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鴨川真発見記<55から60>

  

鴨川で個性あふれるメリークリスマス(第60号)

 

サンタクロースも大集合

 

 早いもので今年もあと僅かです。「鴨川真発見記」も第60号を迎えて今年の最終号とさせていただきます。

 クリスマスイブを含んだ12月22日~24日の三連休に鴨川を歩いてみました。また12月22日は三条ラジオカフェという地域FM放送に「鴨川真発見記」をネタにラジオ出演させていただきました。

 

 「鴨川真発見記」筆者として京都土木事務所NとYのコンビでラジオデビューです。

 

 この日は午前10時45分から打合せということで、高野橋から高野川・鴨川を経由して鴨川の様子を眺めながら三条寺町にある収録スタジオに向かうこととしました。

 

 高野川沿いの葉の落ちた実のなる木では「ムクドリ」がその実を咥えて腹ごしらえをしています。葉が無いと野鳥の様子も良く観察できます。

 

<逆光で撮影時には何か解りませんでしたが>

クリスマス1

<拡大してみると「ムクドリ」でした>

クリスマス2   

 

 水辺では「イソシギ」がミミズのようなものを洗っているようです。

<ミミズなのか?>

クリスマス4

<なんでしょう>

クリスマス3 

 野鳥は飛びながら糞尿を排泄するので、たまにこんな風にその跡を残します。京都市の衛生環境研究所では、鴨川で野生鴨の糞を採取して鳥インフルエンザウイルスの検査を冬の期間、定期的に実施されているとお聞きしています。

 10年程前に発生した南丹地域での鳥インフルエンザでは沢山の鶏が殺処分されました。私ども京都府職員もその任務に従事したことを思い出します。再び起こらないように備える検査だと思います。

 

 それにしても、どうして鳥の糞は白くなるのかと「ふと」思います。

<なんという名の野鳥の糞かは解りませんが>

 クリスマス5

 高水敷では、「ユリカモメ」が人の散歩する後を「エサ欲しい」とでも言っているように単独で「トコトコ」歩いています。

 <伸びをしながら何を待つ>

クリスマス6 

<こっちを見ても何もないよ>

クリスマス7

 こちらでは海外からのお客様のグループが飛び石を楽しんだ後、昼食にとのことで「“そば”か“ラーメン”の美味しいお店は近くにありますか?」と通訳の方に声を掛けられました。

 食いしん坊の私ですが、沢山お店がありすぎて一店をチョイスに迷ったのですが、京都在住の方ならよく知っているお店を紹介しておきました。

 <・・・・なら近くにありますよ>

クリスマス8

 秋にはピンクの綺麗な花を咲かせていた「フヨウ」も実を結び種をたわわに付けています。

 冬っていうのは新しい命を準備する季節なのですね。

 <緑の葉とピンクが鮮やかだった「フヨウ」も冬色です>

クリスマス9 

クリスマス10

 そうこうしているうちに収録スタジオに到着です。

 いよいよ「鴨川真発見記」が電波に乗ります。収録ではパーソナリティーの絹川さんのリードでN・Y共々驚くほど自然にお話することができました。放送は当日と翌日、12月29日(土)15時30分から16時、30日(日)10時30分から11時に再放送がオンエアされます。

 京都市内の屋外なら聞くことができますので、タイミングが合えば聞いて見て下さい。

 

 収録を終えて再び来た道を歩いて帰路に着きますと、川の中に「長ネギ」が引っかかっておりました。「何故?」「捨てた?」「落ちた?」「飛び込んだ?」調理前の食材が川の中にあることが気になって仕方がありません。

<拾って刻んでみようか>

クリスマス11

 冬の鴨川では良く目にする光景ですが、野鳥にエサを与える方が目に付きます。子供が少量のエサを与えるのは許容範囲かもしれませんが、大量のえさやりはヤメテいただきたい。トンビもそのエサを狙っています。

