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京都府では、カナダ・ケベック州とモデルフォレスト運動や大学・高校間における青少年交流等により交流を重ねてきましたが、この度、スマートシティや映像・コンテンツ分野など交流の幅を広げ、両地域の協力関係を拡充するため、同州に訪問団を派遣し、友好提携に係る協定を締結しました。
平成28年5月26日(木曜日) 12時40分 ※現地時間
京都府副知事 山内 修一
ケベック州政府首相 フィリップ・クイヤール
a)持続可能な森林環境の保全と森林管理
b)持続可能な地域発展に向けたスマートシティの推進
c)教育、青少年、文化、芸術における交流
d)映像・コンテンツをはじめとする産業分野での経済発展
e)双方が関心を有する行政施策
【山内副知事】
山田知事のケベック州訪問などを通じ、京都府とケベック州は、環境保全、特に地球温暖化防止の観点での連携強化とともに、先進地であるケベック州からモデルフォレスト運動を学び、京都で展開し、また大学間の学術交流や高校間の青少年交流などに発展してきました。これまでの交流の経験を新たな産業分野に拡げるなど、協定締結によって、包括的で飛躍した関係を各種の分野で改めて築くことができることに大いに期待したい。
【クイヤール首相】
ユネスコの世界遺産に登録された州都ならびに古都に拠点を置くという共通点を持つケベック州と京都府は、各々の伝統を引き継ぎ、未来に向かい、決然と始動することとなりました。このたびの協定書の署名は、互いの民の利益となるイノベーションや専門知識を共有する上で素晴らしい契機となります。互いの体制の補完関係は、とりわけ研究や科学の分野で多大な好条件を作り出すものと考えます。
(協定締結式の様子)
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