課題です。でも、ブランド化することで野菜などの良さを知ってもらえると思います

Q.作物の加工などにアイデアはありますか?

A.

  • 料理人のいとこと連携して野菜料理を提供したいです
  • 食品乾燥機を買いたい。生産するブドウをドライフルーツにできれば菓子やパンに使うなど可能性が広がるんです

にしわきメモ

学生たちがそれぞれ明確な目的意識を持って学んでいることに感銘を受けました。女性や他業種からの参入など担い手の多様化を見据え、ICT農業を進める必要性を実感しています
集合写真

[お問い合わせ]
府立農業大学校
TEL:0773-48-0321 FAX:0773-48-0322
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京都府立林業大学校

京都府立林業大学校

林業専門の教育訓練機関として西日本で初めて創設した府立林業大学校。森林は府の面積の4分の3を占め、古くから京都を守り、支えてきました。緑豊かな京丹波町にある同校では、広大な「森の京都」をキャンパスに、学生たちが林業に必要な知識と技術を学び、さまざまな資格を取得します。林業と一口に言っても、そのフィールドは、伐木、育林、経営、木材コーディネート、鳥獣被害対策、森林公共政策など多岐にわたります。府立大学や林業先進国ドイツの林業大学や、企業などと連携し、常に業界最先端の情報を入手。実際に森に入って機械を操作する実習も充実させ、即戦力となる人材を輩出しています。

林業教育

林業

新たな担い手に役立つ府の支援

グリーンワーカー研修

技術向上や資格取得のため、機械運転技術などの講習・研修を継続的に実施

道具購入・貸与費用支援

新規就業者が使用するチェーンソーの貸与や保護具の購入の費用を助成

府内産木材の利活用

多くの府民が利用する施設に府内産木材を導入する費用の一部を助成

学生募集案内

10月30日から一般入学の願書受付を開始(第1回・~11月20日)。出願方法や試験日程など詳しくはホームページへ

森林林業科

  • 林業専攻
  • 森林公共人材専攻

森林林業科QR
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府立林業大学校の学びの特長

実践的技術の習得

森林・林業の基礎から実践的な技術と知識まで、即戦力として活躍するのに必要な力を2年間で学ぶ

実践的技術の習得

府独自の資格

必要な技術や知識を身に付ければ「高性能林業機械操作士」や「森林公共政策士」の資格を取得可能

府独自の資格

ドイツで海外研修

ドイツで海外研修

林業先進国ドイツの林業大学において研修や学生交流を通し、見聞を広め、新たな林業経営を探る

教育INドイツ

知事アイコン西脇知事と林業大学生とでトーク

座談会・林業機器の説明

チェーンソーや防護用具などの道具について学生らからレクチャーを受けた後、林業の未来を語り合った

Q.林業を学ぼうと思ったきっかけや理由は何ですか?

A.

  • 現場実習が多く、たくさんの経験ができるのが魅力でした
  • 身の回りのものでもっと木を使ったものを提案していきたくて、まずは木のことを学ぼうと思い入りました

Q.将来の目標はありますか?

A.

  • 最近土砂崩れが各地で増えていますが、林業の仕事はこれを防止できる仕事。災害防止に役立ちたいです
  • 子どもたちに木育を広めていきたいです

にしわきメモ

学生たちの森林への思いと真摯(しんし)な学びに触れ、森林作業で使う道具の安全性についても体験できました。彼らの活躍の場を広げるためにも府内産木材の需要喚起などの施策に取り組んでいきます
集合写真

[お問い合わせ]
府立林業大学校
TEL:0771-84-2401 FAX:0771-84-0797
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京都府漁業者育成校海の民(たみ)学舎

京都府漁業者育成校海の民学舎

漁業者としてのスキルを学び、府の漁業と漁村のこれからを支える人材を育てる海の民学舎。漁業関係団体、行政、そして漁村の人たちの協力態勢で、研修から就業、住居確保、経営まで全面的にバックアップしています。
 研修期間は2年間。1年目は漁業や水産研究の専門家による講義・実習で基礎的な知識・技術を学びます。2年目は漁村に住みながら、各自の希望と受け入れ事業者の調整ができた漁業種(定置網、底びき網、トリガイ養殖など)で実地研修を継続。地域に根差して活躍できる漁業者を育成します。研修中は宿舎を利用でき、授業料の返還制度、給付金制度の活用もできます。

底びき網研修

潜水

漁業

新たな担い手に役立つ府の支援

住居確保をサポート

市町と連携し住居を斡旋(あっせん)。空き家利用の場合は改修経費の支援制度あり

経営力向上講座

若手漁業者などを対象に、他府県の事例研修や経営研修などを開催

漁船・漁具リース事業

府と市町が連携し、若手漁業者の中古漁船などの購入費用の約2/3を補助

研修生募集案内

現在、一般選考の願書を受付中(第1回・~10月18日)。面接試験は10月31日です。出願方法や試験日程など詳しくはホームページへ

海の民研修生募集案内
ホームページ(外部リンク)

海の民学舎の学びの特長

多彩な研修

水産物の加工や調理、流通販売まで行う6次産業化を視野に入れた研修プログラムを用意

調理、流通販売

漁村で現地研修

2年目には漁村に住みながら、定置網、底びき網など、希望と受け入れが合致した研修先で現地研修

現地研修

就業・定住までしっかり支援

地域の事情に精通したチューター(相談役)が、漁村に溶け込んでスムーズに就業できるよう、技術の習得から生活面まで、きめ細かくサポート。漁村の担い手となるまでを長期間支援

長期間支援

船の操縦

獲りたて

知事アイコン西脇知事と研修生・修了生らとでトーク

知事トーク

見学

地元漁業者の倉さん(伊根浦漁業 株式会社)、石倉さん(有限会社 新井崎水産)による漁港の案内の後、若者たちと懇談

大物魚

Q.漁師の仕事の魅力と今後の展望を教えてください。

A.

  • 海のある生活をしたいなと思ったときに、人材不足の漁師を選びました。学舎で学べるのはありがたかった
  • やり方次第では良い職業です。いつかは民宿運営もしたい。
    生活の安定なら養殖も手ですが、獲るのが面白いですね

Q.未来の漁業のために必要なことは?

A.

  • 10年20年先を見据えると労働力確保が大変。
    『海の民学舎』を志望する若者がもっと増えてほしいです

にしわきメモ

伊根の漁業者のもとで実地研修中の学舎生たちは、実際に操業中の漁に携わっていることもあり、表情にプロとしての気概が感じられました。彼らの活躍を、府は全力で応援していきます

集合写真

[お問い合わせ]
海の民学舎
TEL:0772-25-3030 FAX:0772-25-1532
ホームページ(外部リンク)

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お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4075

koho@pref.kyoto.lg.jp

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