<最近よく野鳥の群にトンビが急降下しています>

クリスマス12 

<トンビが旋回しています>

クリスマス13 

 翌日もまた鴨川オタクの本領発揮で川へと脚が向きます。

 ホントに「ユリカモメ」の単独行動が目立ちます。街灯の上で何を眺めているのかわかりませんが。

野草の種も風に吹かれて旅立つ準備が整った様子です。

<何を見つめるユリカモメさん>

クリスマス14

<誰かにくっついて移動します>

クリスマス15

 

 

 鴨川近くの有名な豆大福を購入し、鴨川で賞味されている姿もよく見かける光景です。川を眺めながらの甘味もまた格別でしょう。でも「トンビ」には気を付けてくださいね。

<上をみてから食べてください>

クリスマス16

 なんと「メリークリスマス」&「ハッピーウエディング」です。三重県からお見えになった新婚さん。結婚の記念に鴨川でウエディングドレス・タキシード姿での撮影です。

 「おめでとうございます」と声を掛けさせていただきました。

<鴨川の冬の景色も人気スポットなのですね>

クリスマス17 

 

 クリスマスですね~。サンタクロースが大集合です。第11回を数える「サンタになろう会」主催のサンタマラソンです。そういえば昨年もサンタクロースが集団で走って行く姿を目にしました。もちろん京都土木事務所にも届けを出していただいております。クリスマスらしい衣装で参加すれば誰でもOKとのこと。撮影も事前に参加者に告知してあるのでOKとのことですのでサンタをたっぷり御紹介します。

<主催者からの説明を聞く参加者>

クリスマス18

<雪だるまもスタンバイ>

クリスマス19  

<おしりが汚れたのもご愛嬌> 

クリスマス20 

<サンタ、トナカイ、雪だるま>

クリスマス21 

 

<さあスタートです>

クリスマス22  

<私が一番になるんだ>

クリスマス23 

<楽しいマラソンです>

クリスマス24

<我々はマイペースで行きましょう>

クリスマス25 

<雪だるまベビーもレースに参加>

クリスマス26  

<「くまもん」も参加です>

クリスマス27

<会場を盛り上げます>

クリスマス28

<暑い!もう脱ぐ>

クリスマス29 

<はい、頑張って>

クリスマス30

<ゆっくり歩くのもOKです>

クリスマス31 

<愉快な音楽隊で参加です>

クリスマス32

<記念に一枚>

クリスマス33 

 

 最後に出会ったのが懐かしの「パックマン」。黄色いパックマンと水色のモンスター(「キマグレ」“アオスケ”)がやってきました。

 出会った人にパックマンが今夜食べるメニューをアンケート。一番多くの票を集めたメニューをパックマンの覗き穴から食べるという企画だそうです。ちなみに私は「ステーキ」に一票を投じておきました。

クリスマス34

 一年を締めくくる第60号は「野鳥あり」「人あり」でお届けしました。

 来年も「鴨川真発見記」をよろしくお願いいたします。

 皆様良いお年をお迎えください。

                                           平成24年12月26日 (京都土木事務所Y)

鴨川に早くも冬の到来(第59号)

