南丹広域振興局
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中東呼吸器症候群(MERS)は、平成24年9月以降、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東地域で広く
発生している重症呼吸器感染症です。また、その地域を旅行などで訪問した人が、帰国してから発症するケース
も多数報告されています。元々基礎疾患のある人や高齢者で重症化しやすい傾向があります。
ヒトコブラクダが保有宿主(感染源動物)であると言われており、MERSが発生している中東地域では、ラクダと
接触したり、ラクダの未加熱肉や未殺菌乳を摂取することが感染のリスクがあると考えられます。また、発症した
人と濃厚接触した人での感染も報告されています。これらは、咳などによる飛沫感染や接触感染によるものであ
ると考えられています。
厚生労働省では、中東地域に旅行される方に対する注意喚起を実施しています。また、空海港にある検疫所
では、中東地域を訪問した方に対して健康相談を実施しています。中東地域に行ってラクダに乗ったなど、MERS
に感染するリスクのある行動をとった方は、検疫所にご相談ください。中東地域に渡航する際は、ラクダとの接触
を避けるようお願いいたします。
■ 相談窓口
京都府
電話番号:075-414-4726(午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く))
厚生労働省
電話番号:03-5276-9337(午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く))
詳しくは厚生労働省のホームページなどを御覧ください。
中東呼吸器症候群(MERS)について(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
中東呼吸器症候群(MERS)(国立感染症研究所ホームページ)(外部リンク)
中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
お問い合わせ
南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所
南丹市園部町小山東町藤ノ木21
電話番号:0771-62-4751
ファックス:0771-63-0609