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京都府子ども議会

 府内の小学5年・6年生から公募で選ばれた子ども議員の皆さんが、事前に身近な課題を持ち寄って話し合うワークショップに参加。そこで出た意見を提案・質問としてまとめ、本来なら後日、府議会の本会議場で発表し、それに対して知事や議長らが答弁を行う予定でした。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、議場での開催に代えて、子ども議員の皆さんからの質問に知事らがビデオレターで答える形となりました。

京都府子ども議会とは?

 京都府では、議会や行政についての関心と理解を深めてもらうため、子どもたちに議会を疑似体験してもらう「子ども議会」の取り組みを行っています。

京都府子ども議会 質問と答弁はこちら

1班
一人ひとりが独立できる社会へ
みんなで思いやりの花を咲かせよう

  • 先生の業務が多すぎて、一人ひとりに寄り添うのが難しいのかもしれない
  • 相手のことを知ることが多様性を認めることになるよね
  • 先生の負担を減らすことを提案しよう

2班
体験を通して、文化とスポーツの良さや楽しさを
たくさんの人に知ってもらおう!

  • マイナースポーツも動画配信などで楽しさを周知したいな
  • 伝統工芸品を作るときの端材で生活雑貨や服を作って売り出しては?
  • 多言語で京都の文化の魅力を積極的にアピールしようよ

3班
京都を味わおう!
もっと京都を楽しめるような景観と食を目指して

  • 寺院の周辺の店の色を統一させては?
  • 野菜づくり体験をしてもらうのは?
  • 電柱を地中化するのはどうかな?

4班
すべての人の命を守れる京都

  • 災害対策や安全学習アプリを開発したらどうかな?
  • 自転車免許証の制度を大人にも広げたらいいかも
  • お年寄りから昔の災害経験を教えてもらう機会があればいいよね

5班
環境問題 一人ひとりが考えると、
それは大切なことにつながる!! 4.8℃の差

  • 温暖化による自然災害の怖さを、アニメやゲーム、お菓子のパッケージで知ってもらうのはどう?
  • 学校給食での牛乳のストローをなくしてプラスチックごみ問題を身近に感じてもらおう

6班
今、あるまちの良さや、魅力を生かした、みんなにとって
過ごしやすく、住みやすく、安心・安全なまちづくりについて

  • 車いすの方が安心して観光できる取り組みを提案しよう
  • 人口減少や観光客の減少の課題に対してできることは何?
  • 誰にとっても便利で、まちの魅力が伝わるマップアプリをつくるのは?

社会問題に関心を持ち積極的に行動できる人に

 皆さんからの提案は、どれも京都府をより良くするためにはどうしたらいいか、豊かな発想で一生懸命考えられており、とても感心しました。今回の経験は、皆さんの将来にも活かせる大切な財産になるはずです。これからも社会でどんなことが問題になっているのか、大いに関心を持って、積極的に行動してください。皆さんのこれからのご活躍に期待しています。


京都府知事 西脇 隆俊

皆さんの意見が京都府の将来に向けた取り組みにつながる

 子ども議会の発表前に、皆さんは京都府の仕事や議会の仕組みについて、たくさん勉強されましたね。皆さんからの質問や意見が、今後の京都府の将来に向けた取り組みにつながることと思いますし、子ども議会に参加したことで、皆さんがこれからも地域のいろんなことに興味を持ち、積極的に地域に関わっていくきっかけとなるよう願っています。


京都府議会議長 菅谷 寛志

子ども議会での経験をさまざまな場面に活かしてほしい

 今回、皆さんはそれぞれが問題を発見し、解決に向けてみんなで話し合い、発表の練習を重ねてこられたことと思います。ワークショップ時の映像で皆さんが意見を述べる姿を見て、とても頼もしく思い、京都府の未来を安心して任せることができると改めて感じました。この経験を学校生活や地域での活動など、さまざまな場面で活かしていってください。


京都府議会副議長 村井 弘

[お問い合わせ]
こども・青少年総合対策室
TEL:075-414-4301 FAX:075-414-4586

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