うっすら雪化粧

    ほんの数日前まで晩秋の顔を見せていた鴨川も、うっすらと雪が積もって早くも冬の到来です。

<高野川上流では雪で空も真っ白です>


    第58号で落ち葉が駆け抜けていた高水敷にも白い物が舞い降りています。

<はらりはらりと舞った雪がうっすら積もります>


    寒波がやってきて、雪が降らないまでも、毎朝冷え込んで霜柱が立ったり、水たまりに氷がはったりと見た目にも寒さを感じる季節です。

<霜柱を踏みしめながらの散歩>


    霜柱の上を歩くと足跡の形に沈み込みます。シャリシャリという音を楽しみながらの散歩です。

<足跡から氷が飛び出します>


    水たまりの氷を見ると、子供の頃と同様にパリパリと割らずにはいられません。

<氷を見ると割りたくなりませんか?> 

    また、綺麗に刈り揃えられた草には毎朝霜が白く覆います。毎朝出勤前の女性がファンデーションを塗っているかの如くです。

<茶色く枯れた草を白い霜が覆います>


    上流を眺めると北の山には白く冠雪しています。

<ベンチにも白く霜です>


    毎月2回鴨川上流の雲ヶ畑を巡視している職員によりますと、同じ日の雲ヶ畑は5センチ程の雪が積もっており、真冬の様相を見せていたそうです。

<北大路付近とは雪の量が違います>


<寒そうですね>


    鴨川流域も下流域から上流域にかけては高低差もさることながら気温差も大きく、季節感も随分違うものだと改めて思うのでした。

<こちらは道路にもかなりの雪が積もっています>


    冬といえば、鴨川冬の風物詩「ユリカモメ」です。これまで、エサやりをする人に群がる光景があまりにも印象的だった「ユリカモメ」ですが、自然にエサを捕獲する姿を注意して見てみました。

<泳ぐよりも石の上に立っている方が”さま”になります>


    あまり達者でない泳ぎの姿勢から、少し飛び上がって頭を水中に押し込む動作で小魚を捕獲する様子が何とも不器用に見えるのですが、そこがまた愛嬌を感じるところでもあります。

<着水も泳ぎもどこかぎこちないです>


<セーノで少し浮かび上がります>


<ザブン!と>


<水に頭を浸けるのは一瞬です>


<シッカリ羽繕い>


    渡り鳥でない鴨川の野鳥も寒さに負けず元気のようです。これから底冷えを迎える京都鴨川に暮らす生き物も、暖かい春を無事に迎えて欲しいものです。

<ダイサギとコサギ よほど仲が良いのか>



<ダイサギがカルガモの傍に移動するとコサギも続きます>



                  平成24年12月14日  (京都土木事務所Y)

鴨川の紅葉も枝から離れて(第58号)


木枯らし吹いて冬支度です(鴨川逍遥)


    つい先日まで色とりどりに鴨川の脇を飾り立てていた「桜」や「ケヤキ」の葉も強い北風に吹き飛ばされてものの見事に丸裸になってしまいました。新緑の季節には鮮やかな緑の葉をまとう木々。少々寂しくなった頭髪をなでながら「うらやましいな」と思うのでした。

<葉が散って枝の隙間から青空が覗きます>

    舞い散った「葉」は川の中にも飛び込んで川底を彩っています。

<中洲の草も枯れ始めています>
 
    落ち葉が園路を駆け抜ける様子を眺めていると、空にはカラスの大群が舞っています。
鴨川にも空にも「ハラハラ」と舞い踊る賑やかな光景です。

<北風に吹かれて落ち葉が園路を舞います>
 

<空に見える黒い点は全てカラスです>

    こちらでは、鴨川の護岸を黄色く染めていた野草の花も白くなって種を飛ばしているようです。人間の白髪を連想してしまいます。

<黄色かった花も白くなって>


    あちらは同じ種類と思われる野草がまだまだ鮮やかな黄色で頑張っています。植物も個体差が大きいようです。

<まだまだ黄色が鮮やかです>


    澄んだ空気で空は青く高い中に「何雲」でしょうかぽっかり浮かんでいます。良い感じの眺めです。

<雲の流れを見ているとゆっくりと時間が流れている様です>



    川の中に目をやると、ユリカモメの団体が浮かんでいるのか、いやいや違いました。

<遠目には「ユリカモメ」の群の様にも見えます>




    コサギの群です。コサギは浮かびませんので佇んでいるのですね。

    普段は縄張り意識が強く、追いかけっこする光景を良く目にしますが、この日は団体です。以前、川の中に重機が入って作業している周りに群がって、重機の動きに「びっくりして飛び出す小魚」をみんなで仲良く「ついばんで」いました。小魚が群れているのでしょうか。

<コサギの群です>

  

   早朝に散歩していると、南の方角から上流に向かって群をなして飛来します。
    コサギは下流の木の上でコロニーを作って集団で夜を過ごします。外敵から身を守るために「夜」は身を寄せて過ごすそうです。そうやって夜を過ごし、早朝には集団登校のように鴨川に降り立って自分の縄張りに陣取るそうです。

