ここから本文です。
府では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月2日に補正予算109億1,500万円を専決処分※しました。また、「まん延防止等重点措置」の実施に伴い、161億円の補正予算を4月16日開催の4月臨時会に提案し、同日に可決されました。
さらに「緊急事態措置」の実施に伴い必要な施策を講じるため、171億1,000万円の補正予算を4月30日開催の4月臨時会に提案し、同日に可決されました。
これらの補正予算は、休業や営業時間短縮要請に応じた事業者への協力金をはじめとする感染防止対策や、厳しい状況にある各種産業への支援に充てられます。
※専決処分とは、地方自治法に基づき、本来は議会が議決するべき事柄について、議会の招集を待つことができない緊急の場合などに知事が意思決定することをいいます。
計 441億2,500万円
[お問い合わせ]
財政課
TEL:075-414-4411 FAX:075-441-7308
※いずれも新型コロナウイルス感染症対策を万全にした状態で行いました
2050年度の温室効果ガス排出量実質ゼロの目標に向けた取り組みの一環として、府では学術機関や企業と包括連携協定を締結しました。
4月23日、府は京都市と共に、大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所と「地球温暖化対策及び地球環境研究の推進に向けた包括連携協定」を締結しました。今後、相互の連携を強化し、地球温暖化防止や気候変動の影響への適応、環境学習等による担い手の育成など、脱炭素社会の構築に向けた取り組みのさらなる促進を図ります。
総合地球環境学研究所 所長 山極壽一氏(中央)と西脇知事(左)、門川京都市長(右)
[お問い合わせ]
地球温暖化対策課
TEL:075-414-4708 FAX:075-414-4705
4月20日、府は在京のトヨタ系列8社からなる京都府オールトヨタとの間で「電動車普及による住みよい地域環境実現に向けた包括連携協定」を締結しました。これを機に、環境・エネルギーや地域交通課題に関する実証実験に向けた連携や、災害時における外部給電車両の活用など、府民サービスの向上と地域の活性化に向けた取り組みをいっそう推進していきます。
京都トヨペット株式会社 代表取締役会長 澤井孝之氏(左)と西脇知事(右)
[お問い合わせ]
エネルギー政策課
TEL:075-414-4297 FAX:075-414-4705
3月26日、舞鶴若狭自動車道の福知山ICから綾部IC間(10.2km)の4車線化工事が完成しました。これにより、中国自動車道と接続する吉川JCTから舞鶴西IC間がすべて4車線でつながりました。
4月4日に行われた完成式で西脇知事は、災害発生時の交通確保、府北部地域の振興などに期待を寄せました。
完成式で挨拶に立つ西脇知事
[お問い合わせ]
道路計画課
TEL:075-414-5248 FAX:075-432-2074
書:西脇 隆俊
日本語にはさまざまな雨を表す言葉があります。春雨、菜種梅雨(なたねづゆ)、五月雨(さみだれ)、梅雨、氷雨(ひさめ)など季節を連想させる表現。狐の嫁入り、通り雨、宿雨(しゅくう)など雨の降り方を連想させる表現。小雨を表す擬音も、しびしび、しとしと、ぴりぴりと府内でも異なります。雨の表現は日本文化を体現しているのかもしれません。
雨といえば「夕立」の思い出があります。子どもの頃、夏の暑い京都盆地では、夕方にさっと降って短時間で止(や)む雨は、一時の涼をもたらしてくれました。雨上がりを喜ぶ蝉(せみ)の声が響く中、虹を探して空を眺めたことを思い出します。
最近の雨は情緒もなく、いきなり激しく降ったかと思うと、長雨になり、大きな被害をもたらすことが多いです。どうか皆さまも天気予報を気にして、災害発生に備え、「命を守る行動」をお願いします。
窓から雨を眺めつつ筆を置きます。
お問い合わせ