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西脇知事が府民の声を直接聞く「行き活きトーク」。今回は、「京都とっておきの芸術祭」と、丹後ちりめんの町、与謝野町を訪問しました。
京都とっておきの芸術祭は、障害のある方々が個性や才能を発揮する場。表彰式と作品鑑賞の後、みずのき美術館のキュレーター・奥山さんも交え、知事賞受賞者の皆さんとトーク。制作活動への思いや目標を聞きました。
創業300年を迎えた丹後ちりめんの産地・与謝野町では、丹後織物工業組合の方々と、世界のテキスタイル産地を目指す新たな挑戦や、丹後地域の未来について意見を交わしました。
※新型コロナウイルス感染症対策を万全にした状態で取材・撮影を行いました
(日図デザイン博物館/令和2年12月12日、旧尾藤家住宅/12月15日)
左から甫出桃子さん作「新しい朝」、AKIOさん作「びわ湖」、河岸昭子さん作「心與月倶静」、西陣工房縫製班作「あまびえちゃん」
作品の背景にある皆さんの思いを聞くことができ、作品を鑑賞する際の視野が広がったと実感しています。障害のある方もない方も、いきいきと暮らせる社会を目指して私も努力してまいります。
今後も、若手とベテランが一丸となってチャレンジしてほしいと思います。京都府としても、丹後に根付く“ほんまもん”の文化を発信していけるようサポートしていきます。
書:西脇 隆俊
コラムのタイトルにもしましたが、私の座右の銘は「雲外蒼天(うんがいそうてん)(雲涯蒼天と書くことも)」。非常に困難な状況でも雲の上には青空が広がっているという意味です。ただ黙って待っているのではなく、懸命に努力することが大切なのです。今、コロナ禍においてもふさわしい言葉だと、改めて胸に刻んでおります。大変なこの時に耐え、努力を重ねれば、いずれ青空が戻ってきます。
皆さまは座右の銘をお持ちでしょうか。どんな時に役立っていますか。私は知事としての日々において、いっそう励みにも教訓にもなっています。
京都府知事 西脇 隆俊
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