<サギ出勤>


    いつもは首を伸ばして「せかせか」と動き回りながら小魚を捕獲するコサギも寒そうに首を「すくめ」て「じっと」佇んでいます。

    ゆっくり歩いていると、「スミマセン、通行されている方止まって下さい」と制止されてしまいました。ドラマの撮影です。当然、当事務所に許可を得て、占用料も払われておられます。
京都が舞台のドラマの撮影には「鴨川」は欠かせないスポットとなっています。

<鴨川をバックに撮影です>
 

    青い空は鴨川に写り込んで水面もスカイブルーに染めています。そのキャンバスにマガモのペアが浮かんでいます。鴨川はどこを向いても見どころ満載です。

<青い空>



<マガモのペア>


    夕暮れが近づき、東の大文字山も比叡山も真っ赤なスポットライトに照らし出されます。

<大文字山>


    「あーきのゆーうひに」「てるやまもーみーじー」と独り言も飛び出します。

<比叡山>
  

    西の空には豹が駆けている様な雲が夕日に照らし出されています。北の空にも薄いピンクの雲が浮かんでいます。鴨川の周りには「鴨川」を引き立ててくれる光景が広がります。

<雲の形もいろいろですね>
 

<鴨川上流>


    翌日のお昼休みに鴨川を散歩です。北大路橋から上流を眺めると、右岸のケヤキも左岸の「半木の道」のしだれ桜もすっかり丸坊主です。北大路橋の眺望バルコニーにも枯葉が舞い込んでいます。
 

<北大路橋の眺望バルコニー> 



    府立植物園のNさんに教えてもらった、北大路橋西詰め上流に自生している「ヤマザクラ」も葉を落として冬支度をしています。

<北大路橋西詰めに自生したヤマザクラ> 



    川の中には鴨川で冬を過ごすカモもスタンバイして「冬」を待っています。

<アイマスクの様な緑が目印のコガモ>
 

    左岸の高水敷には、落ち葉の絨毯が敷き詰めてあるようです。落ち葉の柔らかい様な、かさかさした様な感触を靴底に感じながらゆっくり歩くのも楽しいものです。

<枯葉のじゅうたん>



    「ソメイヨシノ」の枝を近くで観察すると、来春に花を咲かせる小さな芽が並んでいます。凍てつく冬を乗り越えて可憐なピンクの花ビラを楽しませてくれる「桜」もこの時期から準備が始まっているようです。
 

    葉の落ちた「木の枝」にはハトが群で羽を休めています。隠れ蓑となる「葉」が無いのでその様子が丸見えです。

<ハトが枝に「スズナリ」です>


    大きなカメラを持って北山方面を見つめる人も「晩秋」の鴨川の風景を写真に残されるのでしょう。

<北山に向かってカメラを向ける人>



    どの季節にも人の心を和ませる「いろんな」顔を見せてくれる鴨川から目が離せません。
 

                                                                      平成24年12月7日 (京都土木事務所Y)

鴨川から眺める秋の山(第57号)

五山の文字も秋の彩りに囲まれて


    第36号鴨川から大文字を眺める「京都夏の風物詩五山の送り火」で紹介しましたのが8月の終わりでしたが、「暑く長い夏」から「短い秋」も早くも終わろうとしています。

    鴨川の紅葉を御紹介してまいりましたが、今回は鴨川から眺める京都の山を見てまいりましょう。

    最初は五山の送り火の際に一番最初に点火される「大文字」です。三角おむすびに切り取られた窓の周りの木々が紅葉して文字を飾り立てます。大きな「カラフルだるま」にも見えてきます。

