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令和2年 年頭のごあいさつ

夢や希望を実現できる年に

京都府知事 西脇 隆俊

京都府知事 西脇 隆俊

 新年あけましておめでとうございます。
 府民の皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返って

 昨年は新天皇が即位され、平成から令和へ、新しい時代が幕を開けました。令和という元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という願いが込められております。日本文化の中心である京都府として、府内の多様な地域文化を世界へ発信していく務めを改めて自覚する契機ともなりました。
 振り返りますと、6月のG20大阪サミット、9月のICOM(国際博物館会議)京都大会、そして先のラグビーワールドカップ2019日本大会と、折々に多くの観光客の皆さまにお越しいただき、世界中から日本が、そして京都が注目される一年でありました。
 さらに、京都大学ご出身の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞され、2年連続で京都ゆかりの方が栄誉に輝くという大変うれしい出来事もございました。
 一方、京都アニメーション第1スタジオの放火によって多くの方々が亡くなるという大変痛ましい事件も起こりました。衷心よりお悔やみを申し上げますとともに、今なお治療を続けておられる方々の一日も早いご回復を祈念申し上げます。京都府といたしましても、引き続き、被害者やご家族の皆さまに寄り添った支援をしてまいります。


「京都夢実現プラン」始動

 われわれが置かれている社会情勢を見渡すと、少子・高齢化と人口減少の本格化に加え、グローバル化の進展によって国際情勢の変化がわれわれの生活にも直接影響を及ぼす状況にあります。また、頻発する自然災害など多くの課題が横たわっています。これらに対応するため、京都府では昨年10月、府政運営の指針となる新しい京都府総合計画「京都夢実現プラン」を策定いたしました。
 この総合計画は、「一人ひとりの夢や希望が全ての地域で実現できる京都府」という2040年の将来像をめざし、行政分野や地域ごとの具体的な取組方策等を定めたものです。府民の皆さまや地域、企業などと共に取り組みを進め、総力を結集し、めざす将来像の実現に向け果敢にチャレンジしてまいります。


京都の潜在力を生かすために

 本年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020」)が、そして来年にはワールドマスターズゲームズ2021関西が開催されます。こうした機運の中、府内初となる専用球技場「京都スタジアム」が完成し、迫力のあるスポーツイベントを臨場感いっぱいに楽しんでいただけるようになりました。同スタジアムを京都府中北部地域へのゲートウェイとして地域活性化を図るとともに、スポーツを通じて関西一円を元気にしてまいります。
 そして、東京2020の開催に合わせ、日本の美を体現する「日本博」が文化庁主導のもと全国で開催されます。この機会に京都府では「京都文化力プロジェクト2016-2020」の総仕上げとなる総合的な文化の祭典を開催するほか、2021年度を目途とする文化庁の京都全面移転を見据え、文化の保存、継承、創造、発展にも力を注ぎます。
 また、伝統産業とその技を生かした新技術、観光・文化産業、ハイテク産業が三位一体となり、さらに大学等が集積した京都の潜在力を大いに発揮することが求められます。
京都経済百年の計となる「京都経済センター」を核に、起業から成長支援、海外展開、人材育成まで、イノベーションが起こり続ける事業環境の創造を進めてまいります。


共に、新しい時代へ

 こうした取り組みの源は人であります。就任以来、一貫して進めてきた「子育て環境日本一」の実現に向け、2040年までに全国平均並みの合計特殊出生率を達成するべく「子育て環境日本一推進戦略」を策定しました。この目標の達成は容易なことではありませんが、「水滴石を穿つ」と申します通り、粘り強く取り組んでまいります。
 今年は、十二支の始めである子年。『漢書』律暦志によると、新しい生命が種子の中に萌し始める状態を表しているとされています。この新しい年を、府内全ての地域が活力にあふれ誇りを持てる、新しい時代の京都を築き上げるための第一歩とするため、共に歩んでまいりましょう。
 今年一年の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。



府民の皆さまのお声を、府政に反映できる府議会を目指して

京都府議会議長 田中 英夫

京都府議会議長 田中 英夫

 令和2年の年頭に当たり、府民の皆さまに謹んで新年のお祝いを申し上げます。
 皆さまには、晴れやかに新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 京都府議会は昨年4月、京都府議会議員一般選挙により60人の議員が選出され、私も第81代議長に就任させていただき、「令和」という新しい時代の幕開けとともに、新たな体制がスタートしました。
 京都府議会議員一同、府民の皆さまから頂いた信託を胸に、京都府政の推進と府民福祉の向上のために、全身全霊をもって取り組んでまいります。

昨年を振り返って

 さて、昨年を振り返ってみますと東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、これからの日本をけん引する若者たちが世界で活躍する姿を目にすることが多くありました。特に日本で開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会では、京都ゆかりの選手の活躍で大いに盛り上がりました。本年も元気でわくわくする年でありたいものです。
 一方で、国内各地で度重なる台風や集中豪雨が発生し、ライフラインに甚大な被害が発生した一年でもありました。
京都府もこれまで台風や豪雨による被害を受けてきただけに、改めて防災・減災の取り組みを力強く進める決意をしたところです。また、日本中を震撼させた京都アニメーションの事件も忘れてはなりません。被害に遭われた方々に改めてお悔やみ、お見舞いを申し上げますとともに、こうした凶悪犯罪が繰り返されることのない安心・安全な社会を府民の皆さまとともに築きあげてまいりたいと思います。


「議会力」の発揮

 現在、わが国では、少子・高齢化による人口減少やさらなるグローバル化・情報化の進展など社会構造の変化によるさまざまな課題に直面しております。
 こうした府政の課題に対し、府議会がしっかりと「議会力」を発揮するために、選挙区ごとに選出される議員は、それぞれの地域の課題や要望をしっかりと把握し、地域の多様な可能性を感じながら、それらを府域全体の発展に資する府政の方針・政策・施策として鍛え上げる「議員力」を向上させることが求められており、府議会では質問力を高める議員研修や委員会の政策提案機能の発揮を目指した委員間討議の充実など、さまざまな取り組みを進めています。
 本年は、おおむね20年後の2040年に私たちが実現したい将来像を示した将来構想や、おおむね4年間で取り組む基本計画、地域振興計画からなる府の新しい総合計画に基づき、各種施策が展開されます。府民の皆さまの実情に沿った実りあるものとなりますよう、京都府議会は府民の皆さまのお声をしっかりお聞きし、府政に反映させてまいります。


結びに

 今年の干支は最初に戻り「子」。ねずみは多くの子どもを産むことから子年は「繁栄の年」と言われております。京都府においては、子育て環境日本一推進戦略に基づき、あたたかい子育て社会をめざす施策が展開されています。また、昨年3月にオープンした「京都経済センター」を中心に、府内のイノベーション拠点とのネットワークを生かした交流や協働が進展しているほか、スポーツ振興・地域振興をけん引する「京都スタジアム」もいよいよ完成いたします。こうした将来の「繁栄」を支える事業や施設を基礎として、子年にふさわしい一年となるよう取り組んでまいりますので、各定例会の傍聴をはじめ、地域に出向き議会棟以外で開催する本会議や常任委員会による「出前議会」、議員が高校生と意見交換を行う「出前高校生議会」などにお越しいただき、ぜひとも皆さまのお声を私ども京都府議会議員にお寄せいただければと思います。
 結びに、皆さまにとって、令和2年が素晴らしい一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。


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