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建築科(令和3年4月 「住建築・リフォーム科」にリニューアル!)

 

建築科イメージ図

>>訓練の特色 >>主な訓練内容 >>主要科目 >>トピック >>府立大学との連携事業
>>目標とする資格 >>資格取得状況 >>将来の活動分野 >>おもな設備 >>在校生の声

お知らせ

令和3年4月より、「住建築・リフォーム科」にリニューアルいたします。
そのため、本ページは令和3年3月17日をもって公開を終了させていただきます。

なお、建築科のトピックは3月まで引き続き掲載していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

 訓練の特色

大工の基礎技能が身に付く

実技実習と学科講義により、伝統的な建築様式から一般住宅まで、大工には欠かせない、基礎技能を身に付けることができます。道具の扱い、立体構造の理解、木材の基礎知識を学ぶことで、業務を円滑に進められます。

金輪継ぎの加工 中砥ぎ 加工

実務と同じ工程、同じスケールでの実技実習

木造建築を行う企業と同じ工程、同じ材料の条件で、実物大の模擬家屋を建築します。部分的な理解ではなく、構造物全体の建築実習を通して、体系的かつ実践的に学ぶことができます。

一間社流造の建立 模擬家屋面戸板施工 一間社流造土台施工

伝統構法を学ぶ

軸組構法や社寺建築など、伝統的な構法や特殊な工法についても学ぶことができます。今は木材加工が機械によって自動化されていますが、共通する基礎技能を学ぶことで、伝統構法から現代的な工法にまで、幅広く対応することができます。

丸桁加工 丸太梁墨付け 飾り金物取付け

 主な訓練内容

構造力学概論

木造建築物に加わる荷重や力の流れ、木造部以外の基礎や地盤などについて学ぶことで、部材の寸法や使用する向きや、配される理由を知ることができます。

学科講義「木質構造」

技能検定の受験

木造建築大工に必要な資格のうち、技能検定2・3級を受験することができます。1学期間中に3級に合格することで、同年度内に2級の受験資格を得ることができます。試験時間も5時間を超えるもので、課題の制作練習をするだけでもかなりの時間を要します。在校中に受検することを勧めています。

3級技能検定課題 2級技能検定課題 製図をしている様子

規矩(きく)術・工作法

規矩術とは、各部材に加工のための墨付けをするために必要不可欠な技能です。同時に、継手や仕口の選定法や、木造建築に必要な材料のつくり方や、必要材料の拾い出しなどの基礎知識を学ぶことで、模擬家屋や社寺建築の設計や加工に活かすことができます。

さしがねと隅木

器工具使用法

かんな、のみなどの刃物砥ぎをはじめ、のこぎりや玄能といった手道具類、また電気工具類の使用を訓練しています。各種継手・仕口、隅木模型などの加工組み立て、模擬家屋・社寺建築などの施工実習を通して、道具の使い方を学びます。

手道具

工作実習・木造建築施工実習

模擬家屋建築と社寺建築の2コースにわかれ、企業と同じ工程、スケール、施工法で建築課題に取り組みます。訓練生自らが計画・設計・施工までを一貫して実践することで、木造建築の工程を実践的に学ぶことができます。

隅木模型制作

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 主要科目

学科 実技
  • 建築概論
  • 構造力学概論
  • 建築構造概論
  • 安全衛生
  • 関係法規
  • 建築設備
  • 建築製図
  • 木造建築施工法
  • 規矩術
  • 仕様及び積算
  • 器工具使用法
  • 工作実習
  • 木造建築施工実習
  • 安全衛生作業法
  • 測量基本実習
  • 技能検定課題
  • リフォーム実習

 

 

 

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 トピック【令和2年度】

11月トピック

模擬家屋建築専攻の訓練では、前年度の模擬家屋が解体されました。

ただ壊すのではなく、前年度の訓練生たちがどのように設計して、どのように組み立てたのかを「解く」という訓練です。

縁板解体 解体足場組立て

二階床組み解体 一階床組み解体

設計や小さな模型をつくることが得意、空間認識や数学、高所作業が苦手、リーダーシップが発揮できるなど、訓練生それぞれの特性が見えてくる時期でもあります。

中には大工を志したものの、適性が合わないと判断した場合は、進路変更をする訓練生もいます。そのような訓練生が次なる目標を設定し、特性を活かして仕事に就けるように一緒に考えています。

次年度にリニューアルされる「住建築・リフォーム科」では、就職先の幅が広くなるように再編されております。ご参考にどうぞ→(http://www.pref.kyoto.jp/kyokgs/jukentiku.html

柱・胴差し解体 小屋組み模型

躯体模型 丸太梁加工

模擬家屋建築専攻では、丸太梁の「兜蟻掛け」(かぶとありかけ)という大型仕口の加工を訓練しているところです。前年度の1月トピックにも内容を掲載しておりますので、どうぞご覧ください。