<文字のところに階段があるんですよね>

    次に点火されるのが「法」の文字です。こちらも高野川の紅葉と文字の周りの淡い色合いがあいまって秋を演出しています。少し怒った顔にも見えますが・・・。

<法のムのところが”むむっ”て感じでしょうか>

    鴨川から見える大文字のもう一つが「舟形」です。こちらは少し笑ったような感じで少しほんわかした感じがします。

<いつの時代の舟がモデルなんでしょうか>



    鴨川から見ることが出来る大文字、五山の送り火の時には気が付きませんでしたが、北大路橋の上からなら角度によって見ることが出来ます。今回は省略します。

    この五山に雪が舞い降りてうっすら雪化粧をすると、今度は白のキャンバスに文字の部分がくっきり浮き出します。そんなタイミングに出会えたら御紹介します。

    比叡山も紅葉が綺麗に山を染めています。コチラは高野川からの眺めですが見上げる山は雄大です。

<松ヶ崎橋から上流西を望む>


<どっしりと比叡山が鎮座しています>


    この比叡山から流れ出て高野川に注ぐ音羽川も京都土木事務所の管理河川です。
    こちらの川は昭和の初めから、山からの土砂流出による災害が続いたため、幾重にも治山ダムや砂防ダムが設置されている河川です。韓国からも毎年の様に視察に来られます。

    そんな音羽川の紅葉もあわせて紹介します。「砂防学習ゾーン」としても整備されている区域の紅葉も良い色に色付いていました。ボランティアのゴミ拾いの方ともお会いしました。


<程よく紅葉しております>


<この付近には色んな案内板が設置されています>


    少々キツイ階段を登ると市内を紅葉の間に街を見ることが出来ます。爽快な気分が味わえます。

<瀧のように流れる水からはマイナスイオンが>


<晴れているともっと遠くまで見えます 是非ご自分で>



    ところ変わって出雲路橋からの朝の景色です。朝日を浴びて立ち上る朝霧が消えゆく様子です。凛と冷え込んだ空気の中で眺めるのも気持ち良いひとときです。

<里山から湯気が立ち上っている様な感じもします>


<消えてゆくこのタイミングがいいですね>



    そんな出雲路橋に夕刻通りかかると、さっきまで雨を降らしていた雲が低く流れ、その切れ間の上には夕日に薄く染まった雲が見えています。こんなの見たことあったかなと考え込んでしまいました。

<雨雲と夕焼けも結構綺麗です>

    鴨川真発見を始める前は何年も空をじっくり眺めることもなかった様に思います。 

    鴨川に立つと河川部分の空が開けているせいか自然と空を見上げます。みなさんも鴨川でゆっくり空を見上げてみませんか。
                            平成24年11月28日 (京都土木事務所Y)

秋の一日鴨川ぶらり歩き(第56号)



色んな楽しみ方と会いました


    秋の「凛」とした空気の中、鴨川べりをそぞろ歩き「色んな方」の「色んな休日」の楽しみ方と出会いました。

    鴨川の木々も赤や黄色に色づいて冬支度を始めました。「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」「収穫の秋」などなど秋を表す「言葉」はたくさんあります。どれも魅力的ですが、そんな言葉がぴったりな「鴨川の秋」を紹介します。

<鴨川も真っ赤に染まって>




    最初に出会ったのは、仲良くトランペットの練習をするお二人。鴨川に向かってトランペットの音色がやさしく響いていました。川端通りの傍で控えめな音量です。楽器を鳴らす時は人の迷惑にならないように時間と場所を考えて気持ち良くを心がけてくだいさいませ。

<仲良く鴨川に向かって奏でるメロディーは>

   

    続いては、鴨川を散策する人に抹茶を振る舞う青年と会いました。お茶の良さを多くの人に知ってもらうためにお茶を点てておられるようです。私も一杯いただきました。抹茶を口にする機会はあまりありませんが、少し和の心みたいなものを感じました。でもバーベキューはしないでくださいね。

<結構なお点前で>
 


    次に出会ったのは、ソーランを練習する若者達です。昨年京都で開催された「国民文化祭」でもソーランのチームが御池通で見事な舞を披露されましたが、鴨川で練習するチームを良く目にします。
    みなさん明るく活き活きとしていて、集団で何かを作り上げることの「達成感」が伝わってきます。

<笑顔が良いですね>


<若さはじける年頃です> 
 


<人が通る所を避けての練習です>
 


    こちらは飛び石で遊ぶ人達です。舟の上に座り、少し冷たいながらも心地良い風を受けながら「北山」や「鴨川」の風景を楽しむ人。

<そのまま舟が上流へと進むと楽しいでしょうね>



    飛び石に並んで記念撮影も良い思い出になることでしょう。飛び石は鴨川を渡るだけでなく水に親しむ「親水施設」としても人びとに愛されているのだなと感じます。

  <海外からのお客さんも飛び石を利用>
  

    この翌日、出町で記念撮影されている方にもお会いしました。

    カメにまたがってどこを目指すのか。この飛び石が設置された当初には飛び石設置の試みは未来(10年20年と経過してから)にならないとその是非は解らない。

    「カメは万年」その未来を見続けるタイムマシーンと解釈された大学教授がおられました。

    その20年以上が経過した現在、みんなに親しまれる存在となった様です。

<カメの背中は大きくて安定しています>


<この記念写真 未来の思い出に>



    こちらはアメリカンフットボールの応援練習のチアリーディングチーム。小さい子からお姉さんまで、一緒に練習することは、色んな人間関係を学ぶ良い機会だと思います。

<ハイ、みんなお姉さんの真似してね>



    コチラも「ソーランチーム」と同じで何かを集団で作り上げる達成感を味わえそうです。応援するアメリカンフットボールチームが勝利すればその達成感も“ひとしお”のことでしょう。

<オー ゴーファイト>


<小さいお子さんもしっかり踊っています>   

 
    そのお隣では、アメリカンフットボールの練習を終えた男子が、グラウンドに散らばった落ち葉を掃き集めています。いつも練習が終わるとお世話になったグランドを清掃されているそうです。これも鴨川を愛する気持ちの表れだと感心しました。

<みんなで並んで掃き掃除>
 

<みんなで落ち葉を集めます>


    「天高く馬肥ゆる秋」を感じる風景です。空の「青」と浮かぶ雲の「白」そして赤く色づく木々がとても綺麗です。このロケ-ジョンで練習するのも気持ちが良いと思います。京都の顔「鴨川」を再確認しました。

<澄んだ空が鴨川の紅葉を引き立てます>
  

<京都の顔「鴨川」は季節毎にその魅力を見せてくれます>




    続いては、サッカーチームです。サッカーは弾んだボールが鴨川へ飛び込むことも“しばしばです。もう水も冷たいですが水に入って救出です。くれぐれも足元に気を付けてください。慎重にも慎重を重ねてお願いします。

<シュート>


<足元に気を付けてね>
 


<ボール救出成功です>


    空を見上げると真っ赤なヘリコプターが鴨川沿いの「府立医科大学付属病院」の屋上に舞い降りてきました。

  
  
    と、そのすぐ傍の落差工でシャワーを浴びているのは“オオサンショウウオ”のようです。鴨川のオオサンショウは以前にも紹介しましたが、「ハイブリッド」といって「日本古来種」と「中国種」が交配した個体が“ほどんど”との調査結果が出ているそうで、これもハイブリッドかなと思いながら眺めておりました。
 

<日本種?中国種?ハイブリッド?わかりません>

 

    「鴨川冬の風物詩」といわれる“ユリカモメ”。いつも群でいるのにこの一羽は単独行動です。いつもは単独で目にすることが多い“カワウ”4羽と一緒に羽を休めていました。「ユリカモメにも一匹オオカミがいるのかな」

<一羽で”ぽつん”と>


<対照的な黒を基調とした”カワウ”に囲まれて>

 

<勝手気ままな一人旅ですか?>


    なんて思いながら歩いていると、目の前を小さな碧い生き物が横切りました。もしやと追いかけてみると、“カワセミ”ではないですか。鴨川を散歩していて何度か目にしましたが、なかなか綺麗に写真に納めることができませんでした。少し遠目ですが“カワセミ”と解る写真が撮れましたので紹介します。