平成31年度トピック→(https://www.pref.kyoto.jp/kyokgs/01kenchikutopic.html

丸太梁加工墨 丸太梁加工完了

社寺建築専攻訓練では、部材の加工が進み、一部組立が始まりました。

屋根の反りがつけられていても、模擬家屋の訓練でも扱う丸太梁同様に、水平と垂直が重要になります。

社寺・部材 社寺・破風加工

社寺・建方 社寺・妻梁加工

建築科の訓練の良いところは、技能を磨けるというところです。
仮想空間や理屈だけではなく、実際に手を動かして五感を存分に使って経験することも建築職人にとって重要な要素です。自然素材を扱っていることを忘れてしまうと、訓練も仕事も無機的になってしまいます。

垂木・扠首束取り付け 丸桁加工

私たち指導員も、自然素材のひとつである「人」と対峙していることを忘れないように、個人や業界の幸せのためになれるように努めてまいります。

 

【過去の令和2年度トピック】

 これまでのトピック

平成31年度トピック 平成30年度トピック 平成27年度トピック
平成26年度トピック 平成25年度トピック  

 

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 京都府立大学との連携事業

関連する分野を学ぶ学生らとの交流や相互理解を深める為、平成29年度より、京都府立大学の生命環境学部森林科学科と環境デザイン学科の2学科との連携事業を実施してきました。

府立大学との連携事業の様子1 府立大学との連携事業の様子2

通常の訓練にはない、建築設計やデザインや、樹木の生育や特性などについて学ぶ事ができます。

府立大学との連携事業の様子3 府立大学との連携事業の様子4

 目標とする資格

技能検定3級

技能検定3級作業の様子1 技能検定3級作業の様子2 技能検定3級作業の様子3

令和元年度 受験結果

訓練生数 受験者数 合格者

16名

14名

10名

(建築・工業系高卒者は受験不要)

現在の技能検定建築大工3級の課題は、「隅木」「垂木」「梁」「柱」「桁」といった部材が組み合う課題となっております。

この課題は、平面図と立面図の「読図」、墨付けのための「規矩術」の理解、指定の寸法を守る「加工精度」が急所となっております。

大工基礎技能が多く含まれる初級レベルの課題となっており、3級の受験は、大工職への適性を判断するのにも適していると思われます。

技能検定2級

技能検定2級作業の様子1 技能検定2級作業の様子2 技能検定2級作業の様子3

令和元年度 受験結果

訓練生数 受験者数 合格者

16名

6名

3名

現在の技能検定建築大工2級の課題は、「四方転び」の踏み台となっています。

「四方転び」とは、寺院にある鐘楼堂や、神社にある手水舎などの柱に用いられる特殊な部材です。一般的に柱は垂直に立てられますが、四方転びの柱は内側に傾けて立てられています。それにより、柱と接合される部材にも傾きに応じた加工が必要となります。

「読図」「規矩術」「加工精度」といった要素についても、3級に比べてより高度な理解や技能が必要とされます。

その他

  • 木造建築士(実務期間短縮)
  • 2級建築士(実務期間短縮)

 資格取得状況

入校年度別合格者数

必須受験

資格名 H29 H30 R01
合格率 合格者数 合格率 合格者数 合格率 合格者数
技能検定3級 建築大工
【中央職業能力開発協会主催】
83% 10 56% 5 71% 10

任意受験

資格名 H28 H29 H30 R01
技能検定2級 建築大工
【中央職業能力開発協会主催】
  2   3

令和2年11月20日現在

 将来の活動分野

  • 一般建築及び社寺建築業界

 おもな設備

手押し鋸盤/角のみ盤/丸鋸傾斜盤/帯鋸盤/ほぞ取り盤/超仕上げ鉋盤/刃物研削盤/レベル/平板測量器/CAD/グラインダー/ホイスト/インクジェットプロッタ/トランシットなど

 在校生の声

「憧れの宮大工を目指して」

建築科 2019年度 入校生 岸本祐樹さん

<在校生の声>顔写真私は、幼い頃からものづくりが好きで、友人たちと、のこぎりや玄能をつかって「大工さんごっこ」をして、小屋を建てたりして遊んでいました。中学生の頃には、材木の製材や、社寺建築の現場を見学する機会があり、自分も宮大工になりたいと思うようになりました。

その後、建築科のある高校に進学し、設計の仕事にも興味があったので、建築士も目指せる大学へ進学し、京都に住むことになりました。


 

休日には、寺院や神社を見学して過ごしている中で、清水寺を拝観したとき、改修工事をおこなう大工さんを見たことがきっかけで、やっぱり大工になりたいと思う気持ちが強くなっていきました。そこでインターネットで、この専門校を知り、説明会に参加しました。訓練内容を聞いて、社寺建築を行う工務店からの求人もあることがわかり、入校を決意しました。

<在校生の声>実習1 <在校生の声>実習2

一学期は、鉋や鑿の刃物砥ぎから始まり、継手や仕口の加工、墨付けや規矩術の基本を学びました。二学期からは模擬家屋建築と社寺建築を学ぶことになります。大工技術の習得は、想像以上に難しい反面、想像していた以上の楽しさを実感しています。残りの訓練も真剣に取り組み、修了後は、日本の伝統建築を守るために、さらなる修行を積み、一人前の宮大工になります。

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お問い合わせ

商工労働観光部京都高等技術専門校

京都市伏見区竹田流池町121-3

ファックス:075-642-4452

kyokgs-k1@pref.kyoto.lg.jp

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