<真ん中の碧い点がカワセミ>


    私が使っているカメラではこれ以上の望遠が効きません。こんな時はもう少し上等のカメラが欲しいなと思うのでありました。(使いこなせませんけど)。

<もう少し寄ってみましょう>


    鴨川の人・自然と触れあって秋の一日を終えました。鴨川の魅力はますます私を「鴨川オタク」へと導くのでした。

<少ししつこく追いかけてみました>

                                                                平成24年11月12日 (京都土木事務所Y)

治水工事のお話(第55号)


工事編 臨時便第1号(西高瀬合流点)


    今回は「鴨川真発見記」の臨時便として、京都土木事務所では鴨川の工事をどんなふうにに進められているのかを紹介します。

    皆さんは、秋の紅葉を迎える頃から鴨川でいろんな工事が始まることを御存知でしょうか?

    川を管理・整備する上で1年を2つの期間に分けています。

    6月16日から10月15日までの「出水期」とそれ以外の「非出水期」です。「出水期」には”梅雨””台風””集中豪雨””秋雨”と雨を降らせるお天気用語が並びます。これにより川に出てくる水が多くなる期間なのです。

    河川の中で行う工事では、一時的に水の流れを妨げたり、堤防の一部を削ったりしなければならないことがあります。その工事中に川が増水すれば、水を安全に流すことができず、洪水の危険を増やすことになります。このため、工事は「出水期」を避けて「非出水期」(10月16日から6月15日)の期間に行います。

※河川により「出水期」の期間は多少違います。

    今年も鴨川の下流域(伏見区から南区)で「護岸工事」が始まりました。この工事は増水時に水が当たる河岸(低水部)に石を張ることで堤防を強化して水が安全に流れるようにするものです。

    この工事現場では、工事前に貴重な植物が生えているかどうかを「詳しい人」に調査をお願いしました。その結果「生えている」ことが確認されましたので、違うところへ移してあげました。

<これは貴重な植物だ!>

<ここからは避難しましょう>

    また、工事の準備の際に水たまりに取り残されて「死んでしまわない」様に”ナマズ”などの魚の引っ越しをしました。工事をする人達みんなで手に手に”網”を持っての馴れない作業でしたが、無事救命することができました。

<大きなナマズです>

<カワムツやオイカワも野鳥から逃げ延びるようにがんばれ>

    さて、工事現場の一日は安全確認から始まります。現場事務所の前に全員集合し、今日の作業の注意点を確認します。みんな真剣に声に出して反復します。

<今日の安全確認を始めます>

    今日も一日「安全第一」「無事故」でお願いします。

<安全確認よーし>

    「護岸工事」をするために、河川の中に土を盛り上げて小さな堤防を造ります。これは、工事をするところに水が流れるのを止める為(仮締切)です。

<ぐるっと囲みました>

    囲まれた中に溜まった水はポンプで汲み出します。これで準備完了です。この時、先ほどの”ナマズ”達を引っ越しさせました。

<対岸から見るとこんな感じです>

    こちらでは、川の流れから川底を守っているコンクリートの塊「護床ブロック」を運び出しています。これらは”まだまだ”使えるので他の箇所で活躍します。

<川の中での作業もお手のもの>



    「護床ブロック」を積み込んでいるのは、クレーン機能が付いた「バックホー」です。本業は土を削る事ですが、クレーンとしても安全に物を吊り上げることができます。最近では多機能な建設機械として必需品となっています。

    「護床ブロック」を積んで運んでいるのは「キャリアーダンプ」です。このキャリアーダンプは、10トンまでの荷物を積んでキャタピラーの足回りで川の中を進むことができます。

<力強く進みます>


<別の場所に整列です>


    現在は、「護岸工事」の準備段階ですが、これからが本番です。みなさんが工事をしているところを目にされた時に「何の工事?」ではなく「あっ、あの工事」と”ピン”ときて頂ける様に随時「臨時号」をお届けしてまいります。今後ともよろしくお付き合いをお願いします。

平成24年11月21日(京都土木事務所N)

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鴨川真発見記<1から6> 

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鴨川真発見記<49から